朝ドラ【カーネーション】原作あらすじネタバレ最終回結末!夫との死別や不倫などデザイナーの壮絶人生

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2024年からBSで再放送中の朝ドラ「カーネーション」は 尾野真千子さん演じる実在のデザイナーがモデルのヒロイン・糸子の物語ですが原作ネタバレとは?朝ドラ「カーネーション」の原作あらすじ最終回結末や脚本家、キャストなどご紹介します。

目次

朝ドラ【カーネーション】原作や脚本家は?

原作

「カーネーション」は、2011年10月3日〜2012年3月31日に放送されたNHK連続テレビ小説の第85作です。

大阪・岸和田の呉服店に生まれた小原糸子はドレスに憧れ、20歳で洋装店を開業。結婚、夫の死、3人の子育て、波乱万丈な人生をミシンひとつで切り開いていく。

引用元:https://www.nhk.jp/g/blog/93a873_s1cy/

主演は現在放送中の「虎に翼」で語り手を務めている尾野真千子さん。

大阪・岸和田を舞台に呉服店に生まれたヒロイン・小原糸子(おはらいとこ)が、洋服作りに情熱を注ぎながら、太平洋戦争をはさんだ激動の時代をたくましく生き抜く姿を描いた物語です。

東日本大震災が起こった年ということもあり、困難な状況下でもヒロインが力強く進んでいく姿が多くの視聴者の心を揺さぶり、”朝ドラ史上最高傑作”とも呼ばれていました。

そんな朝ドラ「カーネーション」に原作はありません。

物語は、日本のファッションデザイナーのパイオニア・小篠綾子さんをモデルにフィクションとして描かれています。

モデルとなった人物

ヒロイン・小原糸子のモデルとなった人物は、ファッションデザイナーの小篠綾子さん。

『コシノ3姉妹』でお馴染みのコシノヒロコさん、ジュンコさん、ミチコさんを育て上げた実の母です!

モデルの小篠綾子さんについては、以下の記事で詳しくご紹介しています。

小原糸子のモデルは誰?カーネーション元ネタは小篠綾子でデザイナー

大正2年に、大阪府岸和田市にある呉服店の長女として生まれ、昭和9年に岸和田でミシン一台だけで『コシノ洋装店』を開業。

その後結婚し、24歳で長女・ヒロコを出産。終戦までに次女・ジュンコ、三女・ミチコを出産しながらもミシンを止めることはなく、オートクチュールの草分け的存在として日本のファッション界に革命を起こしました!

30歳の時には紳士服のテーラーだった夫が出征し、戦地で病死するという悲しい出来事も。

戦後も洋装店を経営しながら女手一つで3姉妹を育てあげ、なんと74歳で『コシノ・アヤコ』ブランドを創設!

その後、2006年に脳梗塞で亡くなるまで、現役デザイナーとして活躍しました。

実は晩年、朝ドラを熱心に視聴していて自ら主役になりたいと願っていたんだとか!

残念ながら生前に叶えることはできませんでしたが、逝去から5年後に自身の生涯を描いた朝ドラの放送が実現しました!

脚本家

そんな「カーネーション」を手がけた脚本家は、渡辺あや(わたなべあや)さんです。

最近では、長澤まさみさん主演・フジテレビ系「エルピス-希望、あるいは災い-」が話題になったベテラン脚本家♪

岩井俊二監督のウェブサイトにてシナリオ応募コーナーに応募した脚本が、映画プロデューサーの久保田修さんの目に留まり、2003年、33歳のときに映画「ジョゼと虎と魚たち」で脚本家デビューしました!

そして2011年に、朝ドラ「カーネーション」でなんと初めて連ドラの脚本を担当。

朝ドラ史上初となる『ギャラクシー賞』を受賞し、大きな話題となりました!

他にも、映画「天然コケッコー」や「合葬」、「逆光」、ドラマ「火の魚」、「ロング・グッドバイ」、「今ここにある危機とぼくの好感度について」などヒット作を手がけ、ほとんどの作品で数々の賞を受賞しています。

実はギャラクシー賞だけでも、朝ドラを含めてこれまで5度も受賞しているんです!すごいですよね(≧∀≦)

54歳となった現在も、島根県で二人の子供を育てながら執筆活動を続けています!

以下では、気になるあらすじをご紹介します。

朝ドラ【カーネーション】あらすじネタバレ最終回結末!夫との死別や不倫など波乱万丈

幼少期からスタート!女学校を中退しパッチ屋に就職!

