スカイキャッスル最終回ネタバレ考察!九条が青葉を振り返り微笑んだ意味とは?

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2024年9月26日放送の松下奈緒さん主演テレビ朝日木曜ドラマ「スカイキャッスル」最終回のあらすじネタバレと考察をご紹介!九条が青葉を拘置所で振り返り微笑んだ意味とは?など「スカイキャッスル」最終回のネタバレ考察とは?

目次

スカイキャッスル最終回あらすじネタバレ結末まで!九条の驚くべき過去と動機

 山田未久(田牧そら)の落下死亡事件からしばらく時が経ったある日、浅見紗英(松下奈緒)の長女・瑠璃(新井美羽)に疑惑の目を向けていた警察の捜査が一転。突如として“目撃者”が出現し、あろうことか未久と仲の良かった南沢青葉(坂元愛登)が傷害致死容疑で逮捕された。南沢泉(木村文乃)と夫・公平(大谷亮平)は息子の無実を証明するため、一心不乱に奔走。窮地に立たされた隣人のため、紗英と二階堂杏子(比嘉愛未)、夏目美咲(高橋メアリージュン)も一丸となって正体不明の目撃者を探し出し、真相を突き止めようと動き出す。
ところがその矢先――暗躍が止まらない闇深き受験コーディネーター・九条彩香(小雪)から「青葉くんを救えば、瑠璃さんにまた嫌疑がかかります」と言われた紗英は、激しい葛藤に駆られてしまう。かたや泉は、紗英が秘密裏に破壊処分していたとはつゆ知らず、真犯人の手がかりが残されていると思われる未久の携帯を探し始めるが…。
未久を殺したのは誰なのか? ついに明かされる九条の正体。そして、我が子を守りたい一心で、なりふり構わず戦ってきたセレブ妻たちとその家族を待ち受ける未来とは!? 波乱に次ぐ波乱の衝撃作、ついに完結!

引用元:公式サイト

最終回で明らかになる一連の黒幕の存在は誰なのでしょうか?

以降で気になる「スカイキャッスル」最終回のストーリーをネタバレ紹介します。

青葉の無実を証明したい泉と瑠璃を守りたい紗英

青葉が美久殺害容疑で連行されてしまい動揺を隠せない泉。

そこに心配した杏子と美咲がやってきてくれます。

二人は青葉の無実を信じてくれており、今になって目撃者が現れるのはおかしいと言う。

そして三人で目撃者を探し出し、間違いを正そうと動き出すことに!

