2024年8月23日放送の水川あさみさん主演TBS金曜ドラマ「笑うマトリョーシカ」9話のあらすじネタバレ感想と考察をご紹介します。「笑うマトリョーシカ」9話で道上の父親を殺害した犯人が富樫であると判明しましたが、原作と違うのか?ネタバレをご紹介です。
笑うマトリョーシカ9話あらすじネタバレ!ついに浩子の口から真実が!?
浩子(高岡早紀)の母で、清家(櫻井翔)が政治家になるきっかけとなった祖母が「劉英華リュウインファ」という中国人であると知った道上(水川あさみ)たち。しかも英華は生前「復讐」の意味を持つ中国語をよく口にしていたという。その言葉にどんな意味が隠されているのか…。道上が考えを巡らせる中、清家は新たに、国民の直接投票で総理大臣が選ばれる「首相公選制」の採用を提案する。国民から絶大な人気を誇る清家が総理となるための布石とも取れる発言に道上は、その裏で手綱を引く浩子の存在を改めて感じるのだった。
一方、B G株事件への関与が疑われる諸橋大臣(矢島健一)の失踪中の元秘書・富樫(吉岡睦雄)の行方を追う鈴木(玉山鉄二)は、富樫が裏社会で生きているという情報をつかむ。道上たちはB G株事件への諸橋の関与を隠蔽したのは富樫であると筋立て、彼の行方を追うが…。
引用元:公式サイト
# /(金)よる時放送
||◤#笑うマトリョーシカ◢||第8話のご視聴ありがとうございました!
第9話SPOTをお届けです母・浩子が息子・清家を操り
成し遂げたい「復讐」とはー?道上×鈴木の最強タッグが疑惑の人物に迫る!
そして再び直接対決へ_#水川あさみ #玉山鉄二 #櫻井翔 pic.twitter.com/ECj8W5o6uG
— 笑うマトリョーシカ【公式】7月期金ドラ (@matryoshka_tbs) August 16, 2024
清家の母・浩子が明かした復讐の真相とは何だったのか?
以降で「笑うマトリョーシカ」第9話のストーリーをネタバレしていきます。
失踪した諸橋の秘書・富樫の衝撃の展開
テレビで清家がインタビューを受けている様子を見ている道上たち。
清家はある政策を考えていると口にしました。
それは「首相公選制」で、国民が総理大臣を指名する、アメリカの大統領選挙のようなもの。
そんな議論が政府で行われていると知り、道上は誰が言い出したことなのだろうと思います。
数年後一番得をするのは清家。彼が将来総理大臣になるチャンスでもある。
民意をすくいあげる反面、一歩間違えると総理に権力が集中して強権的な政治になる恐れをはらんでいる。
そんな首相公選制も、ヘイトスピーチの厳罰化と同じく浩子が清家に提案させたのかも?
一方、政府の会議では清家の首相公選制の考えについて、外務大臣の諸橋が異論を唱えていました。
そして鈴木は失踪した諸橋の秘書・富樫の行方を追って、引退したベテラン秘書に会い富樫についての情報をゲット。
翌日、道上に富樫について語る鈴木。
富樫は裏社会で生きており、隠ぺいやら諸橋の汚れ仕事をしている。
諸橋のBG株事件の関与を隠ぺいし、道上の父親を事故に見せかけて殺すように指示した可能性が高まってきたのです。
浩子と富樫がつながっている可能性もある。
道上たちは富樫の行方を追うことにします。
良く出入りしているバーの近くを張っていると、入っていく富樫を発見!
店に事前に入っていた山中が富樫の様子を伺っていると、富樫はトイレに入っていきます。
しかしなかなか出てこずに、様子を見に行くと、裏から逃亡してしまったのです。
道上と鈴木が追うも、富樫は姿をくらましてしまいます。
その頃、清家は道上のSNSを見ていました。
「首相公選制は強権的政治を生む危険性をはらんでいることも、与党には慎重に議論してもらいたい」
イイねをして清家は、複雑な表情を見せています。
翌日、山中から清家に富樫が見つかったと連絡が!
富樫は川で遺体で発見されたのです。
道上の父親を殺害した犯人の正体が判明!
