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ゴーホームGO HOME最終回ネタバレ!堀口の死の黒幕と対峙と命の恩人のその後

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小芝風花さん主演のドラマ「ゴーホームGO HOME」は警視庁身元不明人相談室を舞台に女性バディが活躍する姿を描いた物語ですが最終回ネタバレ結末とは?「ゴーホームGO HOME」の原作やあらすじネタバレをご紹介!最終回は堀口の死の黒幕と対峙と命の恩人のその後が描かれる?

※「GO HOME警視庁身元不明人相談室」はHuluにて見放題で配信中です。

Hulu

※現在放送中の「降り積もれ孤独な死よ」「クラスメイトの女子、全員好きでした」「マル秘の密子さん」も見放題で視聴可能です。

※2024年7月19日の最新情報です。

目次

【最新追記】ゴーホームGO HOME最終回ネタバレ結末予告!堀口の死の黒幕と対峙と命の恩人のその後

「……相談室……辞める。私、福島に行こうと思ってる」――。真まこと(大島優子)の突然の告白に、驚き言葉を失う桜さくら(小芝風花)。真は、震災の爪痕が残る福島で今も大切な人を待ち続けている誰かの力になるために、福島県警の採用試験を受けるつもりだと言う。止めたところで真の気持ちが変わらないことを知っている桜は、寂しい気持ちをこらえて真の背中を押すが、その前に、2人には、まだやり残したことがある――。公安部長・佐川(杉本哲太)の不正を暴き、不慮の死を遂げた堀口ほりぐち(戸次重幸)の無念を晴らすのだ。

事件性なしと判断された堀口の本当の死因は、代議士の高山に突き飛ばされて頭を強打したことが原因の可能性が高く、佐川はそれをもみ消そうとしている……。黙っていられないのは桜と真だけでなく、利根川とねがわ(吉田鋼太郎)と武藤むとう(半海一晃)も同じ気持ちだ。堀口と同郷の元警察官・磯辺(モロ師岡)も、佐川が関わってきた不正について証言してくれるという。これを糸口に佐川と高山のつながりを暴くことができれば、佐川を追い込むことができるはず!桜たちは大船に乗ったつもりでいたが、直前になって磯辺が佐川の圧力に屈し、「何も知らない」と証言を覆してしまう……。

佐川の力をまざまざと見せつけられる桜たち身元不明人相談室……果たして真相を暴くことはできるのか!?そして桜の命を救ってくれた恩人の身元は一体!?

ぶつかりながらも支え合ってきた桜と真、年の差バディが最後の事件に挑む!!

引用元:公式サイト

悲しい過去が判明した死亡した堀口(戸次重幸)。しかし事故死とされていた堀口でしたが、殺人の可能性もあり、その黒幕・公安部長・佐川(杉本哲太)と対峙する展開のようです。

また、過去にさくら(小芝風花)が自殺をしようとして止めてくれた藤田昭良(尾美としのり)の身元を調べることになる展開です。

GO HOME警視庁身元不明人相談室原作ネタバレと脚本家は誰?

原作ネタバレ

ドラマ「GO HOME〜警視庁身元不明人相談室〜」は、原作のないオリジナルドラマです!

物語は、全国に2万体存在する”名もなき遺体”の身元を、遺体に残されたわずかな手がかかりから特定し、家族のもとに帰すことを目的とする『警視庁身元不明人相談室』の捜査官・三田桜(小芝風花)が、10歳上の同僚・月本真(大島優子)とともに奮闘する姿を描いたミステリー×ヒューマンドラマです。

彼らはなぜ、”名もなき誰か”として死ぬことになったのか・・・・?

身元を特定しながら、遺体となった人物やその裏に隠された事件の謎を解いていきます。

以下は、「GO HOME」の脚本家についてご紹介します。

脚本家

ドラマ「GO HOME」の脚本を手がけるのは、以下の2名です。

八津 弘幸(やつ ひろゆき)

1999年に脚本家デビューし、2013年に脚本を担当したドラマ「半沢直樹」が社会現象を巻き起こすほど大ヒット!

その後は、ドラマ「刑事7人」や「下町ロケット」、「家政夫のミタゾノ」、「陸王」、朝ドラ「おちょやん」、映画「神さまの言うとおり」、「ラプラスの魔女」など多くの話題作を手掛けてきました。

そして最近では、堺雅人さんと再タッグを組んだ日曜劇場「VIVANT」が大きな話題に!

さらに2026年放送予定の仲野太賀さん主演「豊臣兄弟!」では、大河ドラマ初脚本を手がけることも発表されました!

八津弘幸さんコメント

最初にこの企画を提案した時、じつは正直この企画は、民放の、しかも連続ドラマでやるのは難しいだろうなと思っていました。どうしても重いテーマになってしまうし、リアリティとエンタメのバランスなど、なかなかの縛りがあることは目に見えていましたから。
ところが何かのタイミングなのか、神様の気まぐれか、いやおそらくプロデューサーの並々ならぬ熱意のおかげで、ありがたいことにこの企画は動き出す運びとなりました。感謝します。感謝しますが、実際に執筆してみると……予想を超えて難しかったです(笑)
でも難しいということは、面白くなる可能性があるということです。
この簡単ではないテーマと向き合い、その上で皆さんに楽しんでもらえるドラマを作れたら、それは何か新しい物のような気がします。

現実世界で苦しんでいる人は確かにいて、自分でもどうすることもできない衝動に駆られて、最後の一歩を踏み出してしまう。できることならその一歩を踏みとどまらせるような、案外この世界はバカバカしくて素敵なんだと思ってもらえるような、そんな作品にできたらと、今も頭を抱えています。

引用元:公式サイト

佐藤 友治(さとう ともはる)

バラエティ番組のディレクターや、ドラマAPの経験を経て、2011年に脚本家デビュー。

「地獄先生ぬ〜べ〜」や「THE LAST COP/ラストコップ」、「ブラックリベンジ」、「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」、「霊媒探偵・城塚翡翠」など、これまで日本テレビで放送されたミステリードラマを数多く手掛けています!

放送時間

ドラマ「GO HOME警視庁身元不明人相談室〜」は、日本テレビ系土ドラ9にて放送されます。

初回放送日:7月13日(土)

放送時間:毎週土曜・夜21時〜

主題歌

ドラマ「GO HOME」の主題歌は、ヨルシカが担当することが決定しました!

ヨルシカは、n-bunaさんとsuisさんの男女2人で2017年に結成されたロックバンド!

顔や詳細なプロフィールを明かしていないものの、透き通るような歌声と世界観が鮮明に思い浮かぶような歌詞やメロディが若い世代の間で注目を集め、2019年にメジャーデビュー。

2020年に発売されたアルバム「盗作」はなんと各音楽ストリーミングサービスのランキングで18冠を獲得!

中でも、『ただ君に晴れ』や『だから僕は音楽を辞めた』、『言って。』、『花に亡霊』はYouTubeで公開されているミュージックビデオが再生回数1億回を超えているんです!

最近では、道枝駿佑さん・福本莉子さん主演の映画「今夜、世界からこの恋が消えても」の『左右盲』や、ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」の『アルジャーノン』、アニメ「葬送のフリーレン」の『晴る』も話題になっています♪

そして今回担当する「GO HOME」の主題歌では、ドラマのために書き下ろした新曲を提供!

タイトルと音源はドラマ初回放送で初解禁されます♪

ヨルシカコメント

どこまでも正直な言葉の裏に、全く逆の想いも同時に込められていることがあります。わたしはそういう人間の愛から成る撞着が好きで、この曲にはその両立を込めて歌いました。ドラマの物語と合わさった時どんな風に影響し合えるのか、とても楽しみです。

引用元:公式サイト

小芝風花さんコメント

「自分が主演を務めるドラマの主題歌を以前からよく聴かせていただいていたヨルシカさんが書き下ろしてくださるなんて!と思って、最初にお名前をお聞きしたときは、すごくワクワクしましたし、とても嬉しかったです。そして、初めて曲を聴かせていただいたときは、なんて愛に溢れた優しい曲なんだろうと思いました。私が演じる三田桜は身元がわからないご遺体に寄り添い、亡くなった方にも気持ちが残っているはずだと思い、大切な人の元へ帰す役なのですが、この主題歌は、そんな桜の想いと重なり合い、愛した人を残して亡くなった人から、今を生きている大切な人へのあたたかいメッセージなのかなと思いました。このドラマ全体を優しく包み込むような素敵な主題歌になっていると思います」

ヨルシカの主題歌が物語をどう彩っているのか、放送が楽しみですね♪

【最新追記】2人の過去とは?自殺未遂や婚約者が行方不明!

