三淵乾太郎がモデルの朝ドラの裁判官は岡田将生演じる星航一?

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NHK朝ドラ「虎に翼」ヒロイン猪爪寅子のモデルは日本初女性裁判所長三淵嘉子さん夫は裁判官の三淵乾太郎(みぶち けんたろう)さんですがドラマではモデル人物は誰でしょうか?三淵乾太郎さんがモデルの人物は岡田将生さんが演じる星航一なのか史実から考察します。

目次

三淵乾太郎とは?実在の裁判官!

三淵乾太郎とは?実在の裁判官!

三淵乾太郎(みぶち けんたろう)さんは1906年(明治39年)生まれで「虎に翼」のヒロインの寅子のモデル・三淵嘉子さんより8歳年上になります。

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父親は、日本の初代最高裁判所長官だった三淵忠彦さん。

父親の忠彦さんは、45歳で退官し、三井信託の法律顧問になられました。

三淵乾太郎さんはこれについて、当時の裁判官の報酬が低く、経済的事情だったのでは?とのちに推測されています。

裁判官の報酬が低いなんてことが、あるんですね~。

戦後に新憲法が制定され、最高裁判所が設立。知人らの推薦もあり、初代最高裁判所長官に就任されました。

三淵乾太郎さんは忠彦さんの長男として誕生。東大法科を卒業し、甲府地方裁判所所長、浦和裁判所所長などを歴任しました。

三淵嘉子さんは「家裁の母」と呼ばれ、少年少女たちの更生に尽力されたお方。

夫の三淵乾太郎さんも、素晴らしい人物で、こんなエピソードがあります。

担当した事件のエピソード

小田原一家5人殺害事件

1949年、当時18歳4か月だった少年Sが、銭湯を経営していた男性の一家5人を殺害し、娘1人に重傷を負わせました。

Sの自宅から銭湯の女湯を覗いていたのを、銭湯経営の男性に見つかり注意されます。

その男性は女湯が覗かれないように、簾を立てかけました。

これに逆恨みしたSが、犯行に及んだのです。

Sは早くに両親を亡くし、弟と共に叔父に育てられ、町工場で働いていましたが、解雇されていてこの当時は無職。

犯行後帰宅し、叔父に事件を打ち明け自首しました。

この事件の裁判の裁判長だったのが三淵乾太郎さん。三淵乾太郎さんは死刑反対派でしたが、死刑という判決を出します。

Sは控訴しましたが、のちに控訴を取り下げ、接見する弁護士に勧められても、控訴の取り下げに応じません。

それを知った三淵乾太郎さんが、Sと接見し「一個の人間として、ひとりの人間を救うためにきた」と説得。Sは控訴取り下げに応じました。

その後三淵乾太郎さんは、新聞の取材にこう答えています。

「死刑には反対だが、最高裁は死刑は残酷な刑罰ではない、という判決を出している以上、自分の心情だけで死刑宣告を拒否することは許されない」

三淵乾太郎さんは死刑囚の立場に同情していて、特にSは年少であることに、問題を感じておられました。

ですが東京高等裁判所で別の裁判長により、控訴は棄却され死刑が確定。

のちに恩赦があり、模範囚だったことで無期懲役に減刑。1970年に38歳で仮出所しましたが、53歳になった1984年、同棲していた中学生の女の子にフラれ、少女を切りつけ緊急逮捕。

仮釈放は取り消され、無期懲役と懲役8年の刑で宮城刑務所に移送されました。

その後Sがどうなったのかわかっていませんが、2009年に70代の男性が自殺していて、この受刑者がSである可能性がある、といわれています。

このことからも、三淵乾太郎さんはとても、誠実でお優しい人物だったと想像できます。

さて、この三淵乾太郎さんをモデルにしたキャストは誰なのでしょうか!

三淵乾太郎は三淵嘉子の2人目の夫で再婚だった!

