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マル秘の密子さん原作ネタバレ相関図と犯人考察!夏が姉を殺した黒幕?

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福原遥さん主演の日本テレビの土曜ドラマ『マル秘の密子さん【まるひのみつこさん】』どんな手を使っても依頼者を必ず成功させるトータルコーディネーター「本宮密子」すべてがベールに包まれた作品『マル秘の密子さん』の原作ネタバレ、あらすじ、相関図とキャスト、脚本家をご紹介します。夏が姉を殺した黒幕?

※「マル秘の密子さん」はHuluにて見放題で配信中です。

Hulu

※現在放送中の「GO HOME警視庁身元不明人相談室」「降り積もれ孤独な死よ」「クラスメイトの女子、全員好きでした」、そして韓国ドラマ「スカイキャッスル」も見放題で視聴可能です。

※2024年8月12日の最新情報です。

目次

マル秘の密子さん原作ネタバレ脚本家は?冒頭10分間が放送前に公開!

原作ネタバレ

「マル秘の密子さん【まるひのみつこさん】」はオリジナル作品で、原作や原作ネタバレはありません。

福原遥さんが演じる主人公、本宮密子はトータルコーディネーター。どんな手を使っても、依頼者を必ず成功させる、謎多き女性です。

そんな密子の今度の依頼者は、不運続きのシングルマザー、今井夏。松雪泰子さんが演じます♪

密子は底辺から大逆転できるのか?サクセスストーリーなのか、サスペンスドラマなのか?

すべてがマル秘のドラマです!

脚本家

「マル秘の密子さん」脚本家は4名です。

丑尾健太郎(うしお けんたろう)

丑尾健太郎さんは1976年生まれ。映画やドラマなどの脚本を手掛ける印刷会社に就職し、脚本の校正を担当。

その技術を活かし、脚本家になられました。

「ブラックペアン」「下町ロケット」「半沢直樹」「競争の番人」などのヒット作を手掛けています。

藤岡明子(ふじおか あきこ)

フランスやアメリカなどで幼少期を過ごし、大学卒業後に広告代理店、高級ブランド、翻訳や通訳など、さまざまな職種で経験を積んできました。

ドラマデザイン社シナリオインキュベーション第26期所属。

ドラマの執筆は今回が初めてのようです。

上野詩織(うえの しおり)

上野詩織さんはアンドリーム所属。「最高の生徒〜余命1年のラストダンス〜」「初恋、ざらり」「夫婦が壊れるとき」などのドラマを手掛けてきました。

伊参スタジオ映画祭中編大賞、創作ラジオドラマ佳作など、多くの賞を受賞されています。

ばばたくみ

はばたくみさんの情報は見つけられませんでしたm(__)m

主題歌

「マル秘の密子さん」エンディング主題歌はSuperflyが担当♪タイトルなどはまだ公開されていませんが、ドラマのための書き下ろしソングです。

Superfly コメント

今回主題歌のお話をいただき、ミステリーでありサクセスストーリーでもあり、他にもたくさんの要素が合わさったストーリーと聞いてとてもわくわくしました。
曲を制作するにあたり脚本も読ませていただきましたが、福原さん演じる主人公密子さんの“トータルコーディネーター”という役柄の魅力だけではなく、ドキッとする場面なども伝わってきたのでそんな二面性、多面性を持った楽曲が良いなとイメージしながら作りました。結果、私自身でもこれまでにはない、新しい曲に仕上がったなと思っています。
「あなたが変われば世界が変わる」というドラマのテーマをいただき、そこから自分自身の身近な経験などと重なり合わせる部分をもとに歌詞も書かせていただきました。
映像やファッションの世界観もとても楽しみなので、ドキッとする場面や密子さんが優雅に華麗にトータルコーディネートするシーンなどとあわせて、ぜひ楽曲も密子さんの世界に溶け込んで楽しんでいただけたら嬉しいです。

引用元 ナタリー

冒頭10分ノーカット公開

「マル秘の密子さん」は、日テレ系ゴールデンプライム帯連ドラで初となる、第1話放送前に冒頭10分をノーカット公開しています!

当然その後につながら伏線も隠されていますよ♪

映像はTver、YouTube同局公式ドラマチャンネルでご覧いただけます。

【最新追記】マル秘の密子さん犯人考察!夏が姉を殺した黒幕?

社長を殺害した犯人が秘書の坂東であることが判明したものの、密子の姉を殺害した犯人はまだ見つかっていません。

そんな中、7話のラストでは、回想シーンから、姉の死の火事の場面に夏が居合わせたことが判明。

もしかして夏が姉を殺した犯人?または黒幕?SNSでも大きな反響が。

いろいろな意見がありましたが

夏が犯人・黒幕

密子の姉を助けようとしたけどできなかっただけ

ミスリードで別に犯人・黒幕がいる

まだ8話で最終回まで2話あるので、夏さんが黒幕だとしたら判明するのは早い気がします。おそらくミスリードなのでは?と予想。

ただ気になるのが、8話の予告です。

なんと夏が、社長になった途端、密子を排除して裏切る展開?

これは夏が非常に怪しすぎるので、逆に違う気がします。

願いを込めて、ミスリードで夏は良い人で、何か意図があって、密子のために行動していると考察します。

そして火事の時には、姉が自分ではなく社長を助けるように言われ、社長を助け出すことを優先して姉が死亡してしまった。

このことから、姉の死に責任を感じていた夏が、密子に事実を言えなかった・・・という真相を予想します。

マル秘の密子さんで社長を殺した犯人が判明!秘書の坂東(黒羽麻璃央)だった!

『九条開発』の社長・九条謙一(神保悟志)から株を譲り受けた今井夏(松雪泰子)の前に現れた謎のコーディネーター本宮密子。

本宮密子が夏の前に現れたのは、ある「秘密」があることがわかっています。

また本宮密子の正体も気になるところです。

九条謙一の死にも何か謎があるのでは?と思われる展開です。

そして、社長の謙一がすすめていた旧プロジェクトが取りやめになったのは半年前の火事が原因で、

謙一の秘書が火事で亡くなっていたことが判明。

またその秘書は遥人と意見がぶつかっていたことがわかります。

旧プロジェクトに関係して秘書が殺害された可能性も。

そんな中、秘子が意味深な発言をしました。

「小説を書いているんです。意地悪な人たちにイジメられた女の子の話です」。そのイジメはどんどんひどくなり、ときには殺されそうになったりもするが、そんな彼女を助けてくれた男性がいる―」

「「一度だけ、その人とかき氷を食べる機会があったんですけど、その人、レモン味がお好きみたいで。……でも、それ以外のことは何も。命の恩人だけど、名前も居場所も分からない、だからお礼が言えなくて」

たとえ話のようですが、このいじめを受けていたのは秘書で、助けてくれたのが社長?

SNSでも同じように予想している声が。

密子は秘書の近しい人、姉妹や友人で、死んだ謎の解明、復讐をしようとしている?そうなると助けてくれたのが社長なので、社長のやりたかったプロジェクトをすすめようとしているかもしれません。

亡くなった秘書は、密子の姉・小原鞠子(泉里香)だったことが判明。火事が放火の疑いがあり、夏の夫がその犯人らしき人物を見て、その人物が九条遥人(上杉柊平)だったと言います。

密子は幼いころ・過去に、父親から虐待を受けていて、一緒に被害を受けていた姉がいて親に殺されかけた姉と共に児童養護施設に逃げ込んでいました。

この姉が小原鞠子です。

放火犯は遥人?おそらくミスリードで他に犯人がいるのでは?と思います。

遥人でないとすると、鞠子が邪魔なのは、やはり九条家の誰かだと思います。

◆美樹(渡辺真起子)

◆玲香(志田彩良)

◆九条開発の会長・五十鈴(小柳ルミ子)

◆秘書の坂東(黒羽麻璃央)

社長・謙一を表で立てながらも、裏で実権を握っていた会長の五十鈴ですが、自分に反抗してきて、コントロールできなくなったことから殺害を計画した?

依頼したのは、会長で実行犯は怪しすぎる秘書の坂東(黒羽麻璃央)であると予想します。

予想していた通り、犯人は秘書の坂東だったことが判明。しかし会長が依頼したという予想は外れていました(^^;

坂東は不正を働いいて、また社長の妻と不倫していることもバレて、社長に切り捨てられそうになり、逆上して社長を殺害したことが判明。

逮捕された坂東でした。

レモンかき氷の君の正体とは?

そして密子が探しているのが、姉を助けたであろう、かき氷のレモン味の君。

一体誰なのか?

そんな中、今井夏の息子・智(清水尋也)がレモン味のかき氷が好きで、過去に姉・小原鞠子と面識があったことも明らかに。

そして智がレモン味の君なのでは?と思われる展開に。

しかし逆にミスリードの可能性も。

そして、美樹(渡辺真起子)の差し金によって襲われた密子をまさかの遥人(上杉柊平)が助ける事態に。

もしかしたら遥人は良い人で、かき氷のレモン味の君は遥人!?

新たなことが判明しましたら情報更新していきます。

マル秘の密子さんあらすじネタバレ最終回まで全話

1話あらすじネタバレ

「あなたが変われば、世界は変わる」――。ファッション、メーク、メンタル……ありとあらゆることをサポートし、どんな依頼もかなえるトータルコーディネーター・本宮密子(福原遥)。目的のためなら手段をいとわず、依頼者を必ず成功に導く密子は、果たして天使か、悪魔か。謎多き密子が新たにコーディネートする相手は、ある日突然、平凡なシングルマザーから大企業の大株主になってしまった今井夏(松雪泰子)……!
ダマされやすくてお人よし。夫にも逃げられ、女手一つで長男・智(清水尋也)と長女・彩(吉柳咲良)を育ててきた夏。介護士として働く夏は、半年前、火事の現場で倒れていた『九条開発』の社長・九条謙一(神保悟志)を助けたことから謙一に気に入られ、退院後のケアも担当していたが、付きっきりの介護もむなしく謙一は急逝してしまう。すると信じられないことに、謙一の遺言により、謙一が保有する『九条開発』の株式すべてを夏が譲り受けることになってしまった……!