1話のOA後に、捜査官の三田桜(小芝風花)はと10歳上の生真面目な同期・月本真(大島優子)それぞれに辛い過去があることが判明しました。

三田桜(小芝風花):自殺

過去の回想シーンで、自殺を止められている場面が。詳しい事情がわからないのですが、自殺未遂した過去があることがわかっています。

5話で明らかになったのは、母・葉月はづき(鈴木杏樹)が当時再婚をして、再婚相手と新たな子供が生まれ、その愛情が自分よりも赤ちゃんに注がれたことに傷ついた桜。

次第に再婚相手との関係もぎくしゃくし、その時、母親が自分の味方をしてくれなかったことにショックを受けます。

そんな中、かわいい妹である赤ちゃんの首を絞めて殺そうとしてしまった自分に気づいてショックを受け恐ろしくなり、逃げ出して自殺を図ろうとしますが、同じように自殺をしようとしていた中年の男性に止められて自殺を思いとどめるのでした。

月本真(大島優子):婚約者が震災で行方不明

月本真が、ある特徴のある男性の身元確認をしているシーンが。そして婚約者・慎一(福田悠太)が行方不明になっていたことが明らかに。

また震災の時に福島にいたという話をしていたので、震災の津波などで行方不明になってしまったのでは?と思います。

また福島に帰った慎一が東日本大震災の日から行方不明になっていることが判明しています。

しかし、4話で震災時に、慎一津波から人助けをしている途中で亡くなった映像が見つかり、死亡していることを知る月本真でした。

GO HOME警視庁身元不明人相談室の実在モデル・元ネタとは?

ドラマ「GO HOME警視庁身元不明人相談室」は警視庁に実在する部署「身元不明相談室」がモデル・元ネタとなっています。

身元不明相談室サイト

身元がわからないご遺体は全国で2万体にのぼり、年々、その数は増加しています。

上記のサイトでは、身元不明の方のご遺体の情報が詳しく掲載されていて、家族や知人などがもしかしたら、亡くなっているかもしれないという人の問い合わせ、相談に応じてくれています。

主演の小芝風花さんも、ドラマの撮影にあたり、こちらの公式サイトをご覧になったそうです。

おそらくこちらの部署などの取材に基づいて制作されているのでは?と思います。

GO HOME警視庁身元不明人相談室見逃し配信動画視聴方法

動画配信サイト・Huluで『GO HOME警視庁身元不明人相談室』は見放題配信中です。

Huluに登録すると、100,000作品以上の見放題作品を視聴できます。

Hulu

Huluインターネットに接続したテレビ、パソコン、スマートフォン、タブレットなどで視聴可能で、いつでも、どこでも、人気の作品が見放題でお楽しみいただけます。

3分のかんたん会員登録で、すぐに見たい動画が視聴できます。

邦画、洋画、韓流やバラエティなど様々なジャンルの作品を視聴することができます。

以下は、視聴できるテレビドラマランキングです。(2024年7月13日現在)

◆降り積もれ孤独な死よ

◆クラスメイトの女子、全員好きでした

◆マル秘の密子さん

◆パンドラの果実

◆花咲舞が黙ってない

◆肝臓を奪われた妻

◆アクマゲーム

◆約束~16年目の真実~

◆GTOリバイバル

是非この機会に登録してお楽しみください。

※上記の情報は2024年7月13日の情報です。最新情報はHuluサイトから確認ください。

GO HOME警視庁身元不明人相談室あらすじネタバレ最終回まで全話

1話あらすじネタバレ

「あなたは誰?必ず家に帰してあげるからね」――。どこの誰かもわからない“名もなき遺体”の身元を特定し、家族のもとに帰すことが仕事の『警視庁身元不明人相談室』。捜査官の三田みたさくら(小芝風花)は、誰も行きたがらない地味な部署に自ら志願して配属された変わり者。10歳上の生真面目な同期・月本つきもとまこと(大島優子)とは性格も趣味もまるで正反対。顔を合わせれば言い合いばかりだが、一人でも多くの身元不明者を家族のもとに帰してあげたい気持ちは一緒。そんな2人とは裏腹に、上司の利根川(吉田鋼太郎)や、堀口(戸次重幸)、武藤(半海一晃)相談室のメンバーは無気力で緊張感ゼロ……。

のんびりムードの相談室に、珍しく捜査一課と科捜研の若き両エース・手嶋(阿部亮平)と菜津(柳美稀)が捜査の協力を求めにやって来る。なんと、都内の中学校にあった人体骨格模型が本物の人骨だったのだ。鑑定の結果、その白骨は約1年前に亡くなった人のもので、殺人の可能性もあるという。「被害者の推定年齢は20代後半から30代の男性」――菜津の報告に、真は思わず息をのむ…。一方の桜は「やったりましょう!白骨遺体の身元、うちらが絶対突き止めましょう!」と、やる気満々!

その直後、事態は急転。中学校の理科教師・西川(坂本真)が、遺体を標本にするため薬品で白骨化させたことを認めたのだ。標本マニアの西川は、動物の死骸を探すために入った奥多摩の山中で、見ず知らずの男性が崖から飛び降りるところを目撃。人間の標本を作る絶好のチャンスと見て、その遺体を持ち帰ったが「殺してはいない」と言う……。
桜たちは、科捜研の早瀬所長(高島礼子)の協力を得ながら西川が持っていた遺留品を頼りに遺体の身元を突き止めることに成功。ところが……男性の妻は「違います、夫じゃありません」と、なぜか遺体の引き取りを拒否して……。男性は本当に自殺!?家族が引き取りを拒否するワケは!?桜&真の年の差バディが真相究明に奔走する…!!

引用元:公式サイト

桜と真は、白骨遺体がプロバスケットボール選手の富田純也(浅利陽介)であることを突き止めたが、純也の妻・聡美(仁村紗和)から「違います。夫じゃありません」と遺体の引き取りを拒否されてしまう。
「よくあることだ」――家族の死を認めたがらない人は珍しくないと利根川は言う。「最初から俺たちは望まれてないんだよ。大切な人の死を告げて、わずかな希望を断ち切る……疫病神だ。ここはそういう連中が集まる掃きだめなんだよ」。これ以上は事件に首を突っ込まないよう、桜と真にクギを刺す利根川。

「じゃあ、富田純也さんはどこに帰ればいいんですか?」――納得できない桜と真は、利根川が止めるのも聞かずに純也の死の真相を探り始める。そんな2人に少しずつ心を開き始める聡美は、「彼がいなくなったのは、私のせいなんです」。選手として将来を期待されていた夫・純也は日本代表入りが内定していたものの、合宿直前、階段で足を踏み外した聡美をかばって腕を骨折。それ以降、思うようなプレーができなくなってしまったという……。「私が彼の夢を奪ってしまった。もし彼が自殺したなら、私が殺したようなもの。私のところになんか帰りたくないはず……」と自分を責める聡美……。

純也は本当に自殺だったのか?桜と真は拘留中の西川を問い詰める。「あいつは間違いなく自分から飛び降りた。死にたいヤツは死なせてやったほうがいい」――自分の欲求を満たすために純也を見殺しにした西川に、桜は思わず声を荒らげ……「あんたが一言でもいいから声を掛けていたら、彼も、踏みとどまれたかもしれないのに!」……独りで命と向き合った純也に、桜は過去の自分を重ねてしまう……。
腹の虫が治まらない桜と真は、キックボクシングのジムで激しく打ち合う。むしゃくしゃした時はいつも2人でスパーリングをして互いの鬱憤をぶつけ合うのだ。このまま終わらせたくない……桜と真の思いは一つで……。

純也を家に帰してあげたい……聡美の止まった時間を動かしてあげたい……そのための手掛かりを必死に探す桜と真の強い思いが、無気力な堀口と武藤の心を動かし、相談室総出で純也の転落現場を捜索!すると、純也が1年前に落としたスマホを発見……!そこには純也が最後に撮った写真が残されていた。それは、オレンジ色に染まる夕日の写真……。純也が生前読んでいた雑誌に『パワースポット』として紹介されていた景色だ。純也は自殺なんかじゃない……。このきれいな夕日から、もう一度生きる力をもらおうとしていたのだ。しかし不運にも足を滑らせて転落してしまった……。「きっと彼は、この景色をあなたと見たかったんです。だから夢中になって撮影したんじゃないですか。これからもずっと2人で生きていくために」……桜の言葉に、聡美は涙し、ようやく全てを受け入れる……「彼に、会わせてください」――。

「これでよかったのかな……」。生きて戻って来てほしい……そのわずかな希望を奪ってしまったことに悩む桜。一方の真は「私は良かったと思ってる。これで彼女は前に進めるんだから」。そう言う真も、ある人の帰りを待ちわびて前に進めずにいるようで……。
何が正解かなんて、今はまだ分からない。でも……。桜は名無しだった1枚の報告書に、『富田純也』という名前を、確かに書き込むのだった――。

引用元:公式サイト

1話のゲストキャストについては、以下の記事でご紹介しています。

GO HOME警視庁身元不明人相談室1話キャスト!富田純也役の浅利陽介と妻役の仁村紗和など

2話あらすじネタバレ

“名もなき遺体”に残されたわずかな手掛かりから身元を特定し、家族のもとに帰すことが仕事の『警視庁身元不明人相談室』。捜査官の三田みた桜さくら(小芝風花)と月本つきもと真まこと(大島優子)は、性格も趣味もまるで正反対の年の差バディ。そんな2人が新たに向き合う身元不明人は犯罪者……!?

