2024年8月30日放送の水川あさみさん主演TBS金曜ドラマ「笑うマトリョーシカ」10話のあらすじネタバレ感想と考察をご紹介します。「笑うマトリョーシカ」10話で気になるハヌッセンの正体は誰か、原作のネタバレをご紹介します。
笑うマトリョーシカ10話あらすじネタバレ!ハヌッセンの驚きの事実が判明
再び愛媛県愛南町で浩子(高岡早紀)と対峙し、中国出身の母のもとで生まれ、和田島(加藤雅也)と出会い、清家(櫻井翔)を産んで政治家にするまでの過去の出来事を聞かされた道上(水川あさみ)。しかし、清家の裏で暗躍するハヌッセンが本当に浩子なのか、浩子とBG株事件との関連についてなど、肝心なことは聞き出せず…。
しかも浩子は、清家が書いたハヌッセンの論文を鈴木(玉山鉄二)に送ったのは自分ではないと言い、新たな謎まで生まれてしまう。はたして論文を送ったのは一体誰なのか。答えを探すため、浩子の今の夫・小松(堀内正美)のもとを訪れた道上は、ある人物に疑惑の矛先を向けていくことに。
そんな中、清家は「首相公選制」の実現に向けて憲法改正案を提案するなど、官房長官としては前代未聞の言動をとり始めていて…。
引用元:公式サイト
最終回直前!
【今夜10時】 #笑うマトリョーシカ清家一郎を操る”ハヌッセン”がついに判明!?
そして…10時23分頃とんでもない事実が発覚!!#バルス に匹敵する破壊力!? pic.twitter.com/1fmZbMTVfY
— 笑うマトリョーシカ【公式】7月期金ドラ (@matryoshka_tbs) August 29, 2024
清家を操っているハヌッセンの正体が今回ついに明らかに!!
浩子でも佐々木でもない、まさかの人物がハヌッセン??
以降で「笑うマトリョーシカ」第10話のストーリーをネタバレしていきます。
ハヌッセンの論文を送ったのはヘルパーの西川礼子?
「肝心なところにたどり着けていない」
浩子のその言葉が嘘だとは思えない道上。
改めて浩子の夫・小松に話を聞くことにします。
話せることは無いと言う小松ですが、清家に関する論文は知らないと言う。
論文を送っていないと言う浩子。
しかし、道上がそのことを鈴木に伝えると、論文は浩子が間違いなく持っていると断言します。
2006年、浩子が議員宿舎で見た論文を懐かしいと言い持ち帰っていたのです。
その頃、清家は首相公選制を実現するために憲法改正が必要だと世の中に訴えかけています。
外務大臣の諸橋は、体調不良を理由に雲隠れ。
そして東京に戻った道上は、愛媛で分かった情報を報告しています。
浩子の夫・小松は元精神科の医師。
開業医で金が有ったから、浩子は財産目当てで近づいたのか?
小松は体が不自由でヘルパーの世話になっている。
ヘルパーの名前は田所礼子。
浩子のほかに論文を送ることが出来るとしたら、自宅に出入りしているヘルパーでは?と考え道上は彼女の素性を調べることに。
幼い息子の想い
その夜は、元夫・旗手の快気祝いが母親の店で行われます。息子の勇気とは今日でお別れに。
道上は勇気と二人で話していると、一緒に暮らしたい気持ちがあるけど、仕事をしているママもカッコいいと言われ、嬉しくて勇気を抱きしめます。
鈴木が自宅で妻の由紀と話していると、佐々木から電話が入ります。
しかし鈴木は佐々木も浩子の影響下に有ったと疑っていて、電話に出ようとしません。
「浩子と繋がっていれば連絡しない。あなたから会いに行ったら?」
由紀のその言葉を受けて、佐々木に会う決意をした鈴木。
佐々木は清家の後援会長を降りていました。
鈴木を切り捨てたことが許せなかった。
佐々木は鈴木の事を心配して連絡をくれていたようです。
そして浩子について何か知らないかと尋ねると、浩子に頼まれて清家の様子を何年も前から報告したいたと言う。
それを聞いた鈴木は早速電話で道上に報告。
その頃、道上が来ていたのは西川礼子の家でした。
山中に電話をして、皆で一緒に愛媛に行こうと言う道上。
「これではっきりするかもしれません。清家一郎のハヌッセンは誰なのか」
浩子の驚くべき真実!
後日、愛媛の佐々木の店で、道上、鈴木、山中、由紀は浩子と対面。
そこに小松とヘルパーの田所もやってきます。
そして道上は、小松から聞いた話を皆に伝えたのです。
浩子は清家からすでに縁を切らている。
そのことが原因で精神状態がおかしくなり、小松のクリニックに患者としてやってきた。
その傷はまだ癒えておらず、病を患っており命は長くない。
清家にそのことを手紙で伝えたが返事はない。
小松からも浩子の為に真実を明らかにして欲しいと頼まれて、道上は動いていたのです。
浩子でなければ、だれが清家を操っていたのか?
ヘルパーの驚きの正体
そこで道上が話しかけたのはヘルパーの田所。
「田所礼子と名乗っている方。論文を盗み出し鈴木さんに送ったのはあなただけすよね?真中亜里沙さん、いや三好美和子と言った方がわかるかもしれません」
そう、ヘルパーの田所の正体は、清家の彼女だった真中亜里沙だったのです!
笑うマトリョーシカ5話ネタバレ考察!真中亜里沙は死亡してて清家の母親が殺した?