しかし、『九条開発』は代々同族経営が続く大企業。本当に自分たちが株をもらっていいものか、降って湧いた話に今井家一同は困惑するが……そんな今井家に密子がやって来る!「九条謙一さまから依頼されて参りました。トータルコーディネーターの本宮密子と申します」。生前の謙一から、万が一のときには今井家を支えるよう頼まれていたという密子は、家に上がるなり、「インテリアの交通渋滞」と毒づいて部屋を片付け始める。突然現れた得体の知れない密子に、今井家はさらに戸惑い……。
そんな中、『九条開発』の新社長の座を争う長男・遥人(上杉柊平)と長女・玲香(志田彩良)が、株を奪い返すため、夏に取引を持ち掛けてくる。うまく言いくるめられてしまう夏は、株を返そうとするが……。

九条家の魔の手から夏を守り、さらには夏を『九条開発』の新社長に押し上げようとする密子!謎多きトータルコーディネーターと不運続きのシングルマザーが仕掛ける大変身劇の行方は……!?

引用元 日本テレビ

生前の謙一を付きっきりで介護していた夏は、謙一からいろんな話を聞かされていた。謙一が九条家の婿養子であることや、同族経営が続く『九条開発』の将来に危機感を抱いていたこと。さらに、創業100周年の記念プロジェクトとして、医療と介護が広大なネットワークでつながる福祉の町をつくろうとしていたこと……。「孤独で寂しい思いをしている人たちに、生きる勇気を与えたい」と夢を語る謙一に、夏も「私もそういう人たちのために何かできないかって、そう思って介護士になったんです」と、つい自分の話をしてしまったことがあった。そんな夏に、謙一は優しく微笑み、「私たちは同じ夢を持っているようだ。これは、私だけじゃない、私たちのプロジェクトですよ」と言ってくれた。それなのに……。「私のケアが足りなかったせいで……」と自分を責める夏は、九条家に株を返そうとする。……が、密子は「夏さまのせいじゃありませんよ」。前日まで元気だった謙一がなぜ突然亡くなったのか、九条家も疑問を持っていいはずなのに、“火事の後遺症”の一言で片付け、詳しく調べようとする者は一人もいない。まるで詳しく調べられると都合が悪いかのように……。もしかしたら、謙一は九条家の誰かによって殺されたのかも……。密子の恐ろしい臆測に驚く夏は「信じられません、そんなこと……」と耳をふさごうとするが、密子は「そうやって、また考えることを放棄するつもりですか?大切なのは、あなたが何を感じ、どう思い、どうしたいかです。あなたが変われば、世界は変わります」――。

密子に言われ、九条家に不信感を抱き始める夏……。そんな中、夏は夜道で何者かに背後から突き飛ばされ、車道に倒れ込んでしまい……!間一髪、車にひかれる寸前で密子に救われるが、辺りを見回すと、『九条開発』の秘書・千秋(桜井日奈子)の逃げる姿が……。夏に株を手放すよう脅しをかけてきたのだ!このままでは智や彩にも危険が及ぶかもしれない……。さらに、謙一の夢だったプロジェクトが取りやめになったと知った夏はがくぜんとする。悪しき同族経営を断ち切るために、夢だったプロジェクトを実現するために、謙一は思いを託してくれたはずなのに……。「でも、私にできることなんて何も……」と下を向く夏を、密子は自分のアトリエに招き……「お任せください」。ついにコーディネートが始まった!メーク、髪形、ファッション……密子の手によってあっという間に洗練されていく夏!さらに密子は、夏の左手の中指と薬指の先を親指の先と合わせて円を作ると、「つらいときや不安になったときに、このアンカリングを利用して、幸せだった時を思い出してください、それがあなたを支えてくれるはずです」――。顎を上げ、背筋を伸ばし、凛と立つ夏……。その姿は、今までとは打って変わって、自信と威厳に満ちあふれ……!

密子と夏は、『九条開発』の新社長を決める経営会議に乗り込む!夏は開口一番、「遺言書のことで、お返事をしに参りました。私は、故人の遺志に従い、九条謙一さんの持ち株すべてをいただきます」。さらに、「私、今井夏は、株主として九条開発の次期社長に立候補いたします」――そして社長になった暁には、謙一のプロジェクトを復活させ、実現させると宣言……!
しかし、社長になるためには、役員の過半数の賛同を得なければならない。現在、その条件を満たしている遥人が新社長ということになるが……。密子はお構いなしに、「この中に今井夏さんを支持される方はいらっしゃいますか?」と呼びかける。そんな者がいるはずない……と誰もが思ったその時、遥人を推していたはずの専務・荻野目(石井正則)がゆっくりと手を挙げた……。
全ては密子の思惑通り。荻野目は、かねてより謙一の考え方を支持していたが、九条家に逆らうことができずにいた。その上、荻野目の妻は育児放棄状態で、荻野目自身も愛人宅に通い詰め、家庭は崩壊寸前。そんなことが会長・五十鈴(小柳ルミ子)の耳に入ったら、間違いなくクビになる。密子はそれをネタに荻野目を脅し、協力を求めたのだ。荻野目の裏切りにより、遥人の支持者は過半数を割り、社長選びは振り出しになった。「あらあら、大変なことになりましたね」と微笑する密子――。

その夜、千秋は一人オフィスに残り、パソコンで密子のことを調べ、何者かに電話で報告をする。「本宮密子ですが、謙一社長との接点が見つかりません。本当に面識があったのかどうか……。それから、あのとき……」。実は、夜道で夏を突き飛ばしたのは千秋ではなかった。あのとき、夏を監視していた千秋は、夏が何者かに突き飛ばされ、その直後に密子が現れたのを目撃していたのだ。「もしかしたら、あのとき突き飛ばしたのは……」。電話の相手に言いかけたその時、千秋の背後に密子が現れた!密子は千秋の口をふさぐと、首元に注射針を打つ……!昏倒する千秋……!冷たく見下ろす密子で――。

引用元:公式サイト

2話あらすじネタバレ

どんな依頼もかなえるトータルコーディネーター・密子(福原遥)のサポートで、平凡な人生を送ってきたシングルマザー・夏(松雪泰子)は大胆にも大企業『九条開発』の次期社長に立候補。九条家の長男・遥人(上杉柊平)、長女・玲香(志田彩良)と新社長の座を争うことになった夏は「もしかして私、とんでもないことをしてしまったんじゃ…」と、今更ながら事の大きさに気付いて戦々恐々…。会長の五十鈴(小柳ルミ子)は、1カ月後に開かれる役員会議で次期社長を決めるという。
夏の不安をよそに、目的のためなら手段を選ばない密子は、自分の素性を嗅ぎ回る秘書・千秋(桜井日奈子)の弱みを握り、スパイとして遥人の動きを報告しろと要求。「何が目的か知らないけど、用が済んだらあんたを殺してやるから」と敵意をむき出しにする千秋に、密子は笑みをたたえて「その意気です」――。

社内では、“次期社長に立候補した身の程知らずの女がいる”と夏の話題で持ち切り。総務部で働く智(清水尋也)は、恥ずかしさのあまり夏の息子であることを隠そうとするが、上司の森山(小久保寿人)にバレてしまう。一躍社長候補となった夏に豪華な役員室が与えられる一方で、九条家の遠縁でもある森山に目を付けられてしまった智は、社内の“墓場”と呼ばれる地下倉庫での雑用を命じられ…。
そんな中、亡くなった前社長・謙一(神保悟志)が進めていたプロジェクトの復活を目指す密子と夏は、プロジェクトが取りやめになった理由を探り始める…。

次期社長争いに巻き込まれていく夏の陰で、パワハラに苦しむ智…。馬鹿にされても侮辱されても、波風立てまいとへつらう智に、密子が仕掛けるコーディネートは…?密子の意外な過去も徐々に明らかに!!

引用元:公式サイト

旧プロジェクトの資料を探すために総務部を訪ねた密子は、智が上司の森山にいびられているところを目撃。契約社員を略して“ケイヤくん”と揶揄され、自分の仕事ではないのに地下倉庫の整理作業を押し付けられ…。それでも波風立てまいと、へつらい、命令に従う智。
地下倉庫は社内の“墓場”と呼ばれ、不要になった書類や使い古しのパソコンが保管されている場所。密子はもしかしたら…と智に付いて地下倉庫に行くが、旧プロジェクトに関する資料は九条家からの指示ですべて破棄してしまったという。
「なんで母さんに余計なこと言ったんですか?」…智は夏の立候補をサポートした密子をとがめ、夏に社長なんて務まるはずがないと断言。そんな智の前で、密子は倉庫にあった大きな段ボールを棺おけに見立て、その中に横たわって“死の疑似体験”をしてみせる。「こうして死の疑似体験をすると、いろんなことが頭に浮かぶんです。…あのときああすれば良かったっていう後悔とか」。そう言いながら密子は「智さんもいかがですか?試しに一歩踏み出してみれば、何かが変わるかもしれませんよ」と“死の疑似体験”を勧めるが、「僕はいいですよ」と殻を破ろうとしない智。そんな2人のいる地下倉庫に、清掃スタッフに扮した夏が現れる。社長になる前に会社の一員になりたい…そう思って清掃のお手伝いを始めたらしい。密子はそんな夏を微笑ましく見つめる。