三淵乾太郎さんのモデルとなる人物を考察する前に、ヒロイン・寅子のモデル・三淵嘉子さんの結婚歴の史実についてご紹介です。

実は、三淵乾太郎さんは三淵嘉子さん2人目の旦那さん、再婚相手だったんです。

三淵嘉子の最初の結婚相手は和田芳夫

三淵嘉子さんは1940年に弁護士になられ、27歳のころの1941年、和田芳夫さんという男性とご結婚されます。

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この和田さんは、三淵嘉子さんのご実家である武藤家で、書生をしていた男性。

朝ドラ「虎に翼」で、仲野太賀さんが演じている佐田優三です!

1943年に長男となる芳武さんが誕生。

幸せの絶頂だったと思われますが、戦争が激化してきたころで、和田芳夫さんも1944年に徴兵されてしまいます。

和田芳夫さんは終戦後の1946年、戦地で発病し、上海から引き揚げ途中の長崎で病死してしまいます。

このように、お二人の結婚生活はほぼ3年しかありませんでした。

朝ドラ「虎に翼」ではこんな風に描かれます。

朝ドラ「虎に翼」での結婚のネタバレとは?

以降では寅子の結婚についてのネタバレをご紹介するので、知りたくない人は閲覧注意です。

猪爪家で書生をしながら、高等試験を受けてきた優三(仲野太賀)。

1939年の試験で寅子(伊藤沙莉)が合格しましたが、優三は筆記試験は合格するも、口述試験で不合格になってしまいます。

優三は高等試験を諦める覚悟を決め、猪爪家を出ることになりました。

直言(岡部たかし)が社長をしている会社の工場で、住み込みで働くことになります。

このころ寅子は花岡(岩田剛典)と良い関係を築いていましたが、花岡は妻には家庭に入って欲しいと思っていたので、弁護士になった寅子にはそんなこと頼めないと思い、寅子との結婚を諦めていたのです。

花岡に婚約者がいることを知った寅子は、両親に社会的地位のため、見合い相手を探してほしいと頼みます。

それを聞いた優三が、寅子にプロポーズにやって来ます。

願ってもないチャンスだと思った寅子。直言とはる(石田ゆり子)の了解を得て、ふたりは結婚しました。

結婚後に、ずっと好きだったと告白された寅子。困惑する寅子に「今までどおりでかまわない」と優三は告げます。

弁護士として働き始めた寅子は、心身ともに疲れ果てる日々が続き、そんな寅子を優三は優しく労わります。

そんな優三のやさしさに寅子はだんだん惹かれていき、やがて寅子は妊娠。猪爪家は喜びに包まれました。

ですが妊娠を機に周りは退職するのが当たり前、という雰囲気になり、やむなく寅子は辞表を提出します。

1943年に長女の優未を出産しましたが、優三に赤紙が届きます。

寅子の手作りのお守りを持ち、優三は出征していきました。

終戦から1年が過ぎた1946年、寅子は優三の死を直言が隠していたことを知ります。

その直言も他界したあと、優三の最期を知る男性が、寅子の手作りのお守りを持ってきました。

このように、史実と同じように優三は戦争で亡くなります。

史実ではその後三淵乾太郎さんと再婚されますが、判明しているネタバレでは再婚までは描かれていません。

では再婚はいつ頃なのでしょうか?

