パーセント【ドラマ】キャスト一覧!車椅子のハル役はパラリンピック開会式で話題!

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伊藤万理華さん主演のNHK土曜ドラマ「パーセント」は新人プロデューサーと俳優を目指す車椅子の高校生が「新しい時代のドラマ」に挑戦する物語ですがキャスト出演者の俳優・女優陣とは?ドラマ「パーセント」キャスト一覧をご紹介。ハル役はパラリンピック開会式で話題?

目次

パーセント【ドラマ】のストーリーは?

以下はストーリーです。

ローカルテレビ局「Pテレ」で、バラエティー班のアシスタント・プロデューサーとして多忙な日々を送る吉澤未来(伊藤万理華)は、「いつかドラマ班に異動したい」と企画書を出し続けていた。

ある日、未来は編成部長の藤谷(橋本さとし)に呼び出され、自身の企画が通ったことを告げられるが、局をあげてのキャンペーン「多様性月間」の一貫として、「障害のある俳優を起用する」という条件を課される。エンターテインメントに振り切った学園ドラマを作りたいと思っていた未来は、局の方針に戸惑いながらも取材を進めることに。

そんな中、車椅子に乗った高校生・宮島ハル(和合由依)と出会った未来は、俳優を目指す彼女に不思議な魅力を感じ、「私たちのドラマに出てください」とオファーする。しかし、ハルは「障害を利用されるんは嫌や」と拒否。諦めきれない未来は、ハルが所属する劇団「S」の稽古場を訪ねるが……。

引用元 NHK

物語はローカルテレビ局の若手プロデューサー・吉澤未来(みく)と、車いすに乗った高校生・宮島ハルの2人の交流を描くヒューマンドラマです。

以下の記事にストーリーの詳細をまとめてあります!

NHKドラマ「パーセント」ネタバレ!原作あらすじと実話かについても

「パーセント」の車椅子の高校生・宮島ハル役の和合由依はパラリンピック開会式で話題!

車椅子の高校生・宮島ハル役の和合由依はパラリンピック開会式で話題!

俳優を目指す、車椅子の高校生。障害がある俳優たちが所 属する劇団「S」のメンバーとして、放課後や休日に芝居の稽古をしている。未来と出会い「Pテレ」が制作するドラマの出演オファーを受ける。

コメント

宮島ハルに出会って、私はこれからを生きていくための力をもらえた気がします。
「自分を生きる」ってとても難しい。 何かにもがいてはまた1からスタートして、
その度に自問自答を繰り返して、自分を見つめ直す。
人生ってそう簡単に進まない。 だからこそ人は生きれば生きるほど強くなる。
この作品を通して、宮島ハルを演じて、私は「生きる」ということについて考え直しました。
日々成長していくハルと一緒に私も成長できた気がします。
泥臭い部分を持ちながらも、一つ一つの出来事と向き合って一生懸命に生きる彼女の姿ものぞきながら、
このドラマが誰かにとって“明日も頑張ろう“と思える、背中を押してくれる作品となりましたら幸いです。

東京2020パラリンピック開会式の「片翼の小さな飛行機」役として主役を務めた和合由衣さん。当時13歳でした。

先天性の障害で、両足と左手を動かすことが難しいという和合由衣さん。ドラマ出演は今回が初めてです!

オーディションで見事ヒロインの役に決定したとのことです。

毎日新聞運営の映画情報サイト「ひとシネマ」で、最年少ライターとしてもご活躍されています。

障害のある俳優さんなどのキャストもオーディションで抜擢!