夏が社員に聞き込みをしたところ、旧プロジェクトが取りやめになったのは半年前の火事が原因らしかった。謙一がケガをしただけでなく、あの火事で1人、死者が出ていたからだ。亡くなったのは謙一の秘書で、後輩だった千秋の話では、その秘書は遥人と意見がぶつかることが多かったという。「ぶつかるというのは、どういう…」。密子が詳しく話を聞こうとしたその時、そばにいた智のスマホが鳴り、最悪の知らせが飛び込んでくる。総務部が管理していた重要データが消失したのだ。データの消失により新プロジェクトの進捗に遅れが出たら、何億という損失になる…。「ケイヤくん、この件の担当は、確かキミだったな」と森山から責任をなすり付けられた智は、本当は無関係なのに言い返すことできず…。
息子の危機に居ても立ってもいられない夏は、もしかしたら電子化する前の書類が残っているかもしれないと、地下倉庫の中を必死に探す。そんな夏にイラ立つ智は「誰のせいでこんなことになったと思ってんの」。今まで波風立てずにうまくやってきたのに、夏が次期社長に立候補したばかりに、上司に目を付けられ、こんなことになってしまった。現状を夏のせいにする智は「もうやめてくれよ…恥ずかしいんだよ!」と声を荒らげてしまう…。息子を追い込んでいたことに気付いた夏は、社長どころか親失格だと自分を責め…。
さすがに言い過ぎたと落ち込む智は、一人、段ボールの中に横たわり、“死の疑似体験”をしてみる。「しょうもない人生だったな」とパッとしない人生を振り返る智。「もっと、やりたいことやればよかったな。嫌なやつ、ぶっ飛ばせばよかった。もっと……もっと……母さんのこと、大事にすればよかった」。ようやく自分の本心を見つけた智の背中を、密子が優しく後押しする。「今のあなたなら、何でもできます。あなたが変われば、世界は変わるから」――。

その頃、夏は遥人や森山から親としての責任を追及され、九条開発の株の譲渡と、次期社長の立候補を取り下げるよう要求されてしまう。「それは…」と夏が言葉を詰まらせたその時、「待ってください」と智が駆け付ける。「今回の件は、母には何も関係のないことです」とキッパリ言い放つ智は、森山に向かって「あなたは、ウソをついてます」。そもそもデータの管理は自分の仕事ではないし、仮にそうだったとしても、指示した上司にも責任があるはず…「僕とあなたと2人で責任を取りましょうよ。だから母は巻き込まないでください。この人は僕の大切な人なんです。何よりこの人は、九条開発の次期社長になる方なんですから」。思いがけず智に反撃され、「ケ、ケイヤくん…」と狼狽する森山に、智は「智です。母が付けてくれた大切な名前です。お間違えなく」と吐き捨て、夏を連れてその場を後にするのだった…。

消失したとされていたデータは千秋が隠し持っていた。全ては夏を陥れるために千秋と森山が仕組んだことだったのだ。千秋からデータを奪い返した密子は「次はない。いいですね」とにらみを利かせ、千秋を完全に支配下に置く。
データが見つかったことで智の処分は見送られ、森山は他の社員からのパワハラの告発もあって関連会社に出向になった。ホッと胸をなで下ろす夏は、これを機に地下倉庫を特別役員室として利用することに決める。さらに、倉庫の中から、亡くなった秘書のパソコンも見つかった。本当はずっと前から智が見つけていたのだが、夏に社長になることを諦めてほしくて黙っていたのだ。でも、今は違う…「もしかしたら前のプロジェクトのデータも残っているかもしれない。俺も協力するよ。母さん、社長になろう」と夏を応援する智。
そんな中、千秋は、謙一が火災事故で入院していた時の写真を何げなく見返し、その中に見覚えのある人物が写っているのを発見。「これって…」と言葉を失う千秋。それは、病院スタッフの格好をした密子で…。
一方、密子のアトリエには、遥人と九条家の写真が大量に保管されていて――。密子と九条家の関係は!?密子の真の目的は!?3話へ続く!

引用元:https://www.ntv.co.jp/maruhi-mitsuko/story/02.html

3話あらすじネタバレ

密子(福原遥)に助けられながら九条開発の次期社長になろうとする夏(松雪泰子)は、前社長が成し遂げられなかったプロジェクトの実現を目指すものの、建設業界のことは全く分からないし、慣れないヒールで靴擦れを起こすし、みんなをまとめるどころか社員たちの嘲笑の的……。そんな不器用な夏に、娘の彩(吉柳咲良)も「お願いだから目立つようなことしないでよ」と冷ややかな目を向ける。広報部の契約社員から念願の正社員を目指す彩にとって、九条家を敵に回すことは大きなリスク。まして直属の上司である九条家の長女・玲香(志田彩良)から睨まれるわけにいかないのだ。彩は密子に「母をそそのかすのはやめてほしい」とお願いするが……。

週末、玲香の主催で、名だたる投資家や実業家をもてなすパーティーが開かれることになった。次期社長候補として顔を売る絶好の機会だが、夏は招待されず……。密子は「こちらはこちらなりに戦いましょう」と、前社長のプロジェクトに興味を示していた大手IT会社のカリスマ社長・奈良橋和美(山下容莉枝)との接触を図る。奈良橋の協力を得られれば、夏にとって大きな後ろ盾になるはずだが……。一方の彩は、玲香に気に入られるために密子たちの邪魔をしようとして……。

そんな中、密子は、玲香のパーティーでお見合いをすることになった遥人(上杉柊平)から、秘密のコーディネートを頼まれる――。
密子がまさかの裏切り!?大事なパーティーで敵の遥人をコーディネート!さらに彩も九条家の味方をして……!次期社長争いは予想外の展開へ!!

引用元:公式サイト

大手IT会社の女社長・奈良橋とのアポが取れ、面会に向けてプレゼンの準備を始める夏は、前社長が進めていたプロジェクトの資料を見ながら建設業界のことをイチから勉強する。一方の彩は、今のままでは正社員になれないと分かり、どうにかして玲香にアピールしなければと焦り始め……。
そんな中、夏と奈良橋が玲香のパーティーに招待された。2人きりでプレゼンできるチャンスだったのが、パーティーの場にすり替えられてしまったのだ。「あらあら、情報でも漏れたのかしら」と面白がる千秋(桜井日奈子)。
九条家では、IT界の大物である奈良橋の招待に成功した玲香の株が急上昇。イラ立つ遥人は、密子に「パーティーでは今井夏ではなく私の手伝いをしろ」と、夏を裏切れと要求。「その代わりに、欲しいものがあるならかなえてやる」。そう言われた密子は思案して……。
「やっぱり、情報を流したのは彩さんだったんですね」。密子は、玲香に奈良橋の情報を流したのが彩であることを見抜いていた。「私は、母さんみたいにはならない。自分の幸せを一番に考える」と彩。目的のためなら手段を選ばない彩の生き方を「私は好きですよ」と肯定する密子は、1枚の古いコインを彩に見せる。表は白、裏は黒のコイン。チベットの高僧からもらった“神様のコイン”だと説明する密子は、人生の中で選択に迷った時、このコインが正解を教えてくれるという。「たとえば、私はどちらに従うべきか。白なら遥人さん、黒なら夏さん」と、テーブルの上でコインをはじく密子。するとコインはくるくると回って倒れ、白が出る。コインに従い、今回は遥人に従うことに決めた密子は「彩さんも、迷っているならどうぞ」とコインを勧めるが、「何が正解かは自分で分かってるから」と拒否する彩。しかしその表情からは迷いが見て取れて……。そんな彩に、密子は「じゃあ、今回は2人で協力しましょう」と共闘を持ちかける。

パーティー当日。遥人のアテンド役に回った密子から夏のサポートを任された彩は、先に会場入りした夏に電話をかけ、「急に具合が悪くなっちゃって……これから病院に行ってみる」と伝えて電話を切ってしまう。彩がいなければ、夏は何もできない。これで玲香が有利になる。「おかげさまで、うまくいった」と密子に礼を言う彩は、密子から“神様のコイン”を借り、玲香と夏、どっちの味方をするのが正しいかを改めて占う。白なら玲香、黒なら夏。するとコインは白の玲香を示し、「やっぱり正解だった」と安堵する彩。……ところが、夏はバカ正直に彩を心配して病院へ向かってしまった!大事なプレゼンがあるのに、この日のために勉強してきたというのに、全部をかなぐり捨て、どこの病院かも分からないまま娘を捜して駆けずり回る夏――。そうと知った彩は居ても立ってもいられず夏を追いかけ、靴擦れの痛みで歩けなくなっていた夏を発見。「何してんの!もうとっくにパーティー始まってるんだよ!?大事なプロジェクトを紹介するチャンスなんでしょ!?」。しかし夏は、何よりも彩が無事だったことがうれしくて、つい笑顔になってしまう。そんな夏を見て自分を恥じる彩は「私、母さんを助けたい。お願い、密子さん」と密子にコーディネートを依頼。密子は遥人から“夏に協力するな”とクギを刺されているが……「彩さんに協力するなとは言われていません」――。

その頃、パーティー会場では、玲香が奈良橋にあいさつするものの、気難しそうな奈良橋に全く相手にされないでいた。そこへ、密子のコーディネートで着飾った彩が夏を連れて会場にさっそうと現れる。彩は来客一人一人に夏を紹介しながら、やがて奈良橋の前に来ると、「立ち話もなんですから」と、奈良橋に安いパイプ椅子を勧める。玲香はギョッとして「失礼でしょ」と彩をとがめるが、奈良橋はフッと笑い、「ありがとう。気が利くわね」と、パイプ椅子に腰を下ろした!実は奈良橋も夏と同じで堅苦しいことが苦手……密子の入れ知恵で一気に奈良橋の心をつかんだ夏と彩は、奈良橋にプレゼンの時間をもらい、見事、プロジェクトへの支援を約束してもらうことに成功する。