三淵乾太郎と再婚し2人目の夫に

三淵乾太郎さんと三淵嘉子さんが再婚されたのは、1956年のことです。三淵嘉子さんが44歳のころ。

お相手の三淵乾太郎さんは前妻の祥子(茨城・井沼豊彦の娘)さんとの間に三女一男を儲けましたが、1955年に祥子さんが病死しています。

再婚はその翌年になるんですね。

三淵嘉子さんの息子さんは12歳のころで、三淵乾太郎さんの子どもたちは、もう少し上で多感なころだったと思われます。

後妻となる嘉子さんと、三淵乾太郎さんの娘さんの間には対立もあったといいますが、嘉子さんは5人の子どもたちを育て上げました。

子どもたち

三淵乾太郎さんと嘉子さんご夫妻の子供は全部で5人です。

三淵嘉子さんの息子、芳武さんは生物学者になられたそうですが、2020年のころにお亡くなりになったそうです。

三淵乾太郎さんの連れ子は、長女、次女、三女、そして長男の順です。

再婚されたとき、すでに長女は裁判官と結婚していたそうですが、この長女とときどき嘉子さんはぶつかり合ったといいます。

ですがぶつかり合えるほど、何でも言える間柄だったのではないでしょうか。

ということで、三淵嘉子さんは44歳のころに、三淵乾太郎さんと再婚されました。

さて朝ドラ「虎に翼」では、誰が三淵乾太郎さんにあたるのでしょうか?

三淵乾太郎がモデルの朝ドラの裁判官は岡田将生演じる星航一?

現在裁判官として登場しているのは、松山ケンイチさんが演じる桂場 等一郎。こんな人物です。

桂場 等一郎(かつらばとういちろう)【松山ケンイチ】

司法の独立を重んじる気鋭の裁判官。堅物で腹の内を決して見せないため、周囲の人々も彼をつかみきれない。寅子に対して、女性が法律を学ぶことに疑問を呈する。「法の世界」の手ごわい先輩だが、実は甘党。

引用元 NHK

桂場はつかみどころのない人物ですが、女性が司法の場に立つのは、まだ早いと考えています。

そのため、はるを怒らせてしまいましたが、そのおかげ?で寅子は法律の道に進むことができました。

桂場が既婚者なのかどうかわかっていませんが、桂場には女性蔑視のフシがありそうなので、共働きは許せないタイプではないでしょうか?

恐らく寅子が再婚するのは、これからまだ20年後くらいになるので、絶対違うとはいえませんが、優三のような優しい男性を選ぶような気もします。

個人的には、桂場が再婚相手というのは「はて?」というところです(笑)

朝ドラ「虎に翼」にはまだ登場していませんが、これから登場する裁判官がいます。

星航一(ほし こういち)【岡田将生】

父も法曹界の重鎮で自らも裁判官。温和な性格だが笑顔の奥の本心は誰にも分からない。その信念に寅子と通じ合う部分がある。

引用元 オリコン

なんと!父親が法曹界の重鎮!これは三淵乾太郎さんとピッタリですね(≧∇≦)

温和な性格というのも、三淵乾太郎さんのお尊顔からくるイメージと同じ。

演じる岡田将生さんは後半からの登場するとコメント。

「早くトラコさんに会いたいです」とコメントされているので、星航一が三淵乾太郎さんをモデルにしたキャストにかなり近いのでは?

ということで、三淵乾太郎さんがモデルの裁判官は、岡田将生さんが演じる星航一だと思います!

まとめ

NHK連続テレビ小説朝ドラ「虎に翼」ヒロイン猪爪寅子のモデルは、女性で初めて弁護士になられたおひとり、三淵嘉子さんです。

三淵嘉子さんは実家で書生をしていた、和田芳夫さんとご結婚されますが、息子が誕生して間もなく芳夫さんは出征し、そのまま帰ってくることはありませんでした。

三淵嘉子さんはそのご同じ裁判官の三淵乾太郎さんと再婚されます。

三淵乾太郎さんは父親が初代最高裁判長官の三淵忠彦さん。

三淵嘉子さんは長男を、三淵乾太郎さんは3女1男を連れての再婚でした。

三淵乾太郎さんをモデルにしたキャストは、これから登場する岡田将生さんが演じる星航一だと思います!

星航一は自身も裁判官で、父親は法曹界の重鎮。まさに三淵乾太郎さんそのものですよね!

岡田将生さん演じる星航一は、後半からの登場となります。

どうぞお楽しみに!

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