都内のアパートの一室で見つかった身元不明のご遺体。推定70歳から80歳の男性で、死因はくも膜下出血。アパートの大家によると、男は先代の大家の頃から40年も住み続けている古い住人。当時の賃貸契約書も残っていないため、『綾部雪雄』という名前しか知らないという。身元がわかる所持品も何一つ見当たらない。しかし、部屋に唯一残されていたボストンバッグの中には、4000万円もの大金が入っていた……!
雪雄(片岡鶴太郎)は日雇いの仕事で食いつないでいたようで、詳しい勤務先は不明。大家が把握しているのは、13年前の震災直後に半年間、福島県で住み込みの仕事をしていたことぐらい。近隣住民との交流もほとんどなく、八百屋で野菜のくずをもらう雪雄のことをホームレスだと勘違いしていた者もいて……。

そんな質素な暮らしぶりの老人がなぜ大金を所持していたのか?お金の出どころを巡って桜と真の意見が真っ向から対立。「何かの犯罪行為で手に入れたお金では?」と疑う真は、手掛かりを求めて福島へ向かうが、そこで捜査一課の手嶋(阿部亮平)とバッタリ鉢合わせ。実は真と手嶋には、福島に特別な思い入れがあり……。
一方の桜は「お金は必死に貯めたものだと思う」と老人の潔白を信じて捜査を続けるが、『綾部雪雄』の名が偽名だったことが判明……!さらに、半年前に起きた宝石店強盗事件との接点も見つかって……。

質素な暮らしをしていた老人が大金を持っていたワケは!?遺族はどこに!?老人の、思い続けた40年の年月に涙があふれる第2話!!

引用元:公式サイト

街の防犯カメラの映像に、雪雄と強盗事件の容疑者・松平(鈴之助)が話し込む姿が映っていた。13年前に福島で雪雄と一緒に働いていた松平は、捜査一課の取り調べに対し、数日前に雪雄から突然連絡がきて13年ぶりに会ったと供述。そのとき雪雄から「ある場所に荷物を運んでほしい」と頼まれたが、翌日、待ち合わせの場所に雪雄は現れなかったという。松平が言うには、雪雄は福島で働いていたとき、作業の合間や寝る前にこっそり写真を眺めるのが日課だったらしい……。

雪雄が大切にしていたその写真は、アパートの部屋の隅から見つかった。写っているのは5歳くらいの少年で、日付は40年前……。桜たちは、写真に写り込んでいる鉄道と、雪雄の偽名と同じ“綾部”という地名を頼りに少年の身元を突き止め、現在45歳になるその男・藤代秋信(萩原聖人)に雪雄の遺体写真を見せる。すると秋信は「父だと思います」――。
秋信の話では、雪雄の本名は坂下雪雄。40年前、事業に失敗して借金をつくり、家族を捨てて出て行った。借金の連帯保証人だった秋信の母は必死に働き、やがて再婚相手の援助もあって借金を全て返済したという。「もうこの男とは、何の関係もありません」と雪雄を拒絶する秋信。しかし、雪雄の4000万円は秋信にも相続する権利がある。実は秋信の幼い息子・春樹は重い病気を患い、今はその手術費用のために全国に寄付を募っている最中。お金なら、喉から手が出るほど欲しいのだが……。「坂下雪雄さんは、ある犯罪に関与している可能性があります」と真が疑惑を正直に伝えると、秋信は「そんな金、1円たりとも受け取るわけにはいきません」と突っぱねて……。
「なんであんなこと言ったの?」――桜は雪雄を犯罪者扱いした真に食ってかかる。真も「隠しておいて、あとでわかった方がよかった?」と譲らない。バチバチの2人は、いつものスパーリングで鬱憤を晴らす……。

強盗事件の捜査が進展し、雪雄は無関係だったことが判明。さらに、雪雄と親しかった河川敷のホームレスの証言により、4000万円は雪雄が必死に稼いで貯めたお金であることがわかった。……家族を捨てたことを後悔し、自分を責め続けた雪雄は、未練を断ち切るために名前を変えながらも、いつか息子の役に立つ時が来ると信じて、40年間、ぜいたくは一切せずにお金を貯め続けたという。そして最近、ニュースで秋信と春樹のことを知り、松平に頼んでお金を届けてもらおうとしたのだ。無念にもその直前で命を落としてしまったが、40年間、息子のためにお金を貯めることが雪雄の生きがいだった……。「雪雄さんは、あなたに生かされてきたんです」――桜から雪雄の思いを聞かされた秋信は「そんな金なんかより、少しでも一緒にいてほしかった、ただそれだけなのに……」。ずっと押し殺してきた本心を吐き出すと、「遺骨は、引き取らせていただきます。お金は、春樹の治療費に充てて、あとは寄付します」。そして子どもの頃、雪雄と一緒に近所の綾部川で釣りをした日々を思い出し、「もう一度、一緒に釣りがしたかったよ……」と涙を流すのだった……。

翌日の昼休み――。桜は雪雄の報告書に『坂下雪雄』の名を書き込むと、弁当を2つ持って外へ出ていく。いつもなら脇目もふらずに食べ始めるのに……と首をかしげる一同に、真は「最後くらい、おいしいものを食べさせてあげたいんじゃないですか?」――。 そこは、雪雄がよく訪れていた河川敷。どことなく綾部川に似て穏かだ。桜はベンチに座って弁当を広げると、「いただきます」。笑顔で頬張る桜。その横で、もう1つのお弁当を、雪雄が食べてくれている気がして……。

その日の帰り。桜はいつもの霊園に立ち寄り、名前のない墓石に手を合わせる。「早くわかるといいね、あなたの名前も」――。そこに眠っているのは、一体……!?

引用元:公式サイト

3話あらすじネタバレ

『警視庁身元不明人相談室』に、相談者の佐伯太一(葵揚)がやって来る。3年前に突然失踪した婚約者・田中美江よしえ(東野絢香)の行方を捜している太一は、美江が身元不明の遺体として発見されていないか確認するため、暇を見つけては相談室に顔を出すのだ。今やすっかり太一と打ち解けた三田みた桜さくら(小芝風花)と月本つきもと真まこと(大島優子)も、「元気で戻られることを、祈っています」と、美江の帰りを待ち望んでいたが――。

桜たちの願いも届かず、美江は海辺で水死体となって発見された。しかも美江は失踪中に別の男性と結婚していたようで、名前が“峯岸美江”に変わっていた……!
現場近くの崖の上から美江の遺書が見つかり、美江の死は自殺と断定された。しかし、遺体と対面した太一は「違います……美江じゃありません」と、現実を受け止めることができず……。一方、半年前に美江と結婚した夫・峯岸晃あきら(長田成哉)の話では、結婚直後から美江の行方が分からなくなっていたという。

「美江さん、何を苦しんでいたのかな」……婚約者の前からも夫の前からも姿を消した美江の気持ちに思いを巡らせる桜と真……。そんな中、交友関係もほとんどなかった美江の葬儀に、人気インフルエンサー『RILIKA』こと小澤梨々香りりか(山本美月)が現れ、事態は急転!梨々香の姿を見た太一は、途端に態度を一変させて美江の死を受け入れると、梨々香を待ち伏せし、カッターナイフで襲いかかった……!

失踪を繰り返していた美江の身に一体何が!?人気インフルエンサー・梨々香との関係は!?太一が豹変したワケは……!?謎だらけの怪事件を追う桜と真は、全てが一つにつながる衝撃の真相にたどり着く!!

引用元:公式サイト

人気インフルエンサー・小澤梨々香に襲いかかり逮捕された佐伯太一は、取り調べに対し、「田中美江が別の男と結婚していたことが許せなくて崖から突き落とした。それを梨々香に見られてしまい、口封じのために襲った」と供述。しかし桜と真は、太一が美江を殺したとはどうしても思えず……。
美江と梨々香が幼なじみであることを知った桜と真は、居ても立ってもいられず2人の地元・山梨へ向かう。中学時代、美江は部員2人だけの合唱部に所属する地味な存在。片や梨々香はテニス部のエースで人気者。まるで光と影……。美江はずっと梨々香に憧れていたが、中学2年の時、不幸な事故が起こった。海で溺れかけた美江と梨々香を助けようとして、美江の両親が命を落としたのだ。それが原因で美江は高校進学を諦めて地元のケアハウスで働き始め、一方の梨々香は上京してインフルエンサーとして活躍……。

美江が梨々香を憎んで殺意を抱くならまだしも、亡くなったのは美江の方……。2人の間に何があったのか?思案する真は、ある突拍子もない考えにたどり着く。美江が梨々香を殺し、梨々香に成り代わっていたとしたら……!科捜研の菜津に頼んで梨々香の声を声紋鑑定にかけた結果、半年前に活動の一時休止を発表した時の梨々香の声と、復帰後の声は別人であることが判明!さらに、現在の梨々香の声と、数年前にケアハウスで撮影された動画に映る美江の声が一致!やはり、美江と梨々香は入れ替わっていた……!