公式サイトによると、障害のある俳優役などのキャストについて以下のように紹介がありました。

以前、「バリバラ」というEテレのバラエティー番組を担当していたのですが、そのころから「障害の有無にかかわらずどんな人もドラマに出られたらいいのに」と考えていました。ところがその後、実際にドラマ制作を担当することになり、障害のある方がエキストラに応募されたときに「果たして現場にお迎えできるんだろうか」と考えてしまったんです。そのことに歯がゆさを感じて、障害のある俳優を迎えられる現場を作りたいと考えました。

そんなとき目に留まったのが、イギリスの公共放送BBCの取り組み「ポジティブ・アクション」です。出演者の性別や障害、人種による差別をなくし、出演機会を増やすため「出演者の◯%にマイノリティを起用する」という目標を定める取り組みです。私たちも、そうした取り組みを実践することで何か変わるんじゃないか。そんな思いから、土曜ドラマ「パーセント」を企画提案しました。

ドラマ制作にあたって、まず初めに行ったのがオーディションです。数合わせで選ぶのではなく、その人ならではの魅力を大事にしたかったので、年齢や性別などの枠を設けず、100人以上の方とお会いしました。そこで、参加者の1人1人に、ドラマ撮影にあたって必要なものなどを細かくヒアリングしました。ヒアリングした内容をもとに、ロケ地を選んだり撮影時に出演者から指摘された改善点をアップデートしながら制作をすすめました。俳優と制作スタッフが、ひとつひとつ共に考えながら思いを込めて作った作品です。ぜひ、多くの方にご覧いただきたいです。

引用元:公式サイト

ドラマ「パーセント」は年齢や性別などの枠を設けずにオーディションで多くのキャストを決めていたとのこと。

日本ではまだまだこういったドラマの制作は難しいのかもしれません。

丁寧に時間をかけて、ロケ地など出演者にあわせた撮影をしていたとのこと。

NHKドラマ「パーセント」キャスト一覧!出演者まとめ

吉澤未来(よしざわ みく):伊藤万理華

ローカルテレビ局「Pテレ」の局員。自身が提案した学園ドラマの企画が採用され、プロデューサーとして制作のチャンスを得る。「ドラマの主人公を障害者に」という条件に悩みながらも、取材を始めることに。

コメント

人との距離感に境界線がなくなればいいのに。
数年前から、物創りを通して考えていたタイミングで「パーセント 」のお話をいただきました。
最初は好奇心と恐れで意気込み過ぎていましたが、それは杞憂でした。
ハルを演じたユイちゃんのまなざしに何度も胸を打たれ、引っ張られました。
頑なにならずもっとシンプルに、素直に対“人”、対“あなた”に精一杯言葉を尽くす。
ずっと大切にしてきたことを未来と重ねながら、少しの感情も逃さずに向き合った作品です。
ハルと未来の新鮮な煌(きら)めきが「パーセント」に詰まっています。
未来として「パーセント 」を作ることができ幸せです!

伊藤万理華さんは現在28歳。乃木坂46の元メンバーで、2017年に卒業しています。

2021年のドラマ「お耳に合いましたら。」で、地上波連ドラ初主演!その後も「旅するサンドイッチ」「日常の絶景」などで主役を演じてきました。

現在BSプレミアムで放送中の石橋静河さん主演「燕は戻ってこない」にも出演中。主人公の同僚役で、メインキャストとして登場しています。

映画ではホラー作品「アイズ」で主人公を演じました。

 

蘆田孝雄(あしだ たかお):結木滉星

未来の同期で、アシスタントプロデューサー。未来よりもドラマ班でのキャリアは長いが、まだ自分の企画が通ったことはない。

コメント

今回の「パーセント」というドラマは本当にチャレンジングな企画でドラマの内容のような事が常に現場では起こっていて、ノンフィクションの要素が沢山詰まっていると思います。蘆田は吉澤に対しての嫉妬だったり自分自身のプライドだったり常に細かく感情が動いていて、そういう部分もよりリアルに演じることが出来たと思っています。健常者だから、障害者だから、ではなく人と人がぶつかることの大変さ大切さ、何よりぶつかることを諦めないことの素晴らしさをこのドラマを通して伝えられたらなと思っています。
より沢山の人に届きますように。是非「パーセント」ご覧ください。

結木滉星さんは現在29歳。高校時代にスカウトで芸能界入り。2012年から俳優として活動されています。

2017年の舞台『ハイパープロジェクション演劇ハイキュー!! “進化の夏”』の出演で注目され、この年の映画『一礼して、キス』では主役を!