当初は自殺と思われていたが、事件性が出てきたと言う。
ビルから飛び降りたが命を取り留めた富樫の部下が色々話しているようで、写真を見た道上は、その男が自分を尾行した男だと気づきました。
名前は村井輝夫で、富樫のもとで隠ぺいや偽装工作をしていた。
村井は道上の父親を、富樫の指示で殺したと自供。
富樫が金で雇った運転手に事故を起こさせ、そのあと村井は道上の父親のパソコンやBG株事件の資料を廃棄した。
富樫に指示をしたのは、大臣の諸橋であることも口を割ったとのこと。
しかし浩子との繋がりは出てこなかったと言う。
政府内では、富樫が死んだことで、諸橋大臣の関与が疑われ始めています。
記者からも囲まれてしまい、ネットにも諸橋大臣関与の記事が出るほどに。
浩子に会いに行く道上!そして過去が明らかに
そして翌日、道上は山中にメッセージを残して一人愛媛に向かいました。
浩子の再婚相手・小松の家にやってきた道上。
玄関先でもう話すことは無いと道上を追い返そうとしますが、道上の「フーチョー」と言う復讐の言葉を聞き、何かを話す気になった浩子。
「どこか行きたい場所がある」と言う浩子に、小説悲願に書かれていた、清家一郎に父親が和田島芳孝だと打ち明けた思い出の場所に連れて行って欲しいと道上は頼みます。
浩子はタクシーを呼ぶと言い部屋に戻っていくと、その様子を小松のヘルパーが意味深な様子で見ていました。
そして道上と浩子は、思い出の地・外泊に向かいます。
坂を上った先にある高台から海を眺める風景は、とても復讐とは結び付かないきれいなものでした。
浩子は母と過ごした日本での過去を語り始めます。
母は戦時中満州国で日本人と結婚し、日本に連れてこられた。
しかし相手の両親に受け入れてもらえず、夫にも捨てられて異国の地で一人になってしまった。
水商売で働きだし、そこで知り合った日本人客になかば強引に関係を迫られ身ごもったのが私。
子どもが生まれたことで本国に帰れなくなり、二人で日本で生きていくことに。
男に頼ることでしか生きていけない母はしまいにはふさぎ込んでしまい、お酒におぼれた。
そのときにフーチョー、復讐という言葉を言っていた。
コントロール
母の気持ちをかなえたいという気持ちは有ったが、私は男におぼれない生き方を選んだと言う浩子。
水商売で働いていたが、若いころから男たちは勝手に自分に夢中になっていた。
でも私は溺れない。他人だけじゃなく自分自身もコントロールする。
そう誓って教養も身に着けた。でも二十歳の頃には人生に退屈していた。
そんなときに出会ったのが国会議員の和田島芳孝。
和田島は度々店を訪れてくれて、話を聞くうちに彼の意志が無いように感じた。
彼は政治家を演じていた。そう思い興味がわいた。
和田島を裏で操っていたのは、和田島の母だった。
その母が死んでからは、何のために仕事をしているのか分からない辞めたいと言っていた。
そんな和田島に、浩子は母親が悲しむからと思いとどまらせました。
和田島は母親が作り上げた作品だと思ってから、自らの母が言っていたフーチョーが頭をよぎった。
そして和田島に自らの出自を明かして、中国人やマイノリティがこの国で暮らしやすくなることを願っていると話した。
すると和田島は耳を傾けてくれて、浩子の意見を自分の意見のように国民に訴え始めたと言う。
浩子は和田島のことも操っていたのです。
その頃、清家は総理から諸橋を持病を理由に表舞台から降りてもらうことにしたと聞かされていました。
「これからはますます君が頼りだ。頼んだよ」
総理からの言葉に、清家もやる気を見せています。
復讐相手は日本!?清家嘉和との結婚と死の真相
そして、再び道上と浩子のシーンに。
「この国への復讐を成し遂げようとしたんですか?」
道上のその問いに、「そうよ」と答える浩子。
そんなとき一郎を身ごもった。
しかし和田島が自らと結婚するのは難しく、身ごもったとは告げずに別れた。
そしてある考えがひらめいた。
もし男の子だったら、私たちにどんな未来が待っているのか?
母と私の願いをこの子が叶えてくれるとしたら、何をこの子に与えればいいんだろう。
「名字だ」と思い当たり、清家嘉和と結婚することにしたのです。
銀座のクラブに勤めていた時の常連客で、結婚をしようと言ってきた。
田舎の愛媛に帰って、浩子と息子、母親の面倒も見てくれると約束してくれた。
しかしほどなくして嘉和の態度は一変。浩子に暴力をふるいはじめた。
嘉和が事故で死んだ日。浩子たちは東京の御徒町の親戚の家にいてアリバイがあった。
道上は他の人間にやらせて殺したのでは?と追及すると、私が泣きつく相手は一人しかいないという浩子。
電話で一度だけ、和田島に泣きついた。
事故を仕組んだのは和田島かもしれないが、今となっては確かめようがない。
その後一度だけ、和田島に会ったと言う浩子。
和田島は息子にと腕時計を渡して去って行った。
その腕時計を清家一郎はしっかりと身に着けています。
一郎は和田島のいいところを受け継いで、素直ないい子に育っていった。
あの子が出世をする姿を見るたびに、全てを捧げて良かったと思う。
ハヌッセンは浩子じゃない!?
そして道上は核心に迫る質問をしました。
「あなたは清家さんに権力を握らせて、この国をどうするつもりですか?彼を裏で操るハヌッセンはあなたなんですよね?」
黙って見つめる浩子ですが、こう語り始めます。
「ここまでよく調べたわね。でも肝心なところにはたどり着けていない」
そう言って去って行こうとする浩子。
道上はBG株事件の証拠のテープを持っていると追及し、事件の隠ぺいに関わっているのでは?と尋ねます。
そして清家の論文を鈴木に送った理由を聞くも、「私は送ってない」と浩子は言うのです。
「じゃあ、誰が・・・」
「もうこれ以上、あなたに話すことは何もない」
そんなラストで締めくくられた第9話!
笑うマトリョーシカ9話の犯人の正体は原作と違う?
浩子の過去がかなり明かされましたが、まだまだ肝心なところにはたどり着けていない道上。
一方で、ついに道上の父親を殺害した犯人が判明しました。
その正体は失踪した諸橋の秘書・富樫。
この犯人や展開は原作通りなのでしょうか?
実は原作小説では、道上の父親は登場せず、殺害されたのは、ドラマオリジナルでした。
以下の記事では、原作のネタバレをご紹介しています。
【笑うマトリョーシカ】ネタバレ結末を原作の最後から!黒幕の衝撃の正体とは?
そんなオリジナルの犯人の正体がついに判明した9話でした。
そして清家の論文を送ったのが浩子じゃないとすると誰なのか?
同級生の佐々木か、小松家の怪しげなヘルパーか?はたまた清家自身なのか?
残すところ放送は2回であることが分かっています!
やっぱり私は、櫻井翔さん演じる清家一郎は母に操られていると見せかけて、すべて自分の意志で行動しているのでは?と思っています。
最終回まで見逃せない展開が続きそうな「笑うマトリョーシカ」を是非皆さん最後までお楽しみください!
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