一方、紗英も目撃者を探そうと九条のもとにやってくるも、秘書の長峰は知らないと言う。

そこに九条が現れて、紗英に瑠璃を愛していないのか?と問いました。

九条曰く、青葉が釈放されれば再び瑠璃が疑われてします。

「瑠璃さんを守れるのは、お母様と私だけです。よく考えたうえで行動してください」

その頃、帝都病院では病院の隠ぺいと厚労省の癒着がネット記事に上がり問題になっていました。

公平は病院長に不正を正直に正すべきだと主張するも、亘たちは猛反対。

すると英世は亘の考えを支持し、今では自分の出世を優先したことを後悔していると言う。

そしてスカイキャッスルでは、泉や杏子たちが事件の目撃者を探すもなかなか有力な情報は見つかりません。

証拠のスマホに苦悩する紗英

その後、泉は公平と一緒に青葉に面会に来ています。

青葉は瑠璃が秘密にしていたことを明かしました。

九条の秘書がクラス担任からテスト問題を金で買っていた。

その様子を動画で撮影していた。

そう告白してくれる青葉に対して、何もできない母親だと涙する泉。

一方、自宅に一人でいる紗英のもとに、泉、杏子、美咲がやってきます。

九条がテスト問題を買っていた動画があることを伝える泉。

美久のスマホにその手掛かりがあるはずだから、スマホのありかを知らないかと紗英に尋ねます。

紗英は瑠璃が疑われることを恐れ、スマホを壊して捨てていましたが、そんなことは言えるはずも有りません。

杏子が隠していることがあるのでは?と尋ね、さらに青葉を助けたいと必死に頭を下げる泉の姿を見ても紗英は本当の事を言えませんでした。

その夜、杏子は夫の亘にスマホを探すことを相談。

しかし、スマホが見つかれば、翔の不正まで明るみになってしまうと反対します。

裏口入学まで考え始めている亘は、くだらない正義を振りかざすなと杏子に言いました。

正義がくだらないと聞き、悲しい顔をする翔。

それでも自らが正しいと主張する亘の姿を見て、呆れた杏子は思わず平手打ち!!

「いつまでそんなこと言ってるんですか?もう一緒にいられません」

そう言って杏子は離婚届を叩きつけたのでした。

証拠のスマホを持っていたのは・・・そして浅見家が決断

その頃、浅見家リビングでは紗英が美久のスマホを捨てたことを英世に告白します。

何でも隠してきた自分が嫌になると言う紗英。

そんな話をしていると、瑠璃と真珠がやってきます。

二人は青葉を助けて欲しいと言い、真珠は壊れたスマホをテーブルに置きます。

美久が亡くなった後、紗英がスマホを壊して捨てていたのを真珠は見ていました。

美久との思い出を無くしたくない真珠は、ゴミ捨て場からスマホを持ち出していたんです。

壊れているが業者に頼めば中身は復元できるかもしれない。

青葉を救えるかもしれないと喜ぶ瑠璃と真珠。

すると紗英は、スマホの中には九条が試験問題を不正に入手した証拠が入っていると伝えます。

それが明るみに出れば、瑠璃は退学になってしまうかもしれない。必死につかもうとする未来が無くなってしまうかもしれない。

「瑠璃はそれでもいいの?」

「それは・・・九条先生にも相談して」

「ダメなの。あなた自身が考えて!!あなたの意志で答えなきゃダメなの」

そんな必死の母の言葉に、瑠璃は涙を流して答えました。

「私の合格のために、青葉を犯人にするなんてできるわけがない。青葉が救われるなら私は頑張る」

そんな瑠璃を涙ながらに抱きしめる紗英。

こうして親子のこれまでの軋轢は解消されるのでした。

青葉を助けるためにスマホを復元して目撃者探し!

翌日、紗英は泉たちに美久のスマホの存在を明かします。

「ありがとう」という泉に、感謝の言葉なんかいらないと答える紗英。

娘を守るためだけに動いた自分を恥じている紗英に、私も同じ立場ならそうするだろうと言う泉。

4人はお互いの状況を受け入れて、スマホを復元して目撃者探しを続けることに!

杏子は住人には聞いたから、外からの可能性を探ろうと言います。

そして病院では、データ改ざんを公にすると英世が院長に語っています。

退職願を出し、三人の娘へ父親として恥ずかしくない姿を見せたいと、一人で隠ぺいの責任を取ると言い去っていきます。

紗英たちが会いに行ったのは、スカイキャッスルの警備員。

何も知らないと言う警備員ですが、彼女たちが気になったのは警備員の腕につけてあった高級腕時計でした。

犯人から買収されて購入したのでは?

警備員が嘘を証言したなら、犯人の来訪記録をもみ消すことも出来るだろう。

夜、瑠璃は九条に連絡して一人で頑張ることを伝えていました。

すると九条は最後にもう一度会いたいと瑠璃に言います。

「伝えておきたいことがある。美久さんを殺したのが誰なのか?」

九条の驚きの過去

翌日、杏子が九条について調べていた驚くべき過去を皆に伝えます。

31年前、九条の母親は飛び降り自殺を試みて意識不明の重体となった。

そのとき九条は帝都医大に入学してすぐ自主退学していた。

冴島一家におきたこととあまりにも似ている。

つまり九条は、かつて自分自身も母親を地獄の底に突き落とし、自殺へと誘導していた?