2018年の『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』で連ドラ初主演を務めました。

これまでに「PICU」や「教場0」などにご出演。現在放送中の向井理さん主演「ダブルチート 偽りの警官」にも、刑事役でメインキャストとしてご出演されています。

小早川新太郎(こばやかわ しんたろう):菅生新樹

今をときめく人気俳優。未来の企画の主演としてキャスティングされるが、演じる役柄や企画の内容に不満を抱えている。

コメント

対“人”として心と心で向かい合うことができたら、障害のあるなし分け隔てなく、優しい世の中になれるんだろうなと思いました。僕の演じる小早川は障害者に対して壁を感じていた人物で、ハルちゃんと接していく上で様々なことに気づき成長していく1人です。そのハルを演じた和合由依ちゃんは今作が初めてのドラマ撮影と思えないほどパワフルでかつ素直で、とても刺激的でした。その上どっしりとした存在感もあり、そのお陰でこのドラマのテーマ性を理解し、小早川と向き合うことができたと思っています。
様々な視点から楽しめる作品だと思いますので、是非ご覧ください!

菅生新樹さんは現在24歳。2020年からCMなどにご出演され、俳優やモデルとして活動されています。

ドラマ初出演は2022年の「初恋の悪魔」。2023年のドラマ『凋落ゲーム』で初主演を!

その後も「ギフテッド」「下剋上球児」などにご出演。2024年放送予定の朝ドラ「おむすび」にもご出演されます。

羽座丘卓(はざおか すぐる):小松利昌

「Pテレ」ドラマ班のディレクター。未来の企画の演出を務め、脚本制作も担うことに。障害者を起用するドラマの難しさに直面し、未来と衝突する。

コメント

日常の景色が変わった。見えていなかったものが、いや、見ようともしていなかったものが、すぐ身近にある事に気付かされた撮影期間であった。この作品のような創(つく)り方がもっとスタンダードになっていけたなら、僕たちの創作物はもっと、純度の高いものになり得ると思う。回を追うごとに少しずつ、私の役(羽座丘)の思考がアップデートされていく。役としても俳優としても、視界を広げることが出来たと思う。
自分の今の考えと向き合いながら視聴出来るドラマです。一緒に体験しましょう。

劇団出身で、おもに舞台でご活躍されてきた小松利昌さん。朝ドラには5作品にご出演されています。

一番新しいのは神木隆之介さん主演の「らんまん」。主人公の生家「峰屋」の番頭役でご出演。志尊淳さんの父親役でした。

「今野敏サスペンス 警視庁強行犯係 樋口顕シリーズ」には中田裕之 役でレギュラー出演。

「真犯人フラグ」「ラジエーションハウスⅡ」「村井の恋」「個人差あります」などにご出演されています。

現在放送中の長谷川博己さん主演ドラマ「アンチヒーロー」には第3話に登場。パイプ製造会社の社員役で、配管工事をしていた蒲生役でした。

バラエティ番組にも度々登場「プレバト!!」では色鉛筆画特待生として、不定期でご出演されています。

加藤珠(かとう たまき):山下桐里

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ハルの近所に住む年上の幼なじみ。高校演劇をやっていた過去があり、当時中学生だったハルは舞台で輝く珠に魅了され俳優を志す。思わぬ形でハルとの再会を果たすが…。

コメント

自分も相手も、そのまま受け入れる。言葉にするのは簡単ですが、実際におこなうことは難しいと思います。でも、それを自然とできてしまうのが珠でした。そんな珠と私の考え方の違いから、珠を演じる中で葛藤や不安もありましたが、温かい現場の皆さんや、珠の素直な言葉に支えられて、最後にはそんな葛藤する自分も含めた「私」を認めてあげられた気がします。「パーセント」が、自分にも相手にも今より少し温かい気持ちになれる、そんなきっかけになることを願っています。

