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映画「容疑者室井慎次」犯人ネタバレ!あらすじ結末までとキャストも

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織田裕二さん主演の「踊る大捜査線」のスピンオフ映画・柳葉敏郎さん主演の「容疑者室井慎次(ようぎしゃ・むろいしんじ)」犯人とあらすじネタバレを結末までご紹介!映画「容疑者室井慎次」の衝撃の犯人の動機などネタバレとは?キャスト出演者もご紹介します。

目次

映画「容疑者室井慎次」のあらすじネタバレ!室井が逮捕されて裁判に!?

2005年2月某日―。警視庁・室井慎次管理官(柳葉敏郎)が、自らが指揮をとった殺人事件の捜査の責任をとらされ、逮捕されてしまう!室井を救おうとする若き弁護士・小原久美子(田中麗奈)。そして、警察の不正を暴くという大義名分をかざして徹底的に室井を追い詰める弁護士・灰島秀樹(八嶋智人)。

そこに、警察庁と警視庁の確執が絡み、新城賢太郎(筧利夫)や沖田仁美(真矢ミキ)の尽力もむなしく、事態は最悪の状況に。室井の捜査への姿勢に心動かされた新宿北署の現場の刑事・工藤敬一(哀川翔)たちは、さらに殺人事件の真相を追う…。

さらに、今まで語られることのなかった室井の過去が明らかになった時、室井はさらなる窮地に追い込まれる。果たして、室井はシロか、クロか!?

引用元:公式サイト

踊る大捜査線シリーズの最新作「室井慎次 敗れざる者」・「室井慎次 生き続ける者」の公開を記念して、過去の踊る大捜査線作品が続々放送されています。

連ドラやスペシャル版など再放送情報は以下の記事でご紹介しています。

【踊る大捜査線】再放送2024関西や北海道など地域放送は?

映画「容疑者 室井慎次」は9月30日夜9時から放送予定です。

以降で気になる「容疑者 室井慎次」のストーリーをネタバレ紹介します!