そして今、遥人の心を支配して、香織を自殺に追い込んだ!

九条の母はその後脳に障害が残って、今も介護施設にいるという。

そんな話をしているインタフォーンが鳴り、美久のスマホが復元されて戻ってきました。

早速中身の映像を見てみると、そこには担任教師と長峰が試験問題が入った封筒を交換している様子が!

さらに九条と会っている美久の動画も入っていて、そこでは美久が九条とこんなやり取りをしていました。

「担任を買収して試験問題を手に入れていたんですよね?ばらされたくなければ私の願いを聞いてください。瑠璃を合格させないでください。私は実力で合格して見せます」

「そうなったら父親の愛情を自分が受けることが出来る。そう考えているとしたらあなたは馬鹿よ。仮に愛情を勝ち取れたとしても、それからは親の愛情を押し付けられ不自由な人生を送るだけ。私は親のいないあなたが羨ましい」

「言っている意味が分かりません。誕生日まで待ちます。もし条件をのむ連絡が来なかったら秘密はばらします」

これを聞いた紗英たちは、九条が美久の口を封じるためにあの事件を起こした。そして警備員に虚偽の証言をさせたのではと思い始めます。

しかし何故、教え子の家族を壊そうとするのか?

すると紗英のスマホに瑠璃からメッセージが。

そこには、美久を殺した犯人を教えてくれるからもう一度九条先生に会いに行くと書かれていました。

急ぎ九条のもとに向かうも、そこには秘書の長峰しかいません。

九条の衝撃の動機

そして紗英が車に乗って向かったのは海沿いの町。

そこにある介護施設に向かうと、窓ガラスに九条の母が数式を書いていました。

そこに九条がやってきて、その様子を紗英は見つめています。

紗英がいることに気付いた九条。その後一緒に話すことに。

九条は自らの過去を語ります。

母は中学生の私に勉強を教えているつもり。脳に障害を負ってから時間が止まっている。

医師にしたいと毎日勉強を強要していた母。

自由な時間を与えてくれなかった。

親の理想を押し付けられた子供は、夢や希望の芽を摘まれ、いつかそれを嘆き悲しむ時が来る。

それを聞いた紗英は、それで復讐をして母親を地獄の底に突き落としたと言います。

でも何故、教え子と親の関係まで壊そうとするのか?と尋ねました。

「まるで、私が悪いことをしたような言いぐさですね」

「良いことをしたとでも?」

「遥人くんが自分を生きるためには邪魔な母親でしたから」

「でも遥人くんは後悔しています。あなたも本当はお母様に謝りたいのでは?」

「それは母親の思い上がりです」

そして母親の事を語り始めます。

九条と母親の関係

母はスカイキャッスルに住んでいた。

父が死にスカイキャッスルに住めなくなってからは、私を利用した。

九条曰く、紗英も母親と同じだと。

娘の教育も自分の虚栄心を満足させるため。

子どもは自分を引き立てるアクセサリー。

子供にとって有害な母親だと。

すると紗英は言い返しました。

「確かに私はダメな母親。でもそうやって教え子と親の関係を壊すとこでしか自分を肯定できないあなたはもっと哀れで愚かだと思いますよ」

するとパトカーがやってきて、刑事が瑠璃を無事に保護したことを告げます。

未久転落の犯人と真相

警備員は秘書の長峰に買収されて虚偽の証言をしたことを認めたという。

そして未久が転落した真相。

未久からスマホを奪おうとした長峰が美久ともみ合いになってしまい・・・

不幸にも未久は転落してしまったのでした。

九条は刑事に連行されていきますが、去り際に紗英に言います。

「携帯を壊したのはあなただと分かっていた。のし上がるためにはどんなことでもするあなたなら、最後まで握りつぶすと高をくくっていた」

「前の私ならそうしていた。でも家族や友人のおかげで私は変われた」

「未久さんを死なせた原因はあなたにある。父親の愛を与えなかったから。そのことを噛みしめて出口のない地獄で生きなさい」