「私、神様の答えに逆らっちゃったけど」。コインの結果とは別の道を選んでしまったことを不安に思う彩に、密子は「その話、ウソです」。コインはただのオモチャで、神様の話は密子の作り話だった。「まずは決めてみること。何かを決めた後で、そこで初めて自分の本心が分かることもありますから」と密子に言われ、苦笑する彩。そんな2人の元に、逆上した玲香が迫って来る。「あんたたちのせいで!」と手に持った水を2人にぶっかけようとする玲香。その瞬間、近くにいた智(清水尋也)が反射的に密子をかばって水をかぶり……。なおも怒りが収まらない玲香は、彩に向かって「あんた分かってんの?正社員の話は――」と言うより先に、彩は「お断りします」とキッパリ言い放つのだった。
一方、遥人のコーディネートはというと、「このままで大丈夫です」と密子。調べたところ、遥人の縁談の相手は、人付き合いにおいては相手の内面や人間性を重視する、まっとうな価値観を持った女性。「ですので遥人さん、そのままのあなたで大丈夫です。それで、ちゃんとフラれますので」。……その通り、何もせずとも縁談を断られた遥人から、報酬としてUSBメモリを受け取る密子。その中身は、九条開発の全社員の出退勤のデータだ。「どうしてこんなもの欲しがる?」と首をかしげる遥人に、密子は「マル秘です」――。

夏は密子が落とした日記帳を拾い、中を見てしまう。そこには『助けて』『殺される』など、穏やかでない文字が並んでいた。密子は慌てて日記を奪い返すと、「小説を書いているんです。意地悪な人たちにイジメられた女の子の話です」。そのイジメはどんどんひどくなり、ときには殺されそうになったりもするが、そんな彼女を助けてくれた男性がいる――という密子の“物語”に興味津々に耳を傾ける夏。「ステキな人ね。どんな方なの?」と夏が聞くと、密子は「一度だけ、その人とかき氷を食べる機会があったんですけど、その人、レモン味がお好きみたいで。……でも、それ以外のことは何も。命の恩人だけど、名前も居場所も分からない、だからお礼が言えなくて……という話ですよ」。そう言ってほほ笑む密子。その頃、今井家では、智がレモン味のかき氷を食べていて――。

夜、密子は九条開発の大会議室で、ある人物と会う。「お疲れさま。ここまで順調にいっているようね、密子さん」。それは、会長の五十鈴(小柳ルミ子)で――。密子と五十鈴の関係は!?4話へ続く!!

引用元:公式サイト

4話あらすじネタバレ

「ここまで順調にいっているようね、密子さん」――。九条開発の会長・五十鈴(小柳ルミ子)と人目を避けて会う密子(福原遥)。2人の関係は……!?
運命の社長選を目前に控えた夏(松雪泰子)に思わぬ逆風が吹きつける。どこで夏のことを調べたのか、放蕩無頼な夫・丈晴(山中聡)が九条開発に押しかけてきたのだ。勝手に家を出ていって以来、何年も連絡が取れなくなっていた丈晴。夏たち家族を捨てておいて今さら何の用かと思えば、「借金あんだよ、今」。相変わらずお金にだらしない夫にあきれ返る夏は、お酒をやめて心を入れ替えるつもりだという丈晴を放っておくことができず、お金を渡してしまう……。

しかし、九条開発の次期社長候補にスキャンダルは厳禁。夏が丈晴と籍を入れたままだと知った密子は、夏の前から丈晴を遠ざけようとするが、思いがけず自分の過去と向き合うことになり――「いっそ殺してしまった方が、世の中のためになるかも」……。 一方、密子の素性を暴こうとする遥人(上杉柊平)と千秋(桜井日奈子)は、自分たちだけではラチが明かないと判断。やり手の記者を雇って密子の素性を調べさせ、衝撃の事実にたどり着く――。

密子は何のために九条家に近づいたのか!?暴かれる密子の秘密……その壮絶な過去とは……!?

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夏にお金を無心する丈晴は、借金返済のためだと言っていたにもかかわらず、夏から受け取ったお金でパチンコに興じていた。家賃も滞納し、働いてすらいない。それでも夏は「お酒さえなければ、本当に誰より誠実な人なんです」と丈晴をかばう。もともと働き者だった丈晴は、仕事のストレスからお酒に頼るようになり、いつしか智(清水尋也)や彩(吉柳咲良)もおびえるほどの暴力を振るうようになった。「だけど、もうお酒もやめたみたいで。どんな人でも、あの子たちの父親です。……密子さん、あの人のこと助けてあげてください」。夏に頭を下げられた密子は「お任せください」と笑顔で答える。
ところが、密子は丈晴に会うなり、「夏さんが九条開発にいると、どなたからお聞きになりましたか?」と詰め寄り、口ごもる丈晴に対して間髪を入れずに脅しをかける。会社に現れて金銭を要求したり、夏に何度も電話をしたことは業務妨害罪に当たり、告訴することも可能だ、と。「もう夏さんには近づかないでください」とクギを刺す密子。丈晴を助けるどころか突き放してしまった密子に、夏は「あの人は私の家族なんです」と訴えるが、密子は「家族なんて、心を縛る鎖でしかありません」。いつもとは明らかに違う密子のとげとげしい態度に、夏は困惑するばかりで……。

丈晴に夏の情報を教えたのは、美樹(渡辺真起子)と玲香(志田彩良)だった。2人は丈晴に、借金の肩代わりを餌に夏を蹴落すよう頼んでいたのだ。密子から脅しをかけられて一度はひるむ丈晴だったが、美樹と玲香から「本宮密子を裏で操っているのは今井夏ですよ。全部、今井夏の入れ知恵。あなたは捨てられたんです」とけしかけられ――。夏への憎悪を膨らませる丈晴は、九条開発に乗り込んで夏に襲いかかる!「おまえのせいで、メチャクチャだ!」。慌てて止めに入る智を突き飛ばし、暴れ狂う丈晴。その姿を見た密子は、過去の記憶がフラッシュバックして固まってしまう――幼い密子の目の前で酔って暴れる父親――その記憶に支配されて震え始める密子……。そんな密子に向かって「おまえのせいだ!」と拳を振り上げる丈晴!「やめて!」と身をていして密子を守る夏!飛び交う怒号の中、密子の脳裏に再び過去の記憶がフラッシュバックする――父親に殴られそうになる密子をかばい、代わりに殴られる少女――。ハッと我に返った密子は、目の前で警備員に取り押さえられる丈晴を、ただぼうぜんと眺め……。

一方、密子の素性を探る遥人は、ついに衝撃の事実にたどり着く。幼い頃に親からひどい虐待を受けていた密子は、親に殺されかけた姉と共に児童養護施設に逃げ込んだ。その姉は、九条開発の元秘書で、火災事故で亡くなった小原鞠子(泉里香)だったのだ――。

丈晴に憎き父の姿を重ねる密子は、暗い衝動に突き動かされるまま、丈晴を拉致してナイフを突き付ける。「警告したはずです。夏さんには近づくなと」。しかし丈晴は「おまえに殺しなんでできねぇよ」と薄笑いを浮かべ、「その目だよ。俺が昔、家で暴れてた時、智と彩もおんなじ目してた。おびえ切ったガキの目だ」と密子を挑発。再びフラッシュバックに襲われる密子の呼吸が、徐々に荒くなる……。丈晴は「夏もおまえも、絶対許さねぇからな。逃げられるなんて思うなよ。もし逃げたら……ぶっ殺してやるからな!」。恐怖に震える密子。その耳に鞠子の声がハッキリと聞こえてくる――「助けて、みっちゃん」――その瞬間に密子の中で何かがプツンと切れ、持っていたナイフを丈晴の首に突き刺す……寸前、その手を夏が止めた――。「何をしてるんですか……!」。丈晴をかばうようにして密子と対峙する夏は「この人は、私が愛した人なんです。密子さんにも分かるでしょ……?家族、恋人、お友達……。誰でもいい、顔を思い浮かべてください」。しかし、密子には誰もいない。愛していた人も、愛してくれた人も。もう、誰も……「あなたには、この痛みが分からない」と胸の苦しみを訴える密子に、夏は「私がいます!私は、密子さんを愛しています」。密子がいなければ、夏の人生は暗いままだった。密子がいてくれたから、夏は変わることができた……「密子さん。私が、あなたの分まで、ちゃんと痛がるから。だから、あなたはもう苦しまなくていい。……あなたが変われば世界は変わる……そうでしょ?」――夏の偽りない言葉が、密子の胸に届き――。

「やっぱり、似ています。夏さんを見ていると、姉のことを思い出してしまう」。夏に姉・鞠子の面影を見る密子は、鞠子が九条開発の火災事故で亡くなったことを打ち明け、「私には、どうしてもあれが事故だったとは思えない」。なぜなら、前社長の旧プロジェクトを発案した鞠子は、九条家に圧力をかけられていたからだ。鞠子の死によって、九条家の望み通りに旧プロジェクトは打ち切りになった。鞠子を殺して得をする人間の仕業に違いない……。その真相を探るために、密子は「前社長の依頼」とウソをついて夏に近づき、九条開発に潜り込んだのだ。そんな密子に、夏は「よく頑張ったね。ずっと独りで……。これからは私がそばにいるから」。夏の優しさに、密子は涙をこらえることができないのだった――。

丈晴の一件で夏に対する社内の信用はガタ落ち。おそらく、次の社長選で夏に投票する人は誰もいない。次の手を考えなくてはならなくなった密子と夏に、丈晴から電話がかかってくる。「もう会うこともねぇだろうから」と別れを口にする丈晴から、「夏のことを九条から守ってほしい」と頼まれる密子。実は半年ほど前、丈晴の借金仲間が、ある人物から放火を依頼された。仲間は依頼を断ったが、しばらくして本当に火事が起きた。九条開発の火災事故だ。当時、気になって現場を見に行った丈晴は、現場から車で逃走する人物を目撃していた……「よく聞け。現場から逃げ去ったのは、九条遥人――」。そう言った直後、丈晴は何者かに命を奪われ――!密子と夏は衝撃に包まれる!!