室井が担当していた殺人事件の衝撃の顛末

東京拘置所で拘留されている室井慎次(柳葉敏郎)。

会いに来たのは担当の弁護士となった小原(田中麗奈)でした。

小原は挨拶をして、拘留取り消しの手続きをするというと、頼みますと答える室井。

室井は地検に車で送られて検事から取り調べを受けることに。

担当検事・窪園(佐野史郎)は、事件の顛末を聴取。

ここで小原のナレーションで、室井が逮捕に至った事件の顛末が語られます。

二日前の深夜、黒木(田中圭)という男が背中をナイフで刺されて殺害された。

着衣に着いた指紋と目撃情報から、新宿北署の警察官・神村(山崎樹範)に疑いの目が向く。

勤務中の交番で聴取が行われ七回目の聴取の時、神村は突然逃亡。

新宿の街を逃げている最中、車に飛び込みはねられて死んでしまったのです。

その事件を指揮していたのが室井。

殺人事件で追っていた被疑者が事故で死んでしまうという最悪の結末に。

被疑者は同じ警察の警察官。仲間を追い詰めると言うやりきれない捜査だった。

神村は被疑者死亡のまま書類送検され不起訴となり捜査は終了。

警察官が犯した殺人事件はマスコミを騒がせた。

黒木と被害者・黒木を結びつけるものはなく、殺害後財布が盗まれていたことから金銭目的の犯行ということに。

室井が逮捕された理由

しかし室井は被疑者の手帳に挟まっていた赤い栞が気になっている様子。

真相にまだ何かあるかと感じた室井は、新宿北署に話を聞きに行き、もう一度調べて欲しいと頼むも、刑事の工藤(哀川翔)はこれ以上身内をほじくり返したくないと拒みます。

検察庁への送致を決めかねている室井は、新宿北署で捜査続行を宣言。

しかし上層部は室井の動きが面白くない。

やってきたのは室井との縁浅くない管理官の新庄(筧利夫)で、赤い栞だけで捜査を続行することに疑問を呈します。

そして警察庁次長の池神(津嘉山正種)からも捜査の打ち切り命令を伝えました。

次長の池神は警察庁長官のポストを狙っている。

反目し合いそのポストを狙っているもう一人が、警視庁副総監の安住(大和田伸也)。

今回の事件の責任は、警視庁の安住が追うことになり、池神にとっては嬉しい事態。

池神の目的は、事件を早々に収束させて、安住を辞任に追い込みたい。

だから室井に余計な捜査はしないようにと指示していたのでした。

しかし室井は「捜査を続けるだけだ」と言い新庄の申し出を受け入れるつもりはありません。

一方、室井のもとには警視庁の上層部の幹部がやってきて、こちらは捜査を続行するようにと室井に言うのでした。

そして新宿北署で捜査会議をしていると、そこに検事・窪園がやってきて・・・

室井は特別公務員暴行陵虐罪の共謀共同正犯の容疑で逮捕されてしまうのです!

何故室井が逮捕されてしまったのか?

それは死んでしまった神村の母親が刑事告訴したから。

捜査の過程で暴力をふるった。室井の命令で捜査員が行った。

そのように母親に仕向けたのは、灰島(八嶋智人)という弁護士の存在が!

逮捕された室井の弁護をすることになったは、津田法律事務所の小原です。

所長の津田(柄本明)に弁護をお願いしたのは、管理官の新庄と沖田(真矢みき)でした。

沖田はかつて自らが窮地に陥った時、室井が擁護してくれたことを恩義に感じているようです。

津田は小原に弁護を頼むと、私には荷が重いと言う小原。

しかし勉強の為だと言われてしまい引き受けることに。

室井告訴の裏事情

一方、室井は検事・窪園から事情を聴かれるも、捜査の過程に問題は無かったと主張するも受け入れてはもらえません。

そして室井が逮捕されたことで、次長の池神の立場は悪くなり、対立する副総監の安住の方が有利な状況に。

その頃、小原が向かったのは沖縄の黒木の母親の元でした。

すると思わぬことを聞くことに。

実は母親が告訴をしたのは本意ではなく、灰島弁護士の言われたままに動いていたのです。

その事実を知り、急ぎ東京に戻り拘置所に向かう小原。

報道陣に取り囲まれてしまい、過去の忌々しい記憶がよみがえります。

小原弁護士には何か過去のトラウマがあるようです。首元にはナイフで切られたような傷が・・・

室井と対面して話をし、差し入れで弁護士を差し入れた小原。

後日検察にて再度取り調べを受ける室井は、そこで弁護士の灰島と会います。

灰島は「あんたが灰島を殺した」と室井に言うも、「あなたは現場を知らない」と変わらず無実を主張。

その後、拘置所に戻ってきた室井のもとに面会者がやってきます。

それはスリーアミーゴズ、神田署長、秋山副所長、袴田課長です!

真下(ユースケ・サンタマリア)と雪乃(水野美紀)が結婚するから是非披露宴に参加してほしいと言う。

殺人事件の被害者・杏子

そんな話をしていると、沖田がやってきてあることを教えてくれます。

神村は沖縄に有給休暇で帰っていた際、黒木と仲良くなった。

黒木は杏子という女を連れていて、東京に帰ってからも三人は交流があったという。

ここで杏子という女が怪しくなってきました。赤い栞も杏子が渡したもののようです。

去っていく沖田に、室井さんを頼むと言う神田署長。

そして袴田は去り際、和久さん(いかりや長介)も心配していたと伝えました。

すると室井は青島(織田裕二)の事を気にします。

「何やってんだ。我々の室井さんは」と青島が言っていたことを袴田は伝え去っていくのでした。

釈放された室井!

その後室井は釈放され拘置所から出られることに。

その頃、弁護士の灰島がやってきたのは、池神次長の元。

穏便に済ませて欲しいと言う池神は、灰島に室井の告訴を取り下げて欲しいとお願いします。

実は灰島は安住副総監と繋がっており、安住にそのことを伝えるも、告訴を取り下げるつもりは無い様子。

室井は釈放されたものの、新庄から警察手帳は取り上げられてしまい停職処分に。

その後室井は小原と一緒に馴染みの定食屋で食事をすることに。

何故弁護士・灰島に恨まれているのか?

