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花山院が【長徳の変】で伊周と隆家に矢を放たれた事件の結末とは?

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NHK大河ドラマ「光る君へ」で花山法皇(花山院)が藤原伊周(ふじわらのこれちか)隆家から矢を放たれた事件が発端長徳の変(ちょうとくのへん)が描かれます。花山院が【長徳の変】に伊周と隆家起こした事件はどうなるのか?史実の結末をご紹介です。

目次

光る君へで伊周と隆家が起こす衝撃の事件とは?

白氏文集の「新楽府」【漢文】を紫式部が学んだ史実とは?

道長(柄本佑)が右大臣に任命され公卿の頂点に。これを境に先を越された伊周(三浦翔平)との軋れきが高まっていく。一方まひろ(吉高由里子)は、ききょう(ファーストサマーウイカ)のはからいで内裏の登華殿を訪ねることに。定子(高畑充希)との初対面に緊張する中、一条天皇(塩野瑛久)も現れ…。ある夜、隆家(竜星涼)は、女に裏切られたと落ち込む伊周を強引に女の家へ連れていく。これが大事件へと発展することに…

引用元:公式サイト

伊周と隆家が起こす衝撃の事件とは?

光る君へ第19話のタイトルは「放たれた矢」です!

道長(柄本佑)が右大臣に任命され公卿の頂点になり、亡き兄・藤原道隆の息子・伊周(三浦翔平)との軋れきが高まっていく様子が描かれます。

そんな19話のラストでは衝撃の事件が起きてしまいます。

タイトル通り、矢がある人物に放たれることになるのですが、それがかなり大事件に発展!!

そのその大事件を起こすのが・・・伊周(三浦翔平)と藤原隆家なんです。

ちなみに予告動画を見ると分かるのですが、矢が放たれた相手と言うのが、亡き藤原道兼(玉置玲央)によって天皇の座を追われた花山天皇(本郷奏多)なんです。

出家して花山法皇になっているのですが、かなり久々の登場になりますね!

そして矢を撃ったのは、藤原隆家(竜星涼)なんです。

隆家は、藤原道長(柄本佑)とともに関白の地位を争っていた藤原伊周(三浦翔平)の弟。

公式のあらすじに「隆家は、女に裏切られたと落ち込む伊周を強引に女の家へ連れていく。これが大事件へと発展することに…」と書かれていますが、果たして何が起きたのでしょうか??

そしてこの出来事が、世にいう長徳の変の始まりとなります。

以降で、気になる第19回のストーリーをご紹介します。

光る君へで花山院が伊周と隆家に矢を放たれた衝撃事件のネタバレ!

以降では、衝撃の事件のドラマ「光る君へ」でのネタバレをご紹介します。

関白になれなかった伊周が道長につかみかかる!

長徳元年(995年)右大臣に就任した藤原道長。

関白になるかと思いきや、道長は一条天皇(塩野瑛久)に関白を望まなかったのです。

それは関白になると、公卿たちの会議、陣定に参加できず、思いをくみとることが出来ないから。

そんな道長に厚い信頼を置き始める一条天皇。

一方、そんな道長を忌々しく思っていたのは、関白になれなかった伊周。

ちなみに道長にとって、伊周は兄・道隆の息子なので、叔父と甥の関係です。

ある日、伊周は道長が先代の関白たちを呪詛した、女院の詮子(吉田羊)を動かして一条天皇をたぶらかしたのでは?と難癖をつけつかみかかろうします。

しかし道長が上手くかわしたため、バランスを崩した伊周は皆のまで無様なさまをさらしてしまったのです。

恥辱を受けた伊周は以降、弟の隆家とともに参内しなくなってしまいます。

その後道長適切な人員配置のために除目と呼ばれる任命儀式を実行します。

藤原実資(秋山竜次)を権中納言、源俊賢(本田大輔)を参議に、そして藤原行成(渡辺大知)を蔵人頭に就任させました。

そして伊周と隆家を陣定に戻すため、俊賢を彼らのもとに潜り込ませて懐柔し、2人を陣定に復帰させることに成功。

花山院が伊周と隆家に矢を放たれた!