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5話あらすじネタバレ

夏(松雪泰子)の夫・丈晴がビルの屋上から転落。酒に酔って足を滑らせた不運な事故として片付けられてしまう中、密子(福原遥)は遥人(上杉柊平)に疑いの目を向ける。半年前の火事の現場から立ち去るところを目撃されていた遥人が、口封じのために丈晴を殺したに違いない……。丈晴の転落死も、姉・鞠子(泉里香)の命を奪った火事も、全ては次期社長の椅子を狙う遥人の仕業だと確信する密子は、遥人に宣戦布告する――「そう簡単に幸せになれるとは思わないでくださいね。今度は私が、あなたの全てを奪いますので」――。

九条家との危険な戦いにたった一人で挑もうとする密子に、夏たち今井家が“待った”をかける。お互い九条家に関わったことで家族を失ったのは同じ……「だから、一緒に戦いましょう」。その気持ちを受け止め、みんなと共に戦う覚悟を決めた密子は、「社長選まで時間もないですし、やり方を変えましょうか」と、一発逆転の策として九条家のネガティブキャンペーンに打って出る。火事による元秘書の死や、前社長の突然死、丈晴の不可解な死……密子のリークにより九条家の黒いウワサがたちまちネットをザワつかせ、密子の思惑通り、役員の中に夏の支持者が増え始める。

さらに、火事があった工場の地主の新証言により、半年前の火事は、リゾート計画を進めていた遥人が地上げ目的で起こした放火の可能性が高いことが判明。密子は地主の話を週刊誌にリーク。これで九条家の信用は失墜し、夏の社長就任がグッと近づく……と思っていたのだが……。

社長の椅子を狙う遥人の反撃で形勢逆転!?姉の死の真相を追う密子を、絶体絶命の危機が襲う!!

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遥人に記事をもみ消されてしまった密子は、改めて、姉・鞠子も同じように九条家から理不尽な圧力を受けていたはずだと確信する。鞠子の日記にも、旧プロジェクトのことで遥人に目を付けられてからは毎日のようにパワハラを受け、まともに眠ることもできず、ずっと苦しんでいたことが記されていた。実は、鞠子は亡くなる前日、アメリカでコーディネートの仕事をしていた密子の元に電話をかけていた。しかし、仕事中だった密子はその電話を取りそびれた……。もしあの時、きちんと話を聞いていたら、姉の未来は変わっていたかもしれない……「私は……お姉ちゃんを……助けられなかった」……後悔の念を募らせる密子。そんな密子の痛みを受け止める夏は、「どうしてお姉さんが亡くなってしまったのか、真相を突き止めましょう」――そのための手掛かりは、半年前に何者かから放火の依頼を受けたという丈晴の借金仲間。その人物なら何かを知っているかもしれない。密子と夏は丈晴が通っていた飲み屋街でその人物を捜し始めるが、なかなか見つからず……。

そんな中、密子は鞠子のノートPCを遥人に奪われそうになるが、居合わせた智(清水尋也)が力ずくで遥人を追い返して事なきを得る。智のたくましい一面を見て驚く密子に、「昔、日雇いのバイトで、力仕事もしていたんですよ」と智。当時、九条開発が手掛ける現場にも足を運んでいたという智は、現場に差し入れを持って来た鞠子と言葉を交わしたことがあったと打ち明ける。「これも何かの縁なんですかね」。そう言いながら、コンビニで買ってきたかき氷を食べる智。それは、レモン味のかき氷で――!まさか、鞠子を守ろうとしてくれたレモンの人は、智だった!?密子は智のことが気になり――。

翌日、飲み屋街で丈晴の借金仲間を捜し続ける夏の前に、坂東(黒羽麻璃央)が現れる。九条家に取り入っているのはあくまで出世のためで、本当は夏の力になりたいんだと、すり寄って来る坂東。ちょうどその時、密子のスマホに、丈晴の借金仲間だという男・横田から電話がかかってくる。「聞きたいことがあるんです!」と、はやる心を抑えきれない密子は、横田に言われるまま、指示された場所へ1人で向かってしまう。

同じ頃、役員たちとの食事会に臨む遥人は、千秋(桜井日奈子)からの連絡で、密子が横田に会うために1人で出掛けたことを知る。遥人は「絶対に会わせるな。阻止しろ」と千秋に伝えるが、食事会に同席した美樹(渡辺真起子)は「放っておきなさい」。実は横田は坂東が買収したニセモノで、坂東が夏を足止めしている間に密子を呼び出し、始末するつもりだというのだ。「これで勝利は間違いなし。社長になるのよ、あなたは」と美樹は余裕の笑みを浮かべるが……。

怪しいと分かりつつも、横田に指示された場所へ向かう密子。たとえワナだったとしても、手掛かりをつかめる可能性があるなら逃げるわけにはいかない、そう覚悟を決めるが、建設現場におびき出された密子の頭上に、計ったように材木の束が倒れてきて――絶体絶命の密子!――が、その時、何者かが密子に飛びつき、間一髪で材木をかわした!助けたのは、なんと遥人だった……。遥人は票集めのための大事な食事会をすっぽかし、密子を助けに来たのだ。しかし、頭を打って意識がもうろうとする密子は、それが遥人だとは気付かず……。密子の意識がはっきりした時、そばに居たのは、知らせを受けて駆け付けた智と、密子を追ってきた千秋だった。遥人のおかげで命拾いした密子に冷たい視線を送る千秋。「智さんが助けてくれたんですか?」と尋ねる密子に、千秋は「そうよ。この人は命の恩人」と平然とウソをつき、智もとっさに否定できず受け入れてしまう。

「この記事は本当なの?」――九条開発の大会議室で、五十鈴(小柳ルミ子)が週刊誌のコピーを手に遥人を問い詰める。掲載が取りやめになった、半年前の火事に関する記事だ。遥人が返答に窮していると、千秋が現れ――「火事が起きた日のその時間、遥人さまは、私と一緒に仕事をしていました」――。千秋の思惑は一体!?遥人が密子を助けた意味は!?6話へ続く!!

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6話あらすじネタバレ

「火事が起きた日のその時間、遥人さまは私と一緒に仕事をしていました」――半年前の火事と遥人(上杉柊平)は無関係だと主張する千秋(桜井日奈子)。そんなはずはない……密子(福原遥)は千秋のアリバイを訂正しようとするが、会長・五十鈴(小柳ルミ子)に「この件はここまでにします」と話を打ち切られ、結局、火事の真相を暴けないまま……。

夏(松雪泰子)の社長選までわずか1週間。九条家に対抗する次の手立てを考える密子たちは、亡き姉・鞠子のノートパソコンに保存されていた隠しファイルのパスワードを解くことに成功。ファイルの中には、会社のお金の不正な出入りを示すようなメモ書きが残されていた。「もしかしたら、裏帳簿かもしれません」と密子。鞠子は何らかの方法で不正の証拠を見つけて保存していたのだ。メモの裏付けが取れれば九条家を糾弾できるかもしれない……密子は「これが最後のチャンスです」と裏付け捜査に動き出す!

一方、遥人のピンチを救った千秋は、美樹(渡辺真起子)の信用を得て、“お使い”を頼まれる。「遥人がお世話になっている方に、お礼をしたくて」と言う美樹から菓子入りの紙袋を渡された千秋は、遥人の役に立てるなら……と喜んでお使いを引き受けるが、菓子箱の中には札束が入っていて――。

九条開発に贈賄疑惑!?運命の社長選まで残り1週間……密子は九条開発の不正を暴けるか!?

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以下、ネタバレを含みます
裏帳簿の裏付け捜査をする智(清水尋也)と彩(吉柳咲良)は、夜、1人である店に入った玲香(志田彩良)が男にお金を渡している場面を目撃。その男はすぐに店を出るが、玲香は1人残ってヤケ酒をあおるように飲み続け……。泥酔状態の玲香を介抱する智と彩は、玲香を今井家に連れて帰り、夏が作った肉じゃがを勧める。嫌がりながらも空腹に耐えきれず、肉じゃがを頬張る玲香。母・美樹の手料理を食べたことがない玲香にとって、夏の肉じゃがは優しい味で……。「お礼は言わないから」と意地を張る玲香に、夏も「いりませんよ、そんなの。玲香さんは一応、社長争いのライバルですし」。すると玲香はつぶやくように、「私は別に、社長になりたいわけじゃないのよ」。代々女系家族の九条家にとって、遥人は待望の男の子。美樹の愛情を一身に受けてきた遥人の横で、実は常に寂しい思いをしてきた玲香……。

しかしその翌日、玲香は窮地に立たされる。九条開発の社員たちのメールに、玲香が店で男にお金を渡している写真が一斉に送られたのだ。その男は仲介業者で、玲香は男を通してSNSのフォロワーをお金で買っていた。さらに、会社のお金を私的に流用していたことも発覚。社内では玲香に対する批判の声が噴出し、玲香は社長選の立候補を取り下げざるを得ない状況に追い込まれてしまう……。美樹から「今後は遥人の協力に回って」と告げられ、茫然自失の玲香。そんな玲香に、美樹が「もうすぐ誕生日でしょ」と、プレゼントのネックレスを渡す。「ずっと一人にさせてごめんなさい。これからはちゃんとそばにいるから」。美樹の言葉がうれしい玲香は「……お母さん」と涙を流し……。