神村の事件の捜査を続けたことに何か理由があるのかもと語る二人。

警察手帳が無くても捜査を続けようとする室井に、小原はこう言います。

「私は警察が嫌いです」

その後、室井は新宿北署に向かい一人で独自捜査を続けます。

しかし何者かによって暴行されてしまうのです。

刑事の工藤に助けられた室井。

室井の熱い思いを知った工藤たち新宿北署の刑事たちは、室井と共に捜査をしてくれることに!

映画「容疑者室井慎次」犯人と結末までのネタバレ

怪しすぎる恋人・杏子の存在

その後、黒木と神村と交際していた杏子を見つけて、話を聞こうとするとそこに灰島弁護士事務所の弁護士たちも現れ、思うように事情を聴くことが出来ません。

実は杏子と灰島も繋がっていたのです。

室井は小原と一緒に灰島のもとに向かい、自らを告訴させた理由を問います。

それは警察の権力から市民を守るためだと言う。

それでは何故桜井杏子の弁護をするのか?それは依頼を受けたからだと言う。

本当の狙いは、事件の裏に何か別にあるから?私に捜査を続けさせたくないのではと問う室井。

すると灰島事務所の弁護士の一人が、室井の耳元でささやきます。

「あなた大学時代、恋人を殺していますね?」

さすがの室井もその一言は耐えられず、弁護士の襟元につかみかかりました。

我に返り部屋を出て行く室井。

追いかける小原は心配そうに見つめていました。

その頃、沖田や警察上層部にはFAXが届き、そこには過去の室井と彼女の事が書かれていました。

それを受け、池神は公安刑事を動かし始め、新庄もある人物に働きかけます。

室井が辞表!?警察を辞める!?そして弁護士・小原の過去が明らかに

室井は新庄がお願いした人物の元警察庁長官と会うことに。

室井は辞職するように促され、警察を辞める決意をした様子。

一方、小原には灰島事務所から室井の弁護を降りて、こちらの事務所に来るようにと言われます。

さらに圧力をかけられてしまい・・・室井の弁護に自信を失いかけた小原は、所長の津田に弱音を吐きました。

ここで小原の過去が明らかになります。

ストーカーに追い回されて、首を切られてしまった。

しかしそのとき警察は何もしてくれなかった。

「あなたが誘ったんじゃないの?色目使ったんじゃないの」とまで言った当時の警察官。

だから小原は警察の事が嫌いだったのです。

津田は辞めたっていいと言いながらも、小原を励まします。

その言葉で再び奮い立った小原は再び動き始めました。

室井と恋人の悲しい過去

一方室井は、灰島から取引を持ち掛けられます。

告訴を取り下げる条件として、事件の事を忘れて一切口外しないと。

するとそこに小原がやってきて、室井を連れ帰ります。

そして室井に、何故彼女の事を教えてくれなかったのかと責め、彼女の実家に行って日記を見たと伝えます。

「室井さんは彼女を殺していない。何で黙ってるの?」

黙っている室井のほほを叩く小原。

これは私の事件でもあると小原が言うと、ようやく室井は過去を語ってくれたのです。

大学時代に知り合った恋人は不治の病だった。

彼女の看病を続けるために東北大をやめる決心をした室井。

それを彼女に伝えると姿を消してしまった。

室井は必死に探したが、一か月後彼女は遺体となって見つかった。

日記にはこう書いてあった。

「自分(室井)は頑固者だから、こうすると決めたら、他の何もかも捨てることができる」

葬式の日、彼女の父親は日記を室井に渡そうとしたが、室井は受け取れなかった。

小原は父親から改めて日記を預かったと言い、日記を渡します。

その後、池神と安住が二人で話し合い今回の事件をお互いにうまい具合にまとめようと語っていました。

そして池神は新庄に「公安とやりたまえ」と指示をします。

室井は新庄に辞表を提出し、向かった先は新宿北署でした。

「私は今日警察をやめる。私は一人の警察官と約束したが約束を守れなかった。警察にいては真実を知ることができないからだ。私はこの事件の真実が知りたい。事件は終わっていない。捜査を続ける」

辞表を提出したものの、最後の事件を新宿北署の面々と共に行うことに。

犯人と衝撃の動機

そして容疑者の桜井杏子を呼び出して話を聞くことに!