先ほど道上が訪れていた西川礼子とは、亜里沙の母親のこと。
現在の写真を見せると、整形をしていたもののはっきりと娘の亜里沙だと言ってくれました。
笑みを浮かべる田所は「そうですよ」と自らが真中亜里沙であることを認めます。
そしてこれまでの事を語り始める亜里沙。
清家一郎が本当に心を許し、頼っていたのは私。
真綿のように人の意見を吸収する彼の才能が欲しくなった。
清家が鈴木や浩子を疑うように仕向けたうえで、自らは姿を消すふりをした。
姿を消したのちも、清家とずーっとつながり支配してきた。二人に気付かれないようにこっそり会って・・・
27歳で代議士になったら浩子を切り捨てる。鈴木は利用して必要鳴ったら切り捨てる。
清家が官房長官になたら、晴れて私と一緒になる。全部私が描いたシナリオ通り。
そう言って出したのは「笑うマトリョーシカ」の台本。
「そのはずだった・・・なのに三年前彼は突然私を捨てた」
誰かが彼を狂わせた。私の知らぬ間に奪った人がいる。
何と真のハヌッセンは真中亜里沙では無かったのです!
亜里沙は浩子を疑い、顔と身元を偽ってヘルパーとして近づくことに。
しかし、浩子にその気配はなかった。だから鈴木に論文を送ったと言う亜里沙。
もし鈴木であれば何か行動を起こすんじゃないかと思ったから。
道上が動き出したことは想定外だった。
清家の本当のハヌッセンが知りたいからこうやって話した。
「絶対に見つけ出してくださいね」と道上に亜里沙は言うのでした。
2つの事故の犯人とは?
そして道上は、二つの事故についてはあなたの仕業と尋ねます。
16年前の武智議員の事故。これは愛人だった亜里沙が仕向けたことだと認めます。
しかし、鈴木の事故は私は関わっていないと言う亜里沙。
「誰かが彼女に罪を着せようとした。罪を着せて鈴木さんを排除しようとした。常に清家さんのそばにいる鈴木さんが邪魔だったから」
本当のハヌッセンは清家の側にいる人物?
その頃、清家は総理大臣の羽生に呼び出されていて・・・
その後、2人になった道上と浩子。
息子に欺かれていたことを嘆く浩子に、自分の息子も考えていることは容易に察することは出来ないと道上は言う。
「ぼくを見ていてください」
清家は自らにそう言っていたと語る道上。
彼は私に助けを求めていると感じた。だから真相を突き止め、彼を救いたいと道上は言います。
すると浩子は、私の過去などを話したのは、あなたに知っておいてほしかったからと語ります。
「現実を突きつけられて、ふたをした悲しみにようやく向き合える気がする」
そう言うと浩子は、鈴木宛に送られていたBG株事件の証拠となるカセットテープを渡してくれたのです。
道上の父の事故にも関係ない、諸橋大臣とも会ったことが無いと言う浩子。
「あなたも彼(清家)を操ろうとするんじゃないかと警戒していた。でも話を聞いていてそうじゃないと思った。」
涙を流す浩子は、道上に彼を助けてあげてと頼むのでした。
BG株事件の真実と清家一郎の驚きの言葉
東京に戻った道上は、鈴木たちと一緒にカセットテープを聞いてみます。
そこには、鈴木の父の声が。さらに諸橋大臣が未公開株について関わっている音声も。
さらに諸橋は会わせたい人がいると言い、そこに現れたのは羽生総理大臣。
BG株事件の裏には、現在の羽生総理まで関わっていたのです。
父親の死は、羽生と諸橋に指示された富樫の犯行では?と思う道上。
おそらく鈴木の事故も富樫の仕業。
その頃、清家は羽生総理から「あとはよろしく」と何かを任されていました。
そして道上に清家から電話が入ります。
「道上さん、今から会えませんか?」
道上が向かったのは国会議事堂。
清家の執務室に入ると、これまでのことを謝りたいと言う清家。
取材をお願いしたのに距離を取るようなことをして。それは諸橋大臣から遠ざけろと言われたから。
しかし諸橋が失脚した今その必要は無くなった。
すると道上は問います。
「あなたの背後には誰がいるんですか?清家一郎のハヌッセンは誰なんですか?僕を見ていてください。あの言葉の意味は何なんですか?」
「道上さん・・・僕のブレーンになってくれませんか?僕のそばにいてくれませんか?」
そんなラストで締めくくられた第10話!
笑うマトリョーシカ10話のハヌッセンの正体は誰か原作ネタバレは?
清家一郎を操るハヌッセンは誰なのでしょうか?
羽生総理が関わっていそうな気もしますが、そもそもハヌッセンなど存在せずに清家一郎自身の思惑で動いているような気もしてきましたね。
清家は周囲に操られているように動いて見せて、全ては自らの意思だった!
周囲の人間を手のひらで転がしていた実は強かな人物だったということかも。
以降では、原作のネタバレをご紹介します。重要なネタバレになるので、知りたくない人は閲覧注意です。
ドラマと同様に、原作小説でも怪しいと思われた浩子は、清家一郎に捨てられていたことが判明します。
また、浩子と鈴木に邪魔されないように、真中亜里沙(美和子)は一郎と企てて失踪します。
これも原作通りです。
しかし、ヘルパーに成りすまして浩子の動向を探るのは、ドラマのオリジナルなんです。
大胆なオリジナルな展開ですが、面白かったですね!
そして原作小説のハヌッセンの正体は・・・実ははっきりと誰なのか、小説では判明しません。
しかしおそらくハヌッセンは一郎本人なのでは?と思われる終わり方なんです。
小説では明言されていないのですが、おそらく一郎がコントロールされているようでしていた?というラストでした。
以下の記事で詳しいネタバレをご紹介しています。
【笑うマトリョーシカ】ネタバレ結末を原作の最後から!黒幕の衝撃の正体とは?
ドラマ版では、どんな真相が明かされるのか?最終回で明らかになる清家の正体を期待したいところです。
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