千秋は美樹から再び紙袋とメモを渡され、お使いを頼まれる。それが賄賂だと分かっている千秋は躊躇するが、千秋の迷いを見透かしたように、「明日、遥人と食事してらっしゃい。お店は予約しておいたから」と美樹。遥人との食事に釣られた千秋は断り切れず、紙袋を届けてしまう……と、「お使いですか?九条家の」……密子に見つかって……。警察に通報されてしまうと思った千秋は「通報するの、もう1日だけ待ってくれない?」と密子に頼み込む。夢だった遥人との食事だけはどうしても叶えたいと言う千秋……。

翌日、夏は、社内で肩身が狭くなった玲香に手を差し伸べる。「私たちと手を組みませんか?」。このままだと、遥人が社長になったとしても玲香が表舞台に立つことはない、でも自分が社長になった暁には副社長の椅子を用意できる。玲香の行動力や発信力や人脈は、きっと夏の力になるはず。「どうか力を貸してください。あなたが変われば、世界は変わります」――。しかし、自分の不正を暴露したのが今井家の人間だとにらむ玲香は、「誰があんたらの施しなんて受けるか!」と夏の誘いを突っぱねる。

すでに警察に通報されてしまったと思って落ち込む千秋に、夏は「通報してませんよ。できないと言ってました、密子さん」。通報すれば九条家を追い込めるが、千秋の人生も台無しになってしまう、それだけは出来ない……そんな密子の思いを知り、千秋の心は揺れ動く。一方その頃、密子は遥人の元に押し掛け、千秋との食事を断ろうとする遥人に、「今夜、千秋さんとの食事に行ってください。千秋さんは、あなたとの時間を楽しみにしているんですから。せめて今日だけは、誠意をもって向き合ってあげてください」――。

遥人との食事を終えた千秋は、翌日、意を決して美樹と対峙する。相変わらずお使いを頼んでくる美樹に、「お断りします。だってこれ、賄賂ですよね?」。いくら遥人のためとはいえ、そんなものを運ぶわけにはいかない、と逆らう千秋。そこへ、密子と夏が五十鈴を連れて現れる。千秋は「会長、私は美樹さまの指示で、これまでに数回、この紙袋を運んでいました」と美樹の不正を訴えるべく菓子箱を開けてみせる……が、箱の中身は、ただのお菓子だった……!言葉を失う千秋と密子。そんな2人をあざ笑う美樹は、一気に畳みかけるチャンスとみて、「今すぐに採決を取りませんか?」と、役員たちを集めて社長選を始める。「では皆さん、九条開発、次期社長について、九条玲香が適任と思う方」――大方の予想通り、手を挙げる者は誰もいない。「では次に、今井夏が適任と思う方」――挙手したのは荻野目(石井正則)1人だけ……と思ったその時、玲香の手が挙がる。驚く美樹に、玲香は「お母さんのスマホの中を見たら、こんなメールを見つけた」――それは、玲香と男の密会写真が載ったメール。玲香の不正を暴露したのは今井家ではなく、美樹だったのだ。「私を売ったのね。遥人を社長にするために」と憤る玲香は、プレゼントのネックレスを引きちぎり、「地獄に落ちろ」――。すると玲香派の役員たちも次々と手を挙げ、夏の支持者は5人に。対して遥人の支持者も5人。五十鈴だけはどちらにも手を挙げずに、じっと情勢を見守っていて……。かくして社長選は再び持ち越しとなり、密子は“してやったり”とほほ笑むのだった。

翌日、九条家に逆らったことで秘書室をお払い箱になった千秋が、夏たちのいる地下倉庫にやってくる。落ち込んだ素振りもなく、遥人のことも吹っ切れたと言う千秋。「新しい推しもできたしね」と、バッグの中から取り出したのは、密子のアクスタで……。

そんな中、事態は急展。前社長・謙一が亡くなった件について、警察が殺人の線で再捜査を始めたというのだ。そしてなんと、夏にその疑いの目が向けられて――!

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7話あらすじネタバレ

夏(松雪泰子)に殺人容疑が!?前社長・謙一(神保悟志)の死は他殺だった……死の直前まで謙一と一緒にいた夏が警察に呼ばれたことで、役員たちは“夏が前社長を殺したのではないか?”と大騒ぎ。密子(福原遥)たち夏派の面々も事実無根を訴えるが、美樹(渡辺真起子)をはじめとする遥人派は「殺人の疑いがある人間を社長にするわけにはいかない」と事態を問題視。すると、このままでは社員の士気に関わると判断した五十鈴(小柳ルミ子)が「今日、すべてを決めましょう」と、急きょ、夕方の経営会議を新社長決定の場にすると宣言……!夕方までに夏の無実を証明できなければ、新社長は遥人(上杉柊平)で決まってしまう……。追い詰められた密子は「今日中に、真犯人を暴き出します」――。

急いで真犯人捜しに取り掛かる密子は、五十鈴の秘書クミ(玉田志織)から重要な証言を得る。あの日、クミは、夏と入れ替わりで謙一の部屋に入って行った“ある人物”の姿を目撃していた……。それを夕方の会議で証言してくれるというクミ。密子は「これで夏さんの無実は証明できるはずです」と安堵するが、会議直前、クミは行方をくらましてしまう――。

前社長を殺したのは一体誰!?新社長の行方は!?華麗なる一族の闇が暴かれ、九条開発の未来が大きく動く、運命の第7話!!

以下、ネタバレを含みます
謙一が亡くなった日、五十鈴の秘書クミは、夏と入れ替わりで謙一の部屋に入っていく遥人の姿を目撃していた。もしその時点で謙一が生きていたとしたら、夏の無実は証明される……はずが、証言者のクミが会議直前に姿を消した。九条家が隔離したに違いない……密子は坂東(黒羽麻璃央)を問い詰めるが、「なんのことだか」とシラを切られてしまう。「坂東さん、あなたとは一度、お話がしたいと思っていました」――九条家の側近である坂東なら、姉・鞠子(泉里香)の死の真相を知っているかもしれない。しかし坂東は、鞠子のことを「優秀な部下だった」と振り返りながらも、その死については口を閉ざし、「知らない方が、幸せなことだってあると思いますよ」と意味深な言葉を残す……。

会議の時間が刻々と迫る中、夏は、謙一がいつもメモ代わりにボイスレコーダーを使用していたことを思い出す。そのボイスレコーダーに真犯人の手掛かりが残されているかもしれない……。遺品の中からボイスレコーダーを探し出そうとする密子は、それを阻止しようとする遥人に、「そこまでして社長になりたいのですか。人を殺してまで」。すると遥人は「違う!」と強く否定し、ずっと抱えてきた思いを吐き出す。生まれた瞬間から、遥人は九条開発の社長になることを宿命づけられてきた。それは自分一人の問題ではない。九条に関わる全てが、遥人が社長になることありきで動いてきたのだ。「なりたいとか、なりたくないの次元じゃない。ならなきゃいけないんだよ私は!」――それなのに、あの夜、遥人はベッドの上の謙一から「おまえだけは絶対に、社長にするつもりはない」と言われてしまった。だから謙一を殺した……わけではなかった。そもそも遥人は謙一を殺してなどいない。遥人はむしろ謙一に憧れていたのだ。社長という重圧の中でも夢を追える父のように、自分もなりたいと……。でも、「親父は俺を憎んでたんだ……」と肩を落とす遥人。ボイスレコーダーの発見を恐れたのは、謙一の言葉が社長争いに影響を及ぼすと思ったからだという。

結局ボイスレコーダーは見つからず、無実を証明できない夏は立候補を取り下げられそうになるものの、荻野目(石井正則)の勇気ある嘆願により、翌朝まで猶予をもらえることになった。もう一度記憶をたどる夏は、謙一が亡くなった後、謙一の洋服を持ち帰ったことを思い出す。ポケットにボイスレコーダーが入っているかもしれないその洋服は、夏が勤めていた介護センターのロッカーにしまったまま……。密子は「では、明日の朝一番に確認に行きましょう」とみんなに声を掛ける。するとその夜、何者かが介護センターに侵入し、夏のロッカーからボイスレコーダーを盗みだそうとして……それを待ち受けていた密子が、「こんなところで何をしてるんですか、坂東さん」。侵入者は、坂東だった。坂東に会話を盗聴されていることに気付いた密子がワナを仕掛けたのだ。追い詰められた坂東は、「あいつが悪いんだよ、あの社長が!俺を切り捨てようとしやがって……」と謙一の殺害を自白。美樹との不倫関係を気付かれただけでなく、九条開発の情報をライバル会社に流していたことを謙一から追及された坂東は、あの夜、遥人と入れ替わりで謙一の部屋に入り、謙一の顔に枕を押し付けて窒息死させたのだ……。全てを自白し、警察に連行されていく坂東に、密子が問う。「教えて下さい、誰が姉を殺したんですか?あなたが火事を起こしたんですか!」。しかし坂東は「俺じゃない」としか答えず……。同じ頃、ホテルに軟禁されていたクミも無事に解放された。

坂東が逮捕されたことで九条開発の不正やスキャンダルが世間に知れ渡るのも時間の問題となり、遥人は茫然自失。「九条開発はおしまいだ。俺は、なんのために生きてきたんだ……」。そんな遥人に、密子が謙一のボイスレコーダーを差し出す。レコーダーの中には坂東の犯行の様子は録音されていなかったが、遥人への思いが吹き込まれていた。『私は、遥人を社長にしたくはない。……だけど、あいつが憎いからじゃない』――生まれた時から九条家の跡を継ぐことを宿命づけられ、いろんなことを我慢してきた遥人に、もっと自由に、生きたいように生きてほしい。だから社長になんかならなくていい――。謙一の本心を知った遥人は涙を流し、密子に頼み込む、「助けてくれないか」。このままだと何千人という社員が職を失う。「俺はどうなっても構わない、だからせめて社員たちだけは……」。遥人の懇願を聞いた密子は、会社を愛していた姉・鞠子のためにも決意する――「お任せください」。