小原と津田もその場に同席しています。

当然そこには灰島事務所の弁護士たちも現れて、うまい具合に話を聞くことが出来ません。

工藤刑事が執拗に話を聞こうとすると、灰島が「告訴取り下げてやるっていっただろ」口を滑らしてしまい・・・

ここぞとばかりに、小原はそれは弁護士倫理違反だ。強要罪だと主張。

そうすると灰島は黙ってしまいます。

そして室井は杏子に向かって言います。

「彼(神村)を追い詰めてしまった。警察官として謝罪する。申し訳なかった」

頭を下げた室井は、杏子に帰っていいと言いました。

するとそこに沖田が現れて、灰島に何かをささやきます。

新庄もやってきて「もう彼(灰島)はあなたを弁護しない」と杏子に言うのです。

杏子は誰かに電話しようとしますが、「お父さんは電話に出られない」と告げる新庄。

新庄は公安を使って、杏子の父親から真実を吐かせていたのです。

杏子の父親の自白によると、杏子が殺害を依頼したのは石本という男。本人も認めている。

沖田が杏子を座らせると、杏子は真実を語り始めます。

黒木を刺したのは石本。

神村は黒木の遺体を発見し、杏子の仕業と知って庇った。

父親は金をいくら払っても良いからと、灰島に隠ぺいを依頼した。

黙っていればいいと言われた。

「だって彼氏が二人になってめんどくさくなった。神村くんを選んだのは何でもしてくれたから。駐車違反もみ消してくれたり、ホストクラブの借金チャラ、押収した覚せい剤もくれた。使える男だった」

こうして事件の真相は明らかになり、室井の告訴も無事取り下げられることに。

怪演が話題だった犯人役の女優さんについては、以下の記事でご紹介しています。

【容疑者室井慎次】犯人役の女優は誰?桜井杏子役の木内晶子の現在とは?

そして室井の辞表は新庄によって受理されず。

管理官の任を解かれ、広島県警の刑事部への異動を命じられたのです!

室井は新庄の配慮もあり、警察を辞めずに済んだのでした。

その後、強盗殺人容疑で石本が逮捕され、杏子も殺人教唆で起訴され事件は結末を迎えます。

後日、雪が降る日室井は飛行機で広島に向かおうとします。

そこに小原が弁当をもってお別れに来ています。

さよならした二人ですが、雪で飛行機が飛べなくなり、もう少し二人で話すことに。

「広島は寒いのかな?」

「寒もねーべ」

そして警察が過去に傷を付けてしまったことを詫びる室井。

仕事があるからもう行きなさいと室井が促すと、去っていく小原。

飛行機が飛ぶことになり、室井は広島に向かうための飛行機に乗るため歩いていく。

そんなラストで締めくくられた「容疑者室井慎次」でした!

映画「容疑者室井慎次」キャスト

室井 慎次 : 柳葉敏郎

物語の主人公。警視庁刑事部捜査第一課管理官 警視正。ある事件の容疑者として逮捕される

小原 久美子 :田中麗奈

逮捕された室井を担当した津田法律事務所の弁護士。ある悲しい過去を持つ

工藤 敬一 :哀川翔

警視庁新宿北警察署刑事課強行犯係 巡査部長

灰島 秀樹 :八嶋智人

灰島法律事務所 所長 弁護士

篠田 真一 :吹越満

灰島法律事務所 弁護士

津田 誠吾 : 柄本明

津田法律事務所 所長 弁護士

窪園 行雄 :佐野史郎

東京地方検察庁 検察官

沖田 仁美 :真矢みき

警視庁刑事部捜査第一課管理官 警視正

新城 賢太郎 : 筧利夫

警察庁長官官房審議補佐官(刑事局担当) 警視正

坂村 正之 : 升毅

警察庁刑事局刑事企画課長 警視長

安住 武史 : 大和田伸也

警視庁副総監 警視監

神村 誠一郎:山崎樹範

警視庁新宿北警察署地域課 巡査

神村 静江:田仲洋子

神村誠一郎の母親

黒木 孝夫 :田中圭

食品輸入代理店 社員

桜井 杏子 :木内晶子

黒木の恋人

桜井 杏子の父親 :モロ師岡

私立高校副教頭

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