しかし、美江は梨々香を殺してなどいなかった。桜と真はついに真実にたどり着く……「本物の梨々香さんは自殺だった。彼女は、病気だったんですね」――。
3年前、太一からプロポーズされた美江は、自分の平凡な人生に疑問を抱き始めた。いつも梨々香の動画を見ては、その活躍をうらやんでいた美江。私も梨々香みたいに輝きたい……また梨々香と一緒に居たい……。そう思っていた時、峯岸晃(長田成哉)から連絡が来て、梨々香に会ってもらうよう頼まれた。晃は梨々香の恋人だったのだ。梨々香から懇願され、美江は全てを捨てて梨々香の元へ行き、配信の仕事を手伝うようになった。それからの毎日は美江にとって夢のような時間だった……が、程なくして梨々香のガンが発覚。もはや手遅れだと悟った梨々香は、美江に入れ替わりを提案し、RILIKAとして生きることを託したのだ……。梨々香は半年間活動を休止し、その間に美江は梨々香になるための準備をした。晃と籍を入れて結婚の既成事実をつくると、美容整形、仕草、口癖……すべてをコピーし、RILIKAとなった。そして本物の梨々香は「この世に私は1人でいい」と、自ら海に身を投げたのだった……。

「これが……私たちの、全てです……」と項垂れる美江に、桜が問いかける……「あなたにとって、田中美江さんの人生はそんなに悪いものでしたか?」。13年前、部員が2人しかいなかった中学の合唱部は、美江がつないだおかげで今は30人に増え、今年初めて全国大会に出場するらしい。ケアハウスの利用者も、今でも美江の話で盛り上がるという。梨々香だって、美江なら誰よりも輝けると信じて自分の代わりを託したはずだ。そして何より、婚約者だった太一も……。太一は葬儀場で梨々香を見た時から、その正体が美江であることに気付いていた。美江が梨々香を殺して成り代わったと勘違いした太一は、美江を守るために自ら罪をかぶろうとしてカッターナイフで襲ったのだ。「生きててくれて、よかった」……全てを知った太一は、美江を優しく抱き締める。美江の目には涙があふれ……。

その後、美江は詐欺罪と公文書偽造の罪に問われたが、執行猶予がついた。太一も不起訴になり、2人は結婚して新たな動画チャンネルを作って大活躍中だ。桜は梨々香が命を落とした崖の上で手を合わせ、美江の活躍を報告する……「梨々香さん、気に入ったら、高評価してあげて」。
一方その頃、真はひとり、1枚の写真を見ながら過去に思いをはせていた。その写真の中で、真は恋人らしき男と肩を並べてほほ笑んでいて――。

引用元:公式サイト

4話あらすじネタバレ

茨城県の山中でバイクの単独事故が発生。運転していた若い男性は搬送先の病院で死亡が確認された。身元が特定できなかったため、桜さくら(小芝風花)たち『警視庁身元不明人相談室』が行方不明者リストと照合した結果、男性は両親から行方不明者届が出されていた大学生の葉山聡(濱田龍臣)であることがわかった。バイクが盗難車だったことから犯罪の匂いも漂うだけに、ご遺族に報告するのは気が引けるが……桜と真まこと(大島優子)は重い足取りで聡の両親の元へ向かう。

聡の父・義彦(桜井聖)と母・晶子(中島ひろ子)は、1年前から聡と連絡が取れなくなっていたが、10日ほど前に聡から突然、『お守り』の入った封筒が送られてきたという。そのお守りを見せられた真は驚き尋ねる、「葉山さん、福島に住んでいたことは?」。真の予想通り、葉山家は13年前まで福島県に住んでいたという。お守りは福島の神社のもので、聡が子どもの頃に誰かからもらったものらしい。桜は、お守りを見て動揺する真のことが気になって……。

「私も福島で買ったの。慎一さんと一緒に」――その夜、桜は真から初めて過去を打ち明けられる。真には慎一(福田悠太)という婚約者がいたこと、出版社を辞めて故郷の福島に帰った慎一が東日本大震災の日から行方不明になっていること――。「あの時から、私は止まったまま。彼が生きてるのか死んでるのかもわからない」と前に進めないでいる真に、桜は「もしかしたら、お守りは聡くんが慎一さんにもらったものかも」と言う。だとしたら、聡のことを調べれば慎一の手掛かりがつかめるかもしれない……。真は「やめて! 傷つきたくない」と真実と向き合うことを拒絶するが、桜は居ても立ってもいられずに走り出し……!!

聡はなぜ行方不明になっていたのか!?お守りに隠された真相は!?慎一の消息は!?真の止まっていた時間がついに動き出す!!

引用元:公式サイト

お守りの真相を突き止めたい桜は、聡の身辺を探り始める。聡はまとまったお金が必要だったのか、お酒も飲めないのにホストクラブで働いたり、大学のキャンパスで誰かとスマホで話しながら「すみません」と何度も謝る姿を友人たちに目撃されていた。何らかのトラブルに巻き込まれていたことは明白で、大学の同級生で幼なじみの横田大地(荒木飛羽)も携帯がつながらなくて心配していたという……。

そんな中、聡が特殊詐欺グループのメンバーで、集団で強盗を行っていたことが発覚。聡の遺留品からも、大量のスマホやSIMカード、闇名簿、バーナー、冷却スプレー、手袋、ホテルのアメニティーグッズの歯ブラシなどが見つかった。聡の両親は肩を落とし、「聡のことを知るのが怖くなってしまった」と、これ以上の調査は望まない姿勢をみせるが、桜は「何かよほどの事情があったのかもしれません。もう少し調べさせてください」と食い下がる。とはいえ、強盗事件として捜査一課が動き出した今、桜たちに出る幕はなし。真も「これ以上は、あんたの独り善がりなんじゃない?」と桜をたしなめる。
気が収まらない桜は一人でジムへ行き、トレーナーを相手にスパーリングで汗を流す。「もう1本!」「まだまだ!!」。何度倒されても諦めずに立ち上がる桜は、リングの外から真があきれ顔で見守っているとも知らず、がむしゃらにトレーナーに立ち向かっていく。「まだまだ!! 頑張れ……負けんな……負けるな真ちゃん――!!」。聡のためだけじゃない、桜がお守りにこだわるのは、真のためでもあったのだ……。

桜の思いに突き動かされた真は、翌日、利根川(吉田鋼太郎)に行方不明者届を提出する。「行旅死亡人リストとの照合をお願いします。氏名は小田切慎一。私の婚約者です。葉山聡さんと何らかの関係があったのかもしれません。なのでこの相談室に、正式に調査を依頼します。どうか、皆さんの力を貸してください!」――。利根川がゴーサインを出すよりも早く、堀口(戸次重幸)と武藤(半海一晃)は真のために動き出し、聡の遺留品にあったアメニティーグッズの歯ブラシから、聡が事故直前に利用していたホテルを特定。ホテルの防犯カメラ映像には、ホテルのスタッフに郵便物を預ける聡の姿が映っていた。それは両親に送ったお守り入りの封筒だ。さらに、聡と一緒に、幼なじみの大地も映っていて――。

聡を強盗グループに誘ったのは大地だった。SNSで闇バイトに手を出してしまった大地は、幹部連中に仲間を誘えと脅され、聡を誘うしかなかったのだ。逃げようとしても強盗グループから暴行を受ける……。それでも聡は諦めず、強盗グループのリストが入ったマイクロSDカードをお守りに入れて両親の元に送った。しかし、それがバレて命を狙われた聡は、目に留まったバイクにまたがり、「俺はバイクであいつらを引き付けるから、大地は逆方向に走って逃げろ」と大地を促し――その直後に事故を起こしたのだった。
聡が両親の元に送ったグループのリストに、大地の名前はなかった。大地が捕まることがないよう、聡が消していたのだ。友達を守るため、命懸けで強盗グループを告発しようとした息子の雄姿に、義彦と晶子は目を細める……「聡は、自慢の息子です」。

聡の死の真相はわかったものの、慎一のことは結局わからずじまい。それでも真は、少しだけ何かが吹っ切れたように、桜に震災直後のことを話し始める。震災の後、慎一を捜して被災地を毎日歩き回ったこと。そんな時に、自分と同じように大切な人を捜している家族に出会ったこと。その家族が捜していたご遺体を真が見つけたこと……。「大切な人の死を目の当たりにして、とてもつらかったと思う。それでもそのご家族は、私にありがとうって言ってくれて……見つかってよかった、お帰りって……みんな優しい顔になってた。だから私、この仕事をしてるの。今の私があるのは、慎一さんのおかげ」――。
真の話に、桜は黙って耳を傾ける……と、その時、捜査一課の手嶋(阿部亮平)から思いがけない知らせが届く。聡のパソコンのファイルの中から震災直後の動画が見つかり、一人の男性が被災者を助ける様子が映っているというのだ――。
それが何を意味するのかを察した真は、震える気持ちを抑え、「見せてください」と画面を凝視する。……映像には、今にも津波が押し寄せようとする中、逃げ遅れた老人を必死に避難させようとする慎一が映っていた。慎一は老人を高台に誘導すると、また別の人を助けるために住宅街へと戻っていくが、その後、二度と姿を現さないまま、とうとう津波が押し寄せ……。思わず画面から目を背ける真……。
当時、聡と一緒にその場にいた大地の証言によれば、慎一は、動けずに泣いていた聡にお守りを渡して励ましていたという。「俺の一番大切なお守りだ。後でちゃんと返してもらうからな。それまで頑張れ!」と。自分の書いた記事で人を傷つけ、「もう誰の力にもなれない。誰も幸せにできない」とふさぎ込んでいた慎一が、あの日あの時、確かに生きようとしていたのだ。全てを知った真は、込み上げるものをこらえきれず、13年間の思いが一気にあふれ出す……。そんな真の肩を、優しく抱く桜――。