1924年(大正13年)ヒロイン・小原糸子の子ども時代・11歳からスタート!

ヒロインの子供時代に登場する子役キャストは以下の記事でご紹介しています!

朝ドラ「カーネーション」子役キャスト一覧!ヒロインの現在など

糸子は岸和田の呉服商の娘で、女性であるがゆえに大好きなだんじりに乗れないなど不自由さを感じていました。しかし、幼少時にドレスに出会い、洋裁に興味を持ち、初めて洋服と作り夢中になるのでした。

糸子は14歳の女学生になっていました。通りすがりのパッチ店で初めてミシンを目にし衝撃を受け、パッチ屋に通って、ミシンを見つめる毎日を過ごしていました。そして、なんとか反対する父親を説得して女学校を中退しパッチ店に就職。

当初は先輩たちから厳しい修行を強いられる中、懸命に働き続ける糸子。そして2年の月日がたち、一折のことができるようになった糸子ですが、不景気を理由にパッチ屋をクビになってしまうのでした。

修行を重ねて洋裁店を開店!そして結婚も

しかし、ミシンの営業員の根岸良子(財前直見)から洋裁を教えてもらったりと、様々な経験と修業を重ね、持ち前のアイデアで、顧客を得て、情熱と才能を父親に認めさせて店舗を譲り受け、21歳で自らの洋裁店「オハラ洋装店」を開店します。

同じころに親・親戚の勧めで元同僚のテーラーである男性・川本勝(駿河太郎)と結婚。勝が婿養子になることに。

夫婦で商才と腕前を発揮して、オハラ洋装店の経営は軌道に乗ります。

しかし第二次世界大戦・・・戦争が起こり、糸子の生活が一変します。

夫が戦死!シングルマザーとして奮闘も不倫!?

夫は出征し、戦病死してしまいます。親しい人たちも次々と戦争に行き、戦死の知らせを聞くことになる辛い状況に。

洋服を扱うと言うことで、何かと規制が厳しい戦時下を親・従業員・近隣住民の協力を得て、店を切り盛り。そして、女手一つでやんちゃな3人の娘を育てるシングルマザーとしてたくましく生きていきます。

終戦後は、店に雇った妻帯者のテーラー周防龍一(綾野剛)と恋に落ち、周囲から非難を浴びながらも、不倫関係を続けていき、気丈に仕事をこなしつつ、プラトニックな恋愛を続けていきます。

しかし、彼に店を持たせ独立させたことを機に不倫関係を終わりにします。

娘たちもデザイナとして活躍の晩年

3人の娘たちは成長し、それぞれデザイナーとして独立、海外で活躍していました。

そして、バブル期にはアパレル業界に従事する若者たちと協力し、高齢者向けブランドを立ち上げ、デザイナーとしての第2の人生を歩んでいました。

バブル崩壊後、年老いた糸子は、体の衰えと戦いながら、病院でのファッションショー、店舗二階をサロンに改装するなど精力的に活動を続けていました。しかし、2006年(平成18年)3月、倒れて入院。病院には、娘たちが集まり、病室に寝泊まりして、最後の時を過ごします。

そして息を引き取った糸子。

2010年(平成22年)9月のだんじり祭りの日、糸子が残したサロンに3人の娘と大勢の関係者が集まりパーティが開かれる。

テレビ局から糸子の生涯を朝ドラにするという話が舞い込むのでした。

朝ドラ【カーネーション】あらすじネタバレ全話まとめ

1話あらすじネタバレ

大正13年9月。岸和田だんじり祭の日の朝、11歳の小原糸子(二宮星)は、出かける父・善作(小林薫)を元気いっぱいに見送る。母・千代(麻生祐未)、祖母ハル(正司照枝)たちと子どもたちが待ち構えるなか、だんじりがやって来る。近所の青年・泰蔵(須賀貴匡)が務める「大工方(だいくがた)」が、だんじりの上で舞う姿に糸子は憧れを募らせる。いつもの生活が始まっても、糸子の頭の中は、だんじりのことでいっぱいで…。

引用元:公式サイト

2話あらすじネタバレ

学校で糸子(二宮星)は、一生糸で食べていけるようにという名前の由来を話す。担任教師の、将来は嫁として実家の呉服屋を盛りたてろという言葉に、糸子は、だんじりに乗るために大工になりたいと答え、みんなに笑われる。男子とケンカした挙句、用務員に頭突きをして担任からきつく叱られても、まったくこたえない。父・善作(小林薫)の言いつけで、同級生・吉田奈津(高須瑠香)の家、高級料亭「吉田屋」に集金に行くことに…。