ほほ笑みながら連行されていく九条。

数日後、警察署では九条が釈放が決まった青葉とすれ違っています。

九条は立ち止まり振り返り、青葉の姿を見つめるも、再び歩き出しました。

浅見家や家族たちの再出発

スカイキャッスルでは、青葉が帰ってきて、皆が喜んで出迎えています。

さらに数日後。浅見家では試験問題を横流ししたことで担任は懲戒免職になったと皆で話しています。

さらに試験問題を見た生徒たちの結果は無効となりました。

この先の試験は実力勝負になる。

杏子は息子の翔は教職を目指すことにしたと言う。

そんなこと夫の亘が認めないのでは?と皆が言うと、離婚をつきつけて認めさせたと答える杏子。

一方、青葉は未久のこともあり、医者を目指すことにしたようです。

そして瑠璃はというと、まだ考えられない様子。

病院を辞めた英世は、母親の福祉施設を手伝いながら先の事を考えたいと言っている。

そのため今月中には一家で、母親のもとに引っ越すと言う紗英。

なんとスカイキャッスルを出て行く決断をしたのです。

泉が「本当にそれでいいの?」と問うと、紗英の脳裏の幼いころの記憶がよみがえります。

「あの頃は夢見ることだけが救いだった。でも今は違う!家族と一緒に新しい明日を探したい」

泉、杏子、美咲はそんな紗英のことを応援し送り出しました。

そしてラスト。スカイキャッスルの庭で泉は小説を書いています。

「誰が彼女を殺したのか?その答えは無数にあるのかもしれない」

車に乗ってスカイキャッスルを出て行く浅見家の面々。

助手席の紗英の手にはスカイキャッスルの絵本が有りました。

最後は泉のこんなセリフで締めくくられます。

「そして彼女はスカイキャッスルから旅立った。あこがれ続けたこの街にはもう求めるものはなく、街の輝きが虚飾だときづいてしまったのかもしれない」

スカイキャッスル最終回結末は原作と違う?

全ての黒幕は、小雪さん演じる受験講師の九条でした!

そして美久は九条の秘書ともみ合いの末に落下して死んでしまったという真相。

最後は紗英たちはスカイキャッスルを出て行き、新たな人生を歩んでいく。そんなある意味ハッピーエンドな結末と言っていいのかもしれません。

個人的には、ミステリー作品としてかなり楽しめましたが、韓国ドラマの原作を知っている方にはちょっと物足りなかったのかも?

ちなみに、原作と違うと話題になったのは、九条が家庭を壊して母親を自殺に追い込んだきっかけは、母親ではなく、九条の娘が事故にあったことなんです。

気になる原作のネタバレについて知りたい方は以下の記事でご紹介しています。

【スカイキャッスル】最終回ネタバレ結末と犯人を韓国の原作から!戦慄の殺人事件真相とは?

スカイキャッスル最終回考察!九条が青葉を拘置所で見て微笑んだ意味とは?

また最終回で話題になったのが、逮捕された九条が、拘置所で青葉とすれ違ったシーンです。

振り返った九条が青葉を見つめて微笑んだシーンに何か意味があったのか?と気になる場面でした。

ちなみに、原作となった韓国ドラマ版では、同じようなシーンはありませんでした。

九条が青葉の母親説

最終回までから、泉が継母だったことから、実は九条が青葉の実の母親では?と言う説が盛り上がっていました。

なので、息子を見つめている母親??と言う声が多く出ていました。

青葉と九条は繋がっていた?

また青葉が実は、九条のもう一人の教え子だった。そして実は、青葉が九条に操られていた説。

そうだったら、青葉は好青年のふりをして、超怖い子供だった・・・なんて真相だったらすごい怖いですね。

青葉も同じように苦悩する?

一見、家族に関して悩みがなく、教育虐待を受けていなさそうで、実は青葉だって、これから親の期待でつぶされるような状況になると思い、ほほ笑んだのでは?と個人的には予想します。

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