「月本さん、大丈夫ですかね」――翌朝、利根川と堀口と武藤は、真が落ち込んでやしないかと心配するが、出勤してきた真はいつもと全く変わらず桜と舌戦を繰り広げ……。どうやら、前に進み始めたようだ。
桜は聡の報告書を開き、そこに『葉山聡』と名前を書き込む。その時、カバンの中に入れていたスマホに、母親から着信があり……。

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5話あらすじネタバレ

桜さくら(小芝風花)がいつものように名前のない墓石に向かって手を合わせていると、珍しく利根川とねがわ(吉田鋼太郎)がやって来る。「もう、9年になるか」と桜の隣で手を合わせる利根川。すると桜のスマホに母から着信。でも、桜は電話に出ようとしない。9年前、桜の身に起こったことを、利根川だけは知っているようで……。

桜たち身元不明人相談室に、3日前に都内の商店街で突然倒れて亡くなった中年女性(阿南敦子)の身元調査依頼が舞い込む。死因はくも膜下出血で、所持品は小銭入れと自転車の鍵だけ。側頭部に新しい傷痕が見られたが、監察医によるとくも膜下出血とは無関係で、事件性はナシ。
女性は意識を失う前に「さとう」とつぶやいたらしいが、桜たちが商店街の防犯カメラ映像をたどって身元を突き止めた結果、女性の名は佐藤ではなく高倉桐子だと判明。死後3日もたっているのに捜索願が出されていないことから、身寄りのない一人暮らし……と思いきや、桐子のSNSには、この春に医大を卒業したばかりだという娘との仲むつまじい写真が投稿されていた。桜と真まこと(大島優子)は「一刻も早く知らせてあげないと」と高倉家へ急ぐが、あろうことか、娘・紀子(久間田琳加)は自宅で手首を切って自殺を図っていた……!

紀子は一命を取り留めたものの、医大卒は母・桐子の真っ赤なウソで、紀子はこの7年間、医学部を受験し続け、合格すらしていなかった。にもかかわらず、桐子は近所の人に「娘は医大に通っている」とウソをつき、夫とも5年前に離婚。桜は、母親のエゴが紀子を追い詰めたに違いないと決めつけ、亡くなった桐子を「最低な母親」と非難。一方の真は、紀子の境遇に感情移入しすぎる桜の過去が気になって……。

そんな中、桐子の死と紀子の自殺未遂は意外な展開へ!さらに、桜の部屋に母・葉月はづき(鈴木杏樹)が訪ねて来て、真も知らなかった桜の過去が明らかに!9年前、桜の身に一体何が!?

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6話あらすじネタバレ

新宿の雑居ビルの屋上から少女(白本彩奈)が飛び降り、命を絶った。所持品もなく身元は不明だが、少女の地雷系メイクとファッションから、トー横キッズの可能性が高い。もし彼女が家出していたなら、ご家族が捜しているかもしれない……桜さくら(小芝風花)と真まこと(大島優子)は、身元につながる手掛かりを探すため、武藤むとう(半海一晃)が描いた似顔絵を手に新宿歌舞伎町のトー横へ向かう。

しかし、警察を嫌うキッズたちは、桜たちが話し掛けても空返事をするだけでまともに相手をしてくれない。唯一わかったことは、亡くなった少女がキッズたちの間で『キイちゃん』と呼ばれていたことだけ。彼女の本名や連絡先を知る者は誰もない……それがトー横では“当たり前”なのだとキッズたちは口をそろえる。
途方に暮れる桜と真の前に、科捜研の所長・早瀬はやせ(高島礼子)が現れる。早瀬は日頃からトー横に通い詰め、キッズたちの悩み相談に乗っているらしい。「どうしてそんなこと?」と尋ねる桜に、「ちょっとした罪滅ぼしね」と意味深な返事をする早瀬は、キッズたちと話がしたければ、ありのままの彼らを知ることが先決だと言う。

そんな中、キイちゃんと親しかったという地雷系メイクにマスク姿の少女ハルピ(莉子)を見つけた桜と真は、ハルピが持っているキイちゃんのスマホを見せてもらおうとするが、「ありえないし」と拒絶されてしまう。「キイちゃんは、家になんか帰りたくないよ、絶対に」と、遺骨を家族の元へ帰すことに反対するハルピは、それきり口を閉ざし……。ハルピともっと話がしたい桜は、「まずは自分がトー横のみんなのありのままに、なる」と意を決し、地雷系メイクで歌舞伎町に現れる!!

昨日まで笑っていた少女が突然命を絶ったのはなぜ!?真相解明に奔走する桜と真!その裏で、身元不明人相談室には不穏な空気が漂い始め――。

以下、ネタバレを含みます。
桜のいびつな地雷系メイクを見たハルピは「バカにしてんの?」とあきれつつ、桜のメイクを手早く修正。「ハルピちゃん、メイクうまいっ」と桜が褒めると、ハルピは「キイちゃんはもっと上手だった」と表情を曇らせる。キイちゃんのことを本当に何も知らないと言うハルピ。お互い干渉しないのがトー横のルール……そう言いながらも、キイちゃんのリュックやスマホを手放せないのは、本当はキイちゃんのことを知りたいから。そんなハルピの本心を見透かした桜と真は「私たちが必ず突き止めるから、協力して」とハルピを説得する。
そんな中、キイちゃんのスマホを契約していた男の証言から、キイちゃんの地元が静岡県御殿場市だと判明。男はパパ活目的でキイちゃんにスマホを渡していたが、実際には何度か食事をしたことがある程度で、その時にキイちゃんから地元の話を聞いていたのだ。急いで静岡に向かおうとする桜に、ハルピはキイちゃんのリュックとスマホを差し出し、その代わりに自分も御殿場に連れて行ってくれと要求。「私、知りたい……キイちゃんが、なんで私にスマホを渡したのか。だから一緒に連れてって」。一般市民を捜査に巻き込むわけにはいかないが、ハルピの思いも無視できない桜は、“たまたま静岡に旅行に来た”ハルピと一緒に御殿場駅周辺で捜査を始める。その間も、かたくなにマスクを外そうとしないハルピのことが桜は気になって……。

間もなく、キイちゃんのスマホに残っていた動画と通行人の証言から、キイちゃんの通っていた高校が判明!キイちゃんの本名は『奈良岡紗季』だった。教師の話では、当時からメイクアップアーティストを目指していたという。教師から実家の住所を聞いた桜とハルピは、その足でキイちゃんの実家へ向かう。
「あの子に、間違いないんですか」――娘の死を知って肩を落とす母・奈良岡文子(遊井亮子)。しかしその横で、再婚相手の葛城拓真は「娘じゃねーし」と遺骨の引き取りを拒否。キイちゃんは文子と前夫との子なのだ。「勝手に出てったんだから、今さら死んで戻って来られても迷惑なんだよ」と吐き捨てる拓真は、キイちゃんのリュックの中に15万円が入っていたことを知ると、一転して「やっぱ引き取るわ」と態度を変え……。

「あんなやつんトコに、キイちゃん、帰したくない」と拓真の態度に憤るハルピ。あの15万円はパパ活でも何でもなく、キイちゃんがメイクのバイトでこつこつ貯めたお金なのだ。しかし、両親が引き取ると言っている以上、それを拒む権利は桜やハルピにはなく……。
その夜、桜とハルピはキャンプ場で一夜を過ごす。人生初キャンプに喜ぶハルピは、高校2年生の時、トー横で遊んでいただけでパパ活していると学校でウワサを立てられ、それ以来、学校にも家にも居場所がなくなってしまったのだと桜に打ち明ける。一緒に居てくれたのは、キイちゃんだけだった。それなのに……。「推しが、死んじゃったからだと思う」。キイちゃんが死を選んだ理由は、好きだったアニメのキャラクターが物語の中で死んだから……。その悲しみをわかっていながら、「私、キイちゃんに言えなかった。推しがいなくなっても、私がそばにいるから……って」。ウザがられるのを恐れて何も言えなかった自分を責めるハルピに、桜は「それだけあなたがキイちゃんのことを大切に思っていたからだよ。あなたにとっての推しは、キイちゃんだったんだね」。きっと、キイちゃんもハルピのことが大好きだったに違いない。その証拠に、ロックがかかっていたキイちゃんのスマホには、マスクを外したハルピの写真がたくさん残っていた。キイちゃんがハルピにスマホを託したのは、もっと自分に自信を持ってほしいと伝えたかったから……。桜が真剣なまなざしでハルピの心に訴える、「推しがいなくなっても、あなたはいなくならないでね。生きていれば、また必ず、推しに巡り会えるから」。桜の言葉が胸に響き、泣き崩れるハルピ。「桜さんにも、推しいる?」「うん、いるよ」――笑顔で答える桜の脳裏には、真の顔が浮かんでいて――。