密子の案で、九条開発はマスコミの先手を打って記者会見を開き、自ら不正を公表。会見に臨んだ五十鈴は経営陣の一新を明言すると、「新たな社長として、今井夏を任命することを決定いたしました」――。ついに新社長に就任した夏は、殺された前社長の意志を継いで旧プロジェクトを復活、実現させると宣言。九条開発を立て直そうとする夏への期待感から、世間の九条へのバッシングも最小限で済み、全ては密子の思惑通り。でも、これで終わりではない……「姉がどうして亡くなったのか、真相を突き止めないと」と決意を新たにする密子。そんな密子に、夏は秘密にしていることがあった。半年前の火事の時、煙の中で倒れている謙一を発見した夏は、もう1人、自分に向かって懸命に助けを求める人物――鞠子を見捨て、謙一だけを救い出したのだ――。

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8話あらすじネタバレ

「お姉ちゃんを殺した犯人を、必ず見つけるから」――。姉を苦しめた九条家から社長の椅子を奪い取り、夏(松雪泰子)を九条開発の新社長に就かせることに成功した密子(福原遥)。あとは、夏の社長としての権限を利用して、姉の命を奪った火災事故の真相を突き止めるだけ――。

夏が社長に就任したことで、今井家と九条家の立場は完全に逆転。それまで借家住まいだった今井家には九条の屋敷が与えられ、智(清水尋也)も彩(吉柳咲良)も社員たちから一目置かれる存在に。一方、遥人(上杉柊平)と玲香(志田彩良)は屋敷を追い出され、社内でも肩身の狭い地下倉庫に追いやられてしまう。息子を社長にできなかった美樹(渡辺真起子)はショックでホテルに引きこもり、会長の五十鈴(小柳ルミ子)も引退の意向を固めたようだ。

生まれ変わった九条開発の第一歩として100周年記念プロジェクトの成功を誓う夏に、密子は「もう一つ大事なことが」と、火災事故の調査チームの立ち上げを求める。警察にも再調査を依頼すれば、火事の真相は必ず明らかになるはず。「覚悟してくださいね遥人さん」――火事を起こした疑いのある遥人に宣戦布告する密子。

ところがその直後、大切な姉の日記が何者かに盗まれ、密子のアトリエもめちゃくちゃに荒らされてしまう。さらに、今まで共に闘ってきたはずの夏が急に態度を裏返し、「密子さんは、この会社の方ではないですし」と密子を部外者扱い。密子は盗難の犯人捜しをさせてもらえず、九条開発を追い出されてしまう――。

社長になった途端、夏が態度を豹変!?火事の真相を突き止めようとする密子を蚊帳の外に追いやる夏の真意は……!?密子VS夏!新展開の第8話!!

引用元:公式サイト

マル秘の密子さん見逃し配信動画視聴方法

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◆GO HOME警視庁身元不明人相談室

◆降り積もれ孤独な死よ

◆クラスメイトの女子、全員好きでした

◆韓国ドラマ「スカイキャッスル」

◆パンドラの果実

◆花咲舞が黙ってない

◆肝臓を奪われた妻

◆アクマゲーム

◆約束~16年目の真実~

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その他にも多数のドラマ、映画、バラエティなどが視聴可能です。

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※上記の情報は2024年8月12日の情報です。最新情報はHuluサイトから確認ください。

マル秘の密子さん相関図とキャスト

相関図

本宮密子(もとみや みつこ)〈27〉:福原 遥

トータルコーディネーター。
どんな手を使っても依頼者を必ず成功させる、謎多き女。
九条謙一からの依頼で今井夏のコーディネートをすることになるが、その真相とは……?

コメント

Q.オファーを受けたときの感想は?

この日本テレビ系土曜10時という枠で主演でやらせていただけるということにビックリしましたし、すごく楽しみにしていました。台本を読ませていただいたとき、衝撃的な面白さで、何回も読み返してしまうくらい個人的に好きなストーリーだったので、今から撮影が待ち遠しいです。本宮密子という役は、自分が今まで演じてきた役と全然タイプが違う役柄で、どういう風に演じようか、不安もありますが、楽しみもあり、ちょっと緊張もしています。

Q.ドラマの内容についてはいかがですか?

依頼者からのどんな依頼も叶えることができるトータルコーディネーターの役なのですが、ビジュアルのコーディネートはもちろん、メンタルトレーニングや、果てには裏工作までして、どんな手を使ってでも、その人を変身させて成功へと導いていくストーリーとなっています。女性を輝かせるサクセスストーリーでもあり、人間を再生していく感動ストーリーでもあり、密子が罠を仕掛けていくサスペンスもあるような、不思議な新感覚のドラマになっていると思います。

Q.福原さんが思う本宮密子の魅力は何ですか?

トータルコーディネーターとして、ビジュアルはもちろん、中身まで変えてその人を輝かせることができるのは本当に素敵な仕事だなと思います。才能があって、いろんな事を学んできていて、いろんなものを持っているキャラクターなんだろうなと思って今から楽しみですし、ちょっとダークな部分もあるヒロインなので、そこをどうやって見せていこうか考えているところです。密子というキャラクターが完璧すぎてちょっとドキドキしています。

Q.視聴者へメッセージを

サクセスストーリーなのか、人間を再生する感動的な物語なのか、はたまたサスペンスなのか、本当にいろんな要素が入っているドラマなので、皆さんがテレビの前で見るまでマル秘というか、気になる内容になっています。そして、どこか前向きになれて、自分が変われば世界が変わるかもしれないと思えるような、背中を押してもらえるメッセージもたくさん詰まっているので、ぜひ皆さん楽しみに待っていただけたら嬉しいです。

福原遥さんは現在25歳。朝ドラ「舞いあがれ!」でヒロインを演じましたね♪2025年には大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』にも初出演します!

子供向け料理番組『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』主人の少女、柊まいん役で、子役として人気者に♪

その後もモデルとして活躍し、2017年に映画『女々演』で主役を演じました。

映画主演作は「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」「羊とオオカミの恋と殺人」など。

ドラマは「18/40〜ふたりなら夢も恋も〜」「アンラッキーガール!」「ゆるキャン△シリーズ」などの主演作があります。

「正直不動産シリーズ」や「教場Ⅱ」などの出演も話題になりました。

九条遥人(くじょう はると)〈30〉:上杉柊平

九条家・長男。九条開発・開発事業本部長。
九条家の跡取り息子で、次期社長候補の筆頭。失敗をしたことなどなく、エリート街道を突き進んできた男。

コメント

九条遥人は絶対的な力を持つ華麗なる一族の長男として期待され、一般的な生活とはかけ離れた所で育ってきた人間です。
そんな彼の持つ傲慢さや、自尊心の強さの裏にある彼の弱さを丁寧に描いていけたらと思います。
変化を受け入れず一族での経営を続けてきた九条家が、変化を受け入れ、立ち向かっていく夏さんによってどうなっていくのか僕自身も楽しみです。
また、現場の装飾や衣装、カメラワークから照明まで豪華絢爛です。こんな作品日本で見たこと無い、というような作品になっています。ぜひご覧ください!

2015年のドラマ『ホテルコンシェルジュ』で俳優デビューした上杉柊平さん。

2020年のWOWOWドラマ『ワンナイト・モーニング』第1話で、ドラマ初主演!2023年のドラマ「ワンルームエンジェル」でも主役を演じました。

その後も「ハイエナ」「となりのナースエイド」「ミス・ターゲット」にご出演。「ミス・ターゲット」では和菓子職人役を演じています。

【ミスターゲット】最終回ネタバレあらすじ原作!宗春とくっつくハッピーエンド!

今井智(いまい とも)〈24〉:清水尋也

今井家・長男。夏の息子。九条開発・総務部契約社員。
昔から自分に自信がなく、何をやっても失敗続き。相手の顔色ばかり伺って、愛想笑いが得意な男。

コメント

今井智役を演じさせて頂きます、清水尋也です。
この度は福原さん,松雪さんをはじめとした、素敵なキャストの方々と共演させて頂ける事とても嬉しく思います。
智は松雪さん演じる今井夏の息子という役どころですが、息子として母を支えながら、智自身も変化し成長していく姿にも注目して頂けたら幸いです。
また、サクセスストーリーやサスペンスと様々な側面を持つ今作がどのように展開していくのか自分自身も楽しみな気持ちで一杯です。観て下さる皆様に楽しんで頂けるよう、精一杯演じさせて頂きます。宜しくお願い致します。

映画「渇き。」で壮絶ないじめにあうボク、そして「ソロモンの偽証」では正反対の不良役を演じ、大きな話題になった清水尋也さん。

2018年に『インベスターZ』でドラマ初主演!2023年にWOWOWドラマアクターズ・ショート・フィルム4「イツキトミワ」でも主役を演じました。

2018年にドラマ『anone』で、コンフィデンスアワード・ドラマ賞新人賞!

2024年秋公開予定の「オアシス」では、高杉真宙さんとのW主演です。

九条玲香(くじょう れいか)〈26〉:志田彩良

九条家・長女。九条開発・広報部特別顧問。
九条家の令嬢として何不自由ない暮らしをし、その生活やファッションを発信するインフルエンサーとしても活躍。

コメント

玲香は広報部特別顧問とインフルエンサーの二刀流女子です。
家族であり会社でもあるという環境で育った玲香の様々な思いをしっかり汲み取り、思った事を口にしてしまう気の強さや愛想を上手く使い分けるキャラクターを楽しみながら、強気な末っ子を思いっきり演じたいと思います!遥人との兄妹バトルや九条家の今後、そしてこだわりのファッションにも注目しながら秘密多きドラマをお楽しみ頂けたらと思います!