長徳2年(996年)1月、伊周はある女に入れ込んでいました。

それは藤原斉信(金田哲)の妹・光子(竹内夢)。

斉信邸の前に見事な牛車があるのを見て、伊周は光子に他の男がいるのでは?と思い込みます。

しかし牛車の主は、光子の妹を訪れていた男のものでした。

そうとは知らない伊周の弟・隆家は、牛車の主を脅かそうと矢を放ちます。

その矢を放たれた相手といいうのは何とかつての天皇で今は出家の身だった花山院だったのです。

これが、世にいう長徳の変の始まりとなります。

この事件で、従者たちの乱闘が起こり、花山院の従者二人が亡くなってしまいました。

そして矢を放ったのが、伊周、隆家兄弟だと判明すると、二人はそれぞれ大宰権帥、出雲権守に左遷され配流されることに。

そして兄妹の不祥事によって、妹で中宮の定子(高畑充希)は、内裏を出ることを命じられます。

移された屋敷で、兄・伊周らが配流先へなかなか出発せずに検非違使に捕縛された姿を見た定子。

絶望のあまり衝撃的に落飾することになります。

こうして2人が起こした事件は妹の定子を巻き込む大きな騒動となってしまったのでした。

【長徳の変】とは?花山院が襲われた史実の結末はどうなった?

「長徳の変」とは?女性問題が発端で花山院が襲われる

「光る君へ」第19話で描かれた伊周、隆家兄弟が起こした花山法皇【花山院】を襲った事件。

この出来事はもちろん史実で、世にいう「長徳の変」です。

長徳2年(996年)、藤原伊周、隆家兄弟が女性問題を発端に花山院に矢を射かけた事件の事を言います。

発端となったのは、花山院と伊周が交際していた女性が姉妹だったことから生じた誤解でした。

当時は、男性が親と同居する女性のもとに通う形式だったため、姉妹に通うそれぞれの男性が同じ邸で行き合う事も多かったようです。

伊周は太政大臣だった故藤原為光の娘・三の君のところに通っており、同じくして花山法皇も為光の娘・四の君のところに通い始めていました。

花山法皇が三の君のところに通っていると勘違いした伊周は、弟の隆家に相談します。

すると隆家は、従者を引き連れて花山法皇を待ち伏せして襲撃!!

花山法皇の衣の袖を弓で射抜き、従者を二人殺してしまったのです。

隆家は兄の代わりに恋敵を脅かしてやろうとしたことだったのですが、その相手が花山法皇だったために、大事件に発展してしまいました。

事件の史実の結末はどうなった?

この出来事をきっかけに、藤原道長は伊周の罪を問うことになります。

伊周の祖父の高階成忠が女院詮子を呪詛したこと、伊周自身が行った修法が天皇だけに許される行為だったことが罪科として追加され、ついに伊周と隆家は都から追放されることに・・・

大宰権帥(だざいのごんのそち)、出雲権守(いずもごんのかみ)にそれぞれ左遷され、伊周の中関白家に連なる人々は連座して処断されます。

さらに悲嘆にくれた中宮で伊周の妹の定子は、自らはさみをとって落飾【貴人が髪(=飾)をそりおとして仏門にはいること。】したと言われています。

道長は伊周を追い落としたことで、この後さらに力を付けていくとになるのでした。

まとめ

今回は「光る君へ」で花山院を襲った事件は史実なのかご紹介しました。

伊周、隆家兄弟が女性問題から花山院に矢を放った事件は史実で、世にいう「長徳の変」です。

この事件がきっかけで兄弟は失脚して、配流されることになります。

三浦翔平さん、竜星涼さんのイケメン兄弟が見納めになることは少し残念な気もしますが・・・

19話、20話で描かれる三浦翔平さん演じる藤原伊周の姿を是非見届けてくださいね!

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