翌日、桜とハルピは、拓真と文子に15万円を差し出し、「所持金と同じ額です。お受け取りください。その代わりといってはなんですが、ご遺骨は、こちらで供養させていただけないでしょうか」。すると拓真は「あ、そう」とあっさり受け入れ、「生意気なこと言って家飛び出して、結局死んじまうんだから……かわいそうにな」とキイちゃんをさげすむ。その瞬間、ハルピは初めてマスクを外して声を上げる――「キイちゃんはかわいそうなんかじゃない!あんたにDVされて、家を出るしかなかったんじゃないか!」――ハルピの声に、その場が凍り付く。実はキイちゃんの体には無数のアザがあった……文子の知らないところで、拓真から虐待を受けていたのだ。「それでも、キイちゃんはかわいそうなんかじゃなかったよ。大好きな推しと一緒に死んだんだから。……あんたと一緒に死んでくれる人がいる!?あんたが死んで、泣いてくれる人がいる!?少なくともキイちゃんには、そういう仲間がいたよ。あんたなんかよりキイちゃんの方が、よっぽど幸せだったんだから!」。全身で拓真を非難するハルピを、桜が後押しする……「正直申し上げて、紗季さんが心から安らげる場所は、ここではないと思います。紗季さんのご遺骨は、こちらで引き取らせてください」。すると文子は桜たちにお金を差し戻し、「紗季のこと、よろしくお願いします」と深々と頭を下げるのだった――。

後日、身元不明人相談室にハルピがあいさつにやって来る。トー横を卒業し、実家に戻ってメイクの勉強をするらしい。「キイちゃんには及ばないかもしれないけど、やれるとこまでやってみようかなと」。そんなハルピに桜がランチをごちそうしようとすると、ハルピは「無理です!そんな恐れ多いことできません!」と全力で拒絶。どうやらハルピの新しい推しは桜のようで……。「私の名前、樋口美晴です」。ハルピはそう言って桜に一礼し、去って行く。その背中を見送る桜の目には、キイちゃんが並んで歩いているように見えて――。

桜と真がトー横事件に奔走する裏で、身元不明人相談室には不穏な空気が漂い始めていた。堀口ほりぐち(戸次重幸)が一人、深刻な表情で何かを決断していて――。

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7話あらすじネタバレ

身元不明人相談室に、1匹の柴犬がやって来た。2日前に都内の路上でご遺体となって発見された身元不明の女性(大後寿々花)の遺留品ならぬ“遺留犬”だ。司法解剖の結果、女性の死因は急性大動脈解離。犬の散歩中に不幸にも息を引き取ったもので事件性は認められないが、遺体発見時に現場から走り去る人影が目撃されていることから、桜さくら(小芝風花)と真まこと(大島優子)は何やら裏がありそうな予感がして……。

女性の左手薬指に指輪がはめられていたため、既婚者か、あるいは恋人がいるかもしれない。一刻も早くご遺体を帰してあげようと手掛かりを探す桜は、柴犬の首輪に『MAKOTO』の文字を発見。どうやら柴犬の名前は『マコト』のようで……。「道理で融通の利かなそうな顔してる」とつぶやく桜を、「どういう意味かな?」と睨む真。そんな中、SNSを調べていた堀口ほりぐち(戸次重幸)が、マコトの写真をアイコンに使用したアカウントを見つける。ご遺体のアカウントに違いないが、調べを進めていくうちに、事態は予想外の方向へ……。

女性は『チアキ』という名前で、婚活アプリを使って複数の男性と会っていた。しかも不可解なことに、男性たちが話すチアキの印象は、それぞれ全く異なるものだった。ある男性の前では物静かな博物館の学芸員、別の男性の前では明るくておしゃべりな会社員、また別の男性の前では情熱的なヨガのインストラクター……。性格も職業も趣味もバラバラで、誰もチアキの本名や出身地を知らないという。これってもしかして……結婚詐欺師!?
事件のにおいが漂う一方、このままチアキのご遺族が見つからなければ、柴犬マコトは保健所行きになり、最悪の場合は殺処分も……。なんとしても身元を突き止めたい桜と真は、マコトを連れて走り回るが……。

身元不明のご遺体は結婚詐欺師!?愛犬に託した思い……彼女が本当に帰りたい場所とは!?

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以下、ネタバレを含みます。
チアキの遺体発見時に現場から走り去った男・杉山が捕まった。杉山は倒れていたチアキの財布とスマホを奪っただけの強盗犯で、チアキの死とは無関係。奪ったスマホはすでに闇ブローカーに売ってしまい、財布は現金だけを抜き取って橋の上から川に投げ捨てたという。捜索の結果、財布は見つからなかったものの、川辺でチアキのものとみられるペット用トリミングサロンの会員証が見つかった。
桜がマコトを連れてトリミングサロンを訪ねると、マコトはサロンの代表・浜野真由美(宮本茉由)を見るなり、尻尾を振って飛びつく。マコトがやけに真由美に懐いているのが桜は気になって……。
チアキの写真を見た真由美は「存じ上げないです」と言うものの、改めて顧客情報を確認すると、マコトとチアキの来店記録が残っていた。チアキの本名は川崎千明。「思い出しました。この方、確か……」。真由美の記憶では、千明の両親は実家で旅館を経営しているらしい。
これで千明とマコトを帰してあげられる……桜は期待を持って旅館を訪ねるが、千明の死を知った母・愛子(円城寺あや)がショックを受ける一方で、父・徹(金田明夫)は「受け取らないと、駄目なんですかね」と遺骨の引き取りを渋る。事情を聞いても、徹は「プライベートなことですので」と口を閉ざしてしまう。
どうにかしてマコトを救いたい……解決策を求めて千明のマンションに踏み込んだ桜は、ウォークインクローゼットの半分がぽっかり空いていることに違和感を覚える。さらに、千明がつけていた指輪のペアリングと、男性とのツーショット写真を発見。写真と一緒に保管されていた名刺を頼りに男性に会いに行く桜。しかし、その男性・宮本圭介(入江甚儀)はなぜか千明のことなど知らないと言い張って……。

千明の婚活の本命は圭介で、指輪まで用意していたが、両親は圭介との結婚に反対していた、だからご遺骨を受け取らなかった……相談室のみんなはそう考えるが、桜だけは「違うと思います。千明さんと恋人関係だったのは……トリミングサロンの真由美さんじゃないかと思うんです」。トリミングサロンでマコトが真由美に懐いていたのは、千明の部屋で真由美も一緒に暮らしていたからで、部屋のクローゼットに不自然なスペースがあったのも、もともと真由美の荷物があったから。部屋にあったペアリングも、よく見ると男性がつけるにはサイズが小さすぎる。「あれは千明さんが真由美さんのために……」。そう言いかける桜を、「はい、そこまで」と利根川とねがわ(吉田鋼太郎)が制止する。身元不明人相談室の仕事はあくまで行旅死亡人の身元を明らかにし、ご遺骨を帰るべき所にお帰しすること。それ以上でも以下でもない。それに、千明のことを知ろうとして周りの誰かを傷つけたり、千明自身が丸裸にされてしまうことを、千明が望んでいるとは限らない。「千明さんが何を望んでいたのか、それを語れるのは、本当に彼女のことを理解していた人間だけだ」。利根川の正論にぐうの音も出ない桜。……でも、このままじゃ千明は無縁仏になってマコトも保健所行きになってしまう。自分の無力さを痛感して落ち込む桜に、真がアドバイスを送る。「だったら、その人に聞けばいいんじゃない?」。本当に彼女を理解していた人に直接聞けばいい。真にそう言われ、桜はハッとひらめいて――。

「今日はお願いがあって来ました」。桜はマコトを連れて真由美の元を訪ね、千明の気持ちを聞かせてほしいとお願いする。千明の気持ちは、彼女を本当に理解している人にしかわからない……「それが私だと?」と尋ねる真由美に、桜は「いいえ、マコトです」――。最後まで寄り添っていたマコトなら、千明の気持ちがわかるはず、「でも、私にはワンちゃんの言葉はわかりません。だから……この子に聞いてもらえませんか……千明さんがどんな女性だったのか……彼女との暮らしはどんなだったか……彼女のことを、どれほど愛していたのか……」。その言葉が自分に向けられたものだと理解した真由美は、覚悟を決めて語り始める……「千明との時間は、本当に幸せで、かけがえのないものでした」――。
桜の予想通り、千明の恋人は真由美だった。千明はそのことを両親にカミングアウトして認めてもらおうとしたが、理解してもらうことはできなかった。普通に男性と結婚して、旅館の跡取りを産んでほしい……それが両親の願いだったのだ。千明は両親と絶縁してでも真由美と一緒になろうとしたが、そんなことをしたら一生後悔するに決まっている……両親と絶縁してほしくなかった真由美は、自分の気持ちを押し殺して別れを選んだ。そしてその後で、千明と圭介が一緒にいるところを見てしまった真由美は「これでよかったって思いました。千明はご両親のために、そういう答えを出したんだなって」。そうやって今も自分の気持ちにふたをしたままの真由美に、桜は、相談室のみんなが必死に調べてくれた千明の調査結果を報告する。「千明さんは亡くなった時、左手薬指に指輪をしていました」――その指輪は圭介からもらったものではなく、千明が自分で購入したペアリングだった。ジュエリーショップの店員の話によれば、千明は指輪と一緒に携帯用のジュエリーケースも同時に探していたという。おそらく、動物たちを傷つけないよう、仕事中はアクセサリーを付けられない真由美のために……。さらに、圭介は千明の恋人ではなく、同性愛者だった。千明は子どもを作るために、圭介に人工授精を持ちかけていたのだ。その子どもを真由美と2人で育てれば、両親に理解してもらえる日が来るかもしれない……子どもと3人で旅館を継いで一緒に生きていきたい……そんな千明の願いを知った真由美は「三田さん、私も一緒に千明のご両親に会わせてください」――。