志田彩良さんは小学6年生のときに、スカウトされ芸能界入り。モデルとして活動を始めます。

2014年の短編映画「サルビア」で、オーディションにより映画初主演!女優デビューとなりました。

福原遥さん主演の「ゆるキャン△シリーズ」では、主人公の友人役で♪

2024年にはドラマ「消せない「私」-復讐の連鎖-」「こんなところで裏切り飯」で、同時期に主役を演じました。

2021年の映画「かそけきサンカヨウ」でも主役を演じています。

今井彩(いまい あや)〈20〉:吉柳咲良

今井家・長女。夏の娘。九条開発・広報部契約社員。
母親である夏が人に騙されやすく、損ばかりしてきた今井家の中で、唯一しっかり者で家を支えてきた。

コメント

玲香は広報部特別顧問とインフルエンサーの二刀流女子です。
家族であり会社でもあるという環境で育った玲香の様々な思いをしっかり汲み取り、思った事を口にしてしまう気の強さや愛想を上手く使い分けるキャラクターを楽しみながら、強気な末っ子を思いっきり演じたいと思います!遥人との兄妹バトルや九条家の今後、そしてこだわりのファッションにも注目しながら秘密多きドラマをお楽しみ頂けたらと思います!

2016年にホリプロスカウトキャラバンで、歴代最年少でグランプリを受賞し、芸能界入りした吉柳咲良さん。当時12歳でした。

2017年にホリプロおなじみのミュージカル「ピーターパン」で主役を。

2019年には新海誠監督アニメ映画「天気の子」でヒロインに抜擢♪

2021年のドラマ「青のSP」で連ドラ初出演。その後も「未来への10カウント」「褒めるひと褒められるひと」などにご出演。

ドラマ「リズム」ではヒロインを演じました。

朝ドラ「ブギウギ」では、美空ひばりさんがモデルかも?といわれた、若手人気歌手の水城アユミ役を演じています。

松本千秋(まつもと ちあき)〈27〉:桜井日奈子

九条開発・秘書。
九条開発で活躍する、品行方正で有能な秘書。
しかし実は、彼女には誰にも知られてはいけない“ある秘密”があり……。

コメント

私が演じる千秋は、華麗なる一族である九条家の長男遥人様の秘書です。
ただの秘書ではなく、千秋もある秘密を抱えていて、その秘密は2話以降で明らかになります。
今まで演じた事のないような、なかなかぶっ飛んでいる役をいただけてどう演じようかワクワクしています。九条家に仕えつつも、密子に翻弄される役どころなので、千秋の二面性を面白く演じられるように頑張りたいと思います。

大東建託いい部屋ネットのCMで、一躍有名になった桜井日奈子さん♪

2016年のドラマ『そして、誰もいなくなった』で、連ドラ初出演を。

2020年のドラマ「ふろがーる!」で連ドラ初出演となりました。

2021年にも「ごほうびごはん」で主役を。「しろめし修行僧」ではヒロインを演じています。

坂東康幸(ばんどう やすゆき)〈35〉:黒羽麻璃央

九条開発・秘書室長。
秘書室長として、九条開発、そして九条家を影で支え続ける男。
そのためにはどんな手段も厭わず、時にはグレーなこともやる。

コメント

ドラマ『マル秘の密子さん』坂東 康幸 役で出演させていただきます。
秘書室長という品のある役職で、言葉遣いも丁寧になりそうでありがたい限りでございます。
ここで一つ、ドラマタイトルにちなんで私のマル秘情報を置いていきます。
家でコーヒーを飲む際に普段ソイを入れるのですが、オーツミルクになりました。お納めください。
素敵な座組の一員になれた事を嬉しく思うと同時に、坂東康幸さんの魅力を伝えられるよう頑張ります!放送をお楽しみに!

ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで準グランプリとなり、芸能界入りした黒羽麻璃央さん。

ミュージカル「テニスの王子様2」で俳優デビュー。その後も舞台を中心に活動されています。

2022年に女優の桜井ユキさんとご結婚されたのも、話題になりましたね♪

ドラマ「競争の番人」「トリリオンゲーム」などにご出演。現在放送中の「焼いてるふたり 〜交際0日 結婚から恋をはじめよう〜」では主役を演じています!

九条美樹(くじょう みき)〈52〉:渡辺真起子

九条開発・取締役。社長・九条謙一の妻。
夫の謙一とは愛のない政略結婚だった。
しかし息子である遥人へは異常な愛と執着を見せ、彼を心の拠り所としている。

コメント

この度は素敵な皆様とご一緒できて光栄です。いろんな要素が盛り込まれた物語で新しい脚本を頂くたびに、その展開に驚いています。ジェットコースターに乗ってしまったと覚悟を決めました。
撮影現場は美しい方々に囲まれて、お花畑にいるような気持ちになりますが、そんな気持ちを心に納め、役割をしっかり果たせるよう頑張ります。

名バイプレーヤーの渡辺真起子さん。モデルとして活動を始め、1988年に映画『バカヤロー! 私、怒ってます』で女優デビューしました。

その後映画やドラマ、舞台でご活躍されています。

「99.9-刑事専門弁護士-シリーズ」「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」「舟を編む 〜私、辞書つくります〜」などのドラマにご出演。

今後公開予定の映画「ナミビアの砂漠」「港に灯(ひ)がともる」にもご出演予定です。

九条五十鈴(くじょう いすず)〈75〉:小柳ルミ子

九条開発・取締役会長。
九条開発で圧倒的な権力を持ち、誰も逆らうことが出来ない存在。
社長・謙一を表で立てながらも、裏で実権を握っている。

コメント

この度、九条開発の会長を演らせて頂く事となりました、九条五十鈴役の小柳ルミ子です。
歌は勿論ですが、私はお芝居が大好きで「お芝居演りたいなー」と思っていた所へ、今回のオファーでした。私の思いが通じたのでしょうか、星の数程いらっしゃる女優さんの中から、私を起用して下さったプロデューサーの皆様に心から感謝致します。役者の皆様、スタッフの皆様と一致団結してハラハラドキドキ、エンターテイメント性溢れるドラマを視聴者の皆様に楽しんで頂ける様、私も若く魅力的な役者さん達と、大好きなお芝居を楽しんで演らせて頂きたいと思います。

歌手としてもアイドル的存在で大人気だった小柳ルミ子さん。1970年の朝ドラ「虹」で女優デビューもされていました。

女優としては「誘拐報道」『白蛇抄』などの映画で、日本アカデミー賞など数々の賞を受賞。

2023年には「グランマの憂鬱」にご出演されました。

今井 夏(いまい なつ)〈50〉:松雪泰子

介護士。不運続きのシングルマザー。
九条開発の社長・九条謙一のお抱え介護士として働いていた。
トータルコーディネーター・密子との出会いによって、人生が激変していく……!

コメント

Q.今井夏を演じるにあたって

夏は、お人好しですぐに騙されてしまう不遇なシングルマザーです。一生懸命に子どもを育て苦労して生きているのですが、ミステリアスな密子さんとの出会いによって、それまでの人生からは考えもつかなかったような展開が訪れ、密子さんの手によって大変身させられていくストーリー。夏が一体どんな風に変化していくのか。人生を大きく変えていく流れに抵抗するのか、それとも受け入れて前進するのか。サスペンスの要素も絡み合い、何層にも重なったストーリー展開の中で、夏という女性がどの様に変化していくのか、そのあたりを丁寧に演じたいと思います。

Q.視聴者へメッセージを

映像のアプローチや我々が着用するファッション、美術等も挑戦的なアプローチをしていく作品です。そのあたりも楽しみにしていただけると嬉しいです。そしてなにより、ご覧いただく皆様にお届けしたいのは、「人生に訪れる変化をおそれず、変容した先にある世界はどんな世界なのか」そしてそれを獲得していく人々はどの様に変化するのか。きっと、皆様に楽しんで頂ける作品になるとおもいます。是非、マル秘の密子さんを私達と一緒に体験してください。

高校生のときからモデルとして活動されていた松雪泰子さん。

1993年の主演ドラマ「白鳥麗子でございます」の強烈なキャラクターで、一気に知名度を上げました。

2006年の主演映画「フラガール」が大ヒット♪日本アカデミー賞主演女優賞を受賞しています。

2010年の主演ドラマ『Mother』も、今でも心に残る作品。

その後も「家族狩り」「ミス・ジコチョー〜天才・天ノ教授の調査ファイル〜」などのドラマでも主役を。

2024年3月に放送された「ノンレムの窓 2024・春」でも主役を演じました。

ほかには冒頭から故人となってしまった、九条開発社長、九条謙一役に神保悟志さん。

九条開発専務取締役に石井正則さん。五十鈴の秘書役に、玉田志織さんなどのキャスト俳優が登場します!

みなさんの演技にもご注目ください!

キャスト引用元 日本テレビ

まとめ

福原遥さん主演ドラマ「マル秘の密子さん」が始まります!原作のないオリジナル作品。

主人公の密子はトータルコーディネーター。どんな手を使っても、必ず依頼者を成功させます。

密子が依頼されたのは、不運なシングルマザー、夏。松雪泰子さんが演じます。

夏は女社長へと大変身できるのでしょうか!

ほかにキャストは上杉柊平さん、志田彩良さん、清水尋也さん、吉柳咲良さんなど。

脚本家は丑尾健太郎さん、藤岡明子さん、上野詩織さん、ばばたくみさんの4名。

「マル秘の密子さん」はジェットコースターのような、怒涛の展開になるとのこと!

密子は天使?それとも悪魔?

「マル秘の密子さん」は日本テレビ系「土ドラ10」枠にて、2024年7月13にちよる10時から放送!

どうぞお楽しみに!

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