山下桐里さんは現在23歳。朝ドラには「おちょやん」「カムカムエヴリバディ」「ブギウギ」にご出演。

「ブギウギ」では蒼井優さんが演じた、大和礼子の少女時代を演じました。

ほかには「探偵ロマンス」「DIVER-特殊潜入班-」などにご出演。

「さくらのマグカップ」では主役を演じました。

高木圭介(たかぎ けいすけ):成木冬威

劇団「S」に所属する劇団員。障害のある俳優たちの境遇を改善したいと考えており、時に強い口調で自分の考えを述べる。ハルとはよく衝突する。

コメント

この度、色々な人の支えのおかげで「パーセント」に高木圭介役として出演させていただきました。曲がったことが許せない芯の部分が僕と似ている高木という重要な役を頂き、支えてくれた一人一人に本当に感謝しかありません。高木は、信念と自尊心を高く持つ、繊細な男なのですが、劇団S、そしてハルとの関係性の変化の中でどのように成長していくのかを見ていただけたら嬉しく思います。素敵な演者・スタッフの皆さんに恵まれ、視聴者さんの人生の大切な時間にこのドラマを、胸を張って勧められる僕の人生においても大きな作品となりました。

成木冬威さんは、車椅子ボクシングに尽力されてきて、障がい者スポーツ指導員初級の資格もお持ちです。

2023年にタレントとしてデビューされ、ドラマは今回が初めてのご出演です。

河上由里子(かわかみ ゆりこ):水口ミライ

※2段目の右から2番目

劇団「S」に所属する劇団員。ハルの親友で、ろう者の高校生。劇団員メンバーとは手話やスマホのアプリを使ってコミュニケーションを取っている。

コメント

2024年、昔と比べてマイノリティの声が届きやすい社会になってきていると感じます。ですがその裏には、当事者たちの見えない本音がたくさんあります。「パーセント」は今までのドラマにはない、様々な障害当事者の声が込められた作品だと思います。私は河上由里子を演じさせていただく中で、「言語の孤独」を強く感じました。由里子は手話が第一言語です。社会の第一言語(発話)と自身の第一言語が異なることで、伝えたいことが上手く伝わらない、伝えられないというのが現実です。そんなモヤモヤした気持ちを抱えながらも、夢を追いかけ聴者と共生していく「葛藤」や「挑戦」を、皆さんに伝えたいと思いながら演じました。
是非、そんな部分にも注目していただけると嬉しいです。

水口ミライさんは生まれつき耳が聞こえないそうです。中学2年生から芸能事務所に所属し、モデルや俳優として活動されてきました。

NHK公共キャンペーンドラマ「MEWE」に主演されています。

野々村輝子(ののむら てるこ):河合美智子

劇団「S」の代表。障害のある俳優と健常者が一緒になって芝居ができる場を作る。ハルや河上など学生の劇団員が、学業と演劇を両立できるよう見守る。

コメント

久しぶりのNHK大阪で、また「輝子さん」を演じさせてもらっています。今回の役は、劇団Sの創立メンバーで劇団員たちの母親的存在。「締めるところは締めつつ、心優しく包み込む」というイメージで撮影に臨みました。
私は2016年に発症した脳出血の後遺症で右片麻痺があります。今回このドラマに参加させてもらって、障害は何も特別なことではなく、お互いほんの少しの思いやりがあれば分かり合えることなのだと強く感じました。

なつかしいですね~河合美智子さん。役名の野々村輝子は、朝ドラ「ふたりっ子」のオーロラ輝子からきてますか?(笑)