真由美は千明の両親と対面すると、堂々と顔を上げて伝える……「千明さんを産んでいただいて、ありがとうございます」。千明と出会えて本当に幸せだった。きっとこれからも、彼女のことを思い出して強く生きていける。だからもう十分。私のことは許してもらえなくていい。でも、千明がどれだけ両親のことを思っていたか、それだけはわかってほしい。「彼女がずっと帰りたかった場所は、ここなんです……だからどうか、お帰りって、言ってやってください……どうか……」。深く頭を下げる真由美の思いが、千明の両親に伝わって――。

千明の遺骨は両親の元に帰ることになり、マコトは真由美が引き取ることになった。桜と真は、千明がつけていた指輪をマコトの首輪につけ、もう片方のペアリングを真由美に渡す……「こうするのが彼女も一番喜ぶんじゃないかと思って」。その指輪を真由美が大事そうに指にはめようとしたその時、桜の目には、千明が指輪をはめてあげているように見えて――「ぴったりですね。よく似合います」。
これでまた一つ身元不明のご遺体を帰してあげることができた……ホッと胸をなで下ろしたのもつかの間、桜と真の周りでは大変なことが起こっていた。手嶋が人けのない場所で何者かに襲われ、拳銃を奪われたのだ――。

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8話あらすじネタバレ

捜査一課の手嶋てしま(阿部亮平)が、夜道で若い2人組の男に襲われ、拳銃を奪われた。その直後、手嶋を襲った犯人のうちの1人が拳銃で撃たれて死亡した――。

そんな重大な事件が起きているとは知る由もない桜さくら(小芝風花)たち身元不明人相談室に、捜査一課から身元特定専従班として捜査に加わるよう協力要請が舞い込む。ご遺体は20代の若い男性で、至近距離から拳銃で頭部を撃ち抜かれ即死。捜査一課は殺人事件として犯人の行方を追っているという……。

ご遺体の上半身に入れ墨が彫られていたことから、暴力団員の可能性が高い。すると入れ墨を見た武藤むとう(半海一晃)が、「こいつは倶利迦羅紋紋ですか」。実は元マル暴の武藤。その入れ墨の特徴から、現場付近に事務所を構える染野組の構成員に違いないと言う。いつもなら威勢よく飛び出して行く桜も「さすがにヤクザ事務所は……」とおじけづくが、みんなに言いくるめられ、武藤と2人で染野組を訪ねることに……。
ところが、組長の染野(泉谷しげる)をはじめ組員たちはご遺体の写真を見ても「知らない」の一点張り。桜は、そんな染野組の事務所に“ある違和感”を覚えて――。

一方、真まこと(大島優子)は、捜査一課の沙耶香さやか(川瀬莉子)を問い詰めて事件の経緯を聞き出すと、桜を連れて自宅謹慎中の手嶋を訪ねる。どんな理由があろうと警察官が拳銃を奪われるなどあってはならない……「僕は刑事失格です。きっと彼は、僕の拳銃で……」と自責の念に駆られる手嶋に、真は「私たちを信じて」。犯行に手嶋の拳銃が使われたと決まったわけではない。手嶋を救うためにも、次の事件が起きる前に絶対にご遺体の身元を突き止め、拳銃を取り戻すことを約束する桜と真!果たして事件の真相は――!?

以下、ネタバレを含みます。
桜は、染野組の事務所に古い野球のグローブが2つ置いてあったことに違和感を覚えていた。組員からは野球をやるような爽やかさを少しも感じないのに、グローブは使い古され、しかもそのうちの1つには『SK』というイニシャルのような刺しゅうが入っていたからだ。違和感を拭えない桜に、元高校球児で甲子園を目指していた手嶋は「野球はしなくても、たまにキャッチボールくらいはするんじゃないですか」。その言葉に、ハッとひらめく桜と真。もしかしたら……。桜と真の予想通り、染野組の事務所周辺で若い男性2人がキャッチボールをする姿がたびたび目撃されていた。手嶋を襲った2人に違いなく、ご遺体の方はあまり上手ではなかったようだが、加害者の方は元メジャーリーガー・野茂英雄のトルネード投法をマネながら「野茂こそが俺の神様だ」と豪語していたらしい。報告を受けた手嶋は「『野茂こそが俺の神様だ』って、本当にそう言ったんですか?」――手嶋はそれと同じ言葉を口癖にしていた男に心当たりがあった。高校時代キャッチャーだった手嶋とバッテリーを組んでいた梶原真司(落合モトキ)、イニシャル『SK』だ。手嶋は自分が襲われた理由に気付き、「僕は、かつて自分がしたことに落とし前を付けなきゃならない」と、1人で梶原の元へ向かう……。

手嶋と連絡が取れなくなって焦る桜と真。このままでは手嶋が危ない……。2人は梶原の妹・灯里(羽瀬川なぎ)から居場所を聞き出そうとするが、灯里は「あの人は兄じゃありません。とっくの昔に縁を切りました。ヤクザが身内だなんて」。やはり梶原は染野組の一員だった。灯里の話では、梶原は組長のことを父親のように慕っていたらしい。ご遺体の写真も、梶原の弟分だった池田義人(三浦獠太)で間違いないと言う。さらに灯里は手嶋のことも覚えていて、「兄は手嶋さんのことを恨んでいます。夢を奪った張本人だから」――。
結局、梶原の居場所はわからないまま。こうなったら染野組に聞くしかない。桜は意を決して染野組に押し掛けるが、若頭の田所(近藤公園)たちは相変わらず知らぬ存ぜぬ。組を守るために梶原を見捨てようとする彼らのやり方に、「ヤクザの絆なんて、そんなもんかよ!」とぶちかます桜。すると、「もういい田所」――桜に根負けした染野が、全てを話し始める。染野組はすでに組の運営が立ち行かず、大所帯の組に吸収されることになっていた。しかし、染野組の受け入れ先は、麻薬を扱う組。今まで麻薬にだけは手を出さなかった染野だが、生き残るためには仕方ない……そう諦めていた時、梶原と池田だけは“絶対に反対だ”と猛反発し、“カネなら自分たちがなんとかする”と言い出した。その結果、池田は命を落とし、梶原が追われる身に……。「2人とも間違いなく、うちの組のもんです……俺のかわいいバカ息子たちだ」と認める染野は、「今日をもって、この染野組は解散する!」と宣言し、「池田の亡きがらは俺が引き取らせてもらう。あとは……梶原を助けてやってくれ」と、桜に心当たりの場所を伝える……。

その頃、手嶋と梶原は母校で対峙していた。「俺があいつを殺した」と打ち明ける梶原。組の資金繰りが厳しいことを知った梶原と池田は、手嶋から奪った拳銃を使って現金輸送車を襲う計画を立てたが、直前になって梶原は犯行をためらった。すると池田が「何びびってんすか」と梶原から拳銃を奪おうとして、もみ合ううちに誤って発砲してしまったのだ。「俺は……あいつを……」と後悔の念に駆られる梶原に、手嶋は「今ならまだやり直せる。自首してくれ」。しかし梶原は高校時代を思い出し、「やり直す……またそれかよ」。12年前の夏、地区大会の決勝前、梶原の肘はすでに限界に達していた。それに気付いた手嶋が監督に進言。その結果、梶原は決勝戦のマウンドに立つことができず、チームも敗れたのだ。手嶋にしてみれば梶原の将来を考えてのことだったが、梶原は悔しさから自暴自棄になり、ヤクザの道へ……。「今さら何をどうやり直せるってんだ!」。手嶋に銃口を向ける梶原。そのとき、「待ちなさい!」――駆け付けたのは、真だ。「梶原さん、あなたは、彼のことを憎んでなんかいないんじゃないですか?銃を奪った相手が手嶋刑事だったのは、ただの偶然だったんじゃないですか?」――真の言う通りだった。梶原はあの夜、他の刑事を鉄パイプで襲うつもりが、相手が手嶋だとわかってとっさに木の角材に替えた。現金輸送車を襲うのをやめたのも、手嶋の銃を犯罪に使いたくなかったからだ。本当は梶原も分かっていた……12年前も今も、全部を手嶋のせいにして逃げているだけだと。でも、今更どうすることもできない……。梶原は諦めたように、「悪かったな、淳之介……」と銃口を自分のこめかみに押し当て、自殺を図る――寸前、桜が駆け付け、野球ボールを梶原に向かって投げる!「組長から、あなたに伝言です……今までありがとうよ……だが染野組は解散する」。そのボールが染野からの餞別だとわかって手を止める梶原に、手嶋が言う、「おまえのしたことを絶対に許すわけにはいかない……でも、それでも、やり直せる。負けんなよ真司!」。手嶋の揺るぎない思いに心打たれた梶原は、銃を下ろす……と、目の前に灯里が現れる。「……お兄ちゃん」。梶原には、まだ帰る場所があるのだ。やり直す決心をした梶原は「最後に……いいか」と、手嶋とキャッチボールを交わす。「戻って来たら、またやろう」と手嶋。「……ああ」と答える梶原に、寄り添うようにして笑う池田の姿が、桜には見えたのだった――。

その夜、事件の報告書を書き終えた桜は「なんかおいしいもの食べに行きましょうよ」とみんなに声を掛けるが、「俺用事あるから」と堀口ほりぐち(戸次重幸)。今日が結婚記念日の堀口は、武藤に描いてもらった家族の絵を手に、ひとり足早に帰っていく。……が、その直後、繁華街の路地裏で、堀口は遺体となって発見された――。