引用元:公式サイト

3話あらすじネタバレ

吉田屋で客の同情を買って、まんまと集金に成功した糸子(二宮星)。父・善作(小林薫)に喜ばれて有頂天になるが、善作は女である糸子に商売を仕込む気はなかった。正月、糸子は妹たちと共に、母・千代(麻生祐未)の実家へ挨拶に行く。千代は善作に代わり、祖父・清三郎(宝田明)に借金を申し込む。一方、糸子はいとこに誘われ、近所の洋館での外国人の舞踏会をのぞく。夢のように美しいドレスに我を忘れてみとれる糸子だった。

引用元:公式サイト

4話あらすじネタバレ

糸子(二宮星)は、舞踏会で見たドレスが目に焼きついて離れず、あこがれを募らせる。一方で、集金先の菓子屋で万引きをした男子をこらしめる。だが、逆に仕返しのケンカを売られ、河原で悪ガキと取っ組み合う。帯の間から、集金したお札が川に流され、あわてて追いかけた糸子は溺れかけるが、泰蔵(須賀貴匡)に助けられる。ずぶぬれで帰った糸子は、「女が男と張り合おうと思うな」と、善作(小林薫)に思いきり頬を殴られる。

引用元:公式サイト

5話あらすじネタバレ

善作(小林薫)に殴られて以来、糸子(二宮星)は、女に生まれたことに意気消沈していた。だんじり小屋に行き、泰蔵(須賀貴匡)に、だんじりの屋根にこっそり乗せてもらうが、気は晴れない。そんな折、神戸の祖母・貞子(十朱幸代)から糸子に小包が届く。中身は小さなドレスだった。大喜びの糸子だったが、ドレスは糸子には小さ過ぎた。しかし、だんじりと違って、いつか手に入るかもしれない、と糸子の心は晴れてくるのだった。

引用元:公式サイト

6話あらすじネタバレ

糸子(二宮星)は近所のおばちゃんに神戸から届いたドレスを見せ、そこでアッパッパという洋服なら手軽に作れると聞く。さっそく祖母・ハル(正司照枝)にサラシをもらい、夜中にようやく一着のアッパッパを縫い上げる。大得意の糸子に善作(小林薫)も感心する。以来、糸子は裁縫に夢中になり、神戸の祖父・清三郎(宝田明)たちに縫った物を送りつける。――3年後の昭和2年。糸子(尾野真千子)は14歳の女学生になっていた

引用元:公式サイト

7話あらすじネタバレ

OA後に追記します。

朝ドラ【カーネーション】のキャストは?

引用元:公式サイト

小原糸子(おはらいとこ):尾野真千子

呉服店に生まれながら、洋裁に興味をもつ。

小原善作(おはらぜんさく):小林薫

糸子の父で呉服屋の店主。だんじり祭りに目がない。

小原千代(おはらちよ):麻生祐未

糸子の母。富豪の家に生まれたが、善作と駆け落ちした。

小原ハル(おはらはる):正司照枝

松坂清三郎(まつざかせいざぶろう):宝田明

千代の父で、紡績関係の会社を経営する。

松坂貞子(まつざか さだこ):十朱幸代

千代の母で、富豪のひとり娘。

吉田奈津(よしだなつ):栗山千明

岸和田屈指の料亭のひとり娘で、糸子の同級生。

安岡玉枝(やすおかたまえ):濱田マリ

髪結い店を営み、女手一つで家族を養う。

安岡泰蔵(やすおかたいぞう):須賀貴匡

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桝谷幸吉(ますやこうきち):トミーズ雅

小原直子(おはらなおこ):川崎亜沙美

小原聡子(おはらさとこ):安田美沙子

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まとめ

今回は朝ドラ「カーネーション」の原作あらすじネタバレ、脚本家、キャストについてご紹介しました。

本作に原作はなく、コシノ三姉妹の実母でファッションデザイナーの小篠綾子さんをモデルにフィクションとして描いた、脚本家・渡辺あやさんによるオリジナルドラマです。

ヒロインは尾野真千子さんで、晩年を夏木マリさんが演じています。

小林薫さんや麻生祐未さん、濱田マリさん、栗山千明さんなど個性豊かなキャスト陣が勢揃い!

さらに若手時代の綾野剛さんも登場するので必見です!

「カーネーション」の再放送は、9月23日からNHK・BSほかにてスタートします。お楽しみに♪

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