1983年に映画「ション勉ライダー」の主役としてデビュー。1996年の朝ドラ「ふたりっ子」でブレイクします。

2016年に脳出血を発症し、右半身が麻痺しました。

闘病をきっかけに事務所を退社し、2018年からは舞台を中心に活動されているそうです。

闘病以来、初めてのドラマ出演のようです。

町田龍太郎(まちだ りゅうたろう):岡山天音

未来の恋人。学生時代、映画研究会に所属し、監督した作品が脚本賞に選ばれ、その才能に未来は憧れてきた。現在はカフェバーでバイトをし、映像制作からは離れている。

コメント

今作を経て、人と対面することの困難と、その後に射すまぶしい光を垣間見た気がします。伊藤さんの作品に対する熱のこもった愚直さや、和合さんから発せられる華やかなエネルギーにも多くを学ばせていただきました。そしてプロデューサーの南野さんを始め、スタッフの皆様の作品に対する想いと愛情に包まれた現場でした。
絶え間なく流動していくそれぞれの人間模様が、視聴者の皆様と響き合ってくれる日を心待ちにしています。

岡山天音さんは2008年のドラマ出演をきっかけに、『中学生日記シリーズ・転校生(1)〜少年は天の音を聴く〜』で俳優デビューされました。

2014年の映画『チキンズダイナマイト』で主役を演じ、2017年の主演映画『ポエトリーエンジェル』で第32回高崎映画祭 最優秀新人男優賞を受賞しています。

主演ドラマは「週休4日でお願いします」「ゆうべはお楽しみでしたね」「I”s」など。

NHKドラマには今年だけでも「ケの日のケケケ」「ユーミンストーリーズ」にご出演。

現在放送中の杉咲花さん主演『アンメット ある脳外科医の日記』では、生田絵梨花さんの婚約者で、脳外科医の綾野楓役でレギュラー出演されています。

宮島さくら(みやじま さくら):菊池亜希子

ハルの母親。夫が単身赴任で不在のため、一人でハルを育てる。俳優を志すハルの意思を尊重し、劇団やテレビ局への送り迎えをすることで彼女を支える。

コメント

ドラマでありながら限りなくドキュメンタリーのような作品だと、撮影中ずっと思っていました。和気あいあいな現場でありつつも、関わる人みんなが考え続けている雰囲気がありました。“障害”という名の目に見えない障壁を前にしたときの葛藤や気付き、後悔、喜びが、現在進行形で描かれていて、その物語はドラマが最終回を迎えた後も続いていく。世の中には目に見えない枠組みや境界線がいっぱいあって、私たち自身その窮屈なフレームの中にいることに慣れているなと感じることが多々ありますが、そういうものを取っ払い、お互いに光を当て合えるような関係を築けるって素敵だなと、ハルと未来を見つめながらそんなことを考えていました。
ハルの母を演じる中で、役をこえて、由依ちゃんとそのお母さんと友達になれたことが嬉しかったです。

2007年に女優デビューされた菊池亜希子さん。2010年の映画『森崎書店の日々』で、初主演を務めました。

ドラマにも2007年からご出演されていて、これまでに「カルテット」「Get Ready! 」「恋せぬふたり」などにご出演。

現在放送中の生見愛瑠さん主演「くるり〜誰が私と恋をした?〜」では、「モンドビバレッジ」営業部の派遣社員役でご出演されています。

植草秀樹(うえくさ ひでき):山中崇

「Pテレ」ドラマ班のチーフ・プロデューサー。未来の上司となる。障害のある親族がおり、未来の企画が当事者を傷つけないか、厳しい視線を向ける。

コメント

「共に生きる」ということについての新しい基準を見つけていく作品です。
いつか振り返る時、この作品がはじまりだった。そう思えるような気がします。ご覧いただけたら嬉しいです。

学生時代から演劇活動をされてきた山中崇さん。多くの舞台でご活躍されてきました。

2013年の朝ドラ「ごちそうさん」で演じた、ヒロインに実家の洋食屋に入りびたる、売れない文士役で注目を浴びます。

朝ドラはその後も「半分、青い。」「エール」「ちむどんどん」にご出演。「ちむどんどん」では新聞社の上司役でご出演されました。

現在放送中の髙橋海人さん主演「95」には、主人公の父親役でご出演されています。

藤谷光彦(ふじたに みつひこ):橋本さとし

編成部長。局をあげた「多様性月間」というキャンペーンのため、未来の出した企画を採用し、「障害のある俳優」を起用するドラマに変更するよう指示する。

コメント