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9話あらすじネタバレ

堀口ほりぐち(戸次重幸)が突然、帰らぬ人となった。死因は、階段で転倒して頭を強打したことによる外傷性脳損傷。通夜に参列した桜さくら(小芝風花)や真まこと(大島優子)ら身元不明人相談室の一同は堀口の遺影の前で言葉を失い、堀口の妻・由理恵(星野真里)と息子・翔太(白髭善)も突然のことに現実を受け止めきれない……。

沈痛な空気で覆われる葬祭場に堀口律子(川俣しのぶ)が現れ、由理恵が「お母さまですよね?妻の由理恵です」とあいさつする。実は由理恵と律子はこれが初対面。由理恵は堀口から「両親は亡くなった」と聞かされていたが、戸籍謄本を見て律子の存在を知り、慌てて連絡したのだ。律子の話では、堀口は借金まみれの父に嫌気が差し、高校卒業後に家を出て、それ以来30年も音信不通になっていたという。「まさか立派に……警察官になってたなんて……」と律子は声を詰まらせるが、堀口の遺影を見た途端、信じられない言葉を口にする――「違います……尚史じゃありません」。30年ぶりなら面影がなかったとしても不思議ではないが、律子は断固として息子じゃないと言い張り、持っていた古い写真を桜たちに見せる。「これが……私の息子です」。写真の男は、堀口とは全く似ても似つかない、明らかな別人だった――!

桜たちが知っている堀口は、堀口ではなかった!?戸籍を偽って警察官になった全くの別人!?一体なぜそんなことに……。堀口のことを調べようとする桜たちを、利根川とねがわ(吉田鋼太郎)が「やめておけ」と制止する。戸籍の偽装が公になれば、由理恵と翔太はマスコミの格好の餌食になってしまう。堀口の名誉と家族のためにも事を荒立てるべきではないと言う利根川は、何かを知っているようで……。

堀口が戸籍を偽装したワケは!?彼は何に苦しみ、なぜ死ななければならなかったのか!?本当の彼は一体誰……!?堀口の帰る場所を見つけるため、桜と真は、開けてはいけないパンドラの箱に迫る!!

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gohome 警視庁身元不明人相談室キャスト・登場人物

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三田桜(みた さくら)〈25〉:小芝風花

明るくコミュ力高めの25歳。
亡くなった身元不明者を家族や恋人の元に帰すため、 上司が止めるのも聞かず突っ走る。
趣味は美味しいものを食べること。
天真爛漫に見えて、実は意外な過去を持つ……

コメント

―今回、主演と聞いたときのお気持ちは

すごく嬉しかったです。 プロデューサーや監督、スタッフさんも、以前からお世話になっている方が多いので、またご一緒できる嬉しさと、今回はどんな作品になるんだろう、作れるんだろうとワクワクしています。

―どんなドラマですか?

実在する警視庁の部署をモデルにしていて、身元がわからないご遺体を服装や持ち物を手掛かりに家族や恋人の元に帰すために奔走するドラマです。これまで警察ドラマってたくさんあると思うのですが、今作は一味違ったドラマになると思います。私自身も身元不明相談室があるという事は知っていたのですが、そこをドラマにするんだ!と思ってすごい新鮮でした。これを機に、相談室のことをいろいろ調べたら、こんなにも多くの身元不明のご遺体があるんだなと思って、正直心が苦しかったです。この作品を通じて、身元がわからなく亡くなってしまった方の思いを根気強く熱心に捜査し、家族や恋人の元に帰す三田桜を見て、視聴者の方に、少しでもあたたかい気持ちになっていただけたら嬉しいです。

―小芝さん演じる三田桜はどんな人ですか?

すごく真っすぐで思いが強いキャラクターです。名前すらわからないご遺体だから、捜査が難航して心が折れそうにもなるときも、誰よりも”彼ら”の気持ちに寄り添う真っすぐさを持ち合わせています。
プライベートでは、明るくてコミュニケーション能力も高く、同期入庁で相棒の月本真にすごく心を許しているキャラクターです。

―今回のドラマにかける意気込み、視聴者の皆さんへのメッセージを

完全オリジナル作品というのもあり、今までにない切り口の新しい警察エンターテインメントがつくれるのではないかと思っています。
是非見て頂きたいです。頑張ります!

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月本真(つきもと まこと)〈35〉:大島優子

三田桜と同期入庁で10歳年上。
クールで冷静沈着。
性格も趣味もまるで正反対の桜とバディを組んで奔走する。
週刊誌の記者だった真が、この部署を志願した背景には、ある哀しい過去があった……

コメント

純粋に今回お話しをいただけて嬉しかったです。これまで警察ドラマにいくつか出演させていただきましたが、今回舞台となる『警視庁身元不明人相談室』はこれまでとは異なる警察ドラマになると感じました。描かれる状況は苦しい心情になるものもありますが、残されたご家族の元に帰したいという真っ直ぐな思いがこの作品のテーマになっていて、私が演じる真も桜と同じその強い思いを抱いた人物です。その桜・真の思いを通じて真相が描かれることによって、僅かでも頑張っている人の背中を押すことができたり、明日への活力に繋がると良いなと思いながら、台本を読ませていただきました。なによりも毎週楽しみに見ていただくのが一番だと思うので、そんなドラマになるように役に挑んでいきたいと思います。また、ご一緒できるのが嬉しい共演者の方々ばかりで、個性豊かな相談室のメンバーとのお芝居は今からどんなシーンになるかとても楽しみです。特にバディを組ませていただく小芝さんが演じる桜は、台本の読み合わせの時からもう桜そのもので、バディとして一緒にお芝居できるのが今からとても楽しみです。

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手嶋淳之介(てしま じゅんのすけ)〈30〉:阿部亮平(SnowMan)

将来を嘱望されている優秀な刑事。
身元不明人相談室の室長・利根川の元部下で、捜査一課と身元不明人相談室の橋渡し役を務める。
密かに月本真に想いを寄せている……

コメント

これまでずっとスーツを着て他人のために頑張れる芯の通ったキャラクターを演じてみたいと思っており、今回の刑事の役はまさに「これだ!」と思える役だったので出演オファーをいただいたときはめちゃくちゃ嬉しかったですね。今作は、警視庁身元不明人相談室が舞台ではあるのですが、捜査一課の手嶋としてどう相談室の個性ある人たちをサポートできるかや、月本真への真っすぐな思いをどう表現するかなど考えるのが難しくも楽しいです。完全オリジナルストーリーのドラマはもちろん、手嶋の活躍にもぜひ注目してください!

利根川譲治(とねがわ じょうじ)〈57〉:吉田鋼太郎

かつては優秀な捜査一課の刑事で、次期一課長とも言われていた逸材。
ある出来事がきっかけで異動、身元不明人相談の室長となった。
一見、昼行灯のように見えるが、実はキレモノという噂も…..

コメント

主演は初共演の小芝風花さん。そしてご一緒させて頂きたいと思っていた大島優子さん。お二人との共演と聞き、「やった!」と心の中で叫んでしまいました。
利根川は仕事上でも人生でも経験豊かな頼れる上司であると共に周りの空気を和やかにする緩和剤のような存在でもいたいと思っています。 
今まで無かった斬新な設定の刑事ドラマ、心にズシンと響くドラマになると思います。どうぞご期待下さい!

堀口尚文(ほりぐち なおふみ)〈47〉:戸次重幸

あるミスがきっかけで公安部から身元不明人相談室に異動してきた中堅捜査官。
ハッキリ言って今の仕事には全くやる気がないが、桜や真の姿に影響されていく…..。

武藤晴夫(むとう はるお)〈58〉:半海一

ベテラン似顔絵捜査官。
このまま何事もなく定年を迎えることが一番の望みだったが…..
最近初孫が生まれて、ますます仕事どころではない様子。

早瀬郁美(はやせ いくみ)〈57〉:高島礼子

歯に衣着せぬ物言いで相手をやり込め喜びを得るドSな科捜研の所長。
いざ頼られると母性をくすぐられて、 守ってあげたくなる優しい一面も。
利根川室長とは同期のクセ者同士、昔からの腐れ縁である。

芹沢菜津(せりざわ なつ)〈28〉:柳 美稀

桜と真と同期入庁の科捜研・若手エリート研究員。
負けず嫌いな性格もあり、仕事への考え方が違う桜とは、しばしばぶつかるが、同年代の女子同士、時には共感することも。

まとめ

今回はドラマ「GO HOME〜警視庁身元不明人相談室〜」についてご紹介しました。

このドラマに原作はなく、「半沢直樹」や「VIVANT」など大ヒット作を手がけた八津弘幸さんと、「ラストコップ」や「ブラックスキャンダル」の佐藤友治さんが脚本を担当します!

主演は小芝風花さんで、バディ役に大島優子さん、室長役には吉田鋼太郎さん、捜査一課の刑事役にはSnowManの阿部亮平さんなど個性豊かな俳優陣が出演します♪

そして主題歌はヨルシカが担当!初回で初解禁されるタイトルと音源にも注目です!

「GO HOME」は7月13日(土)からスタートです!お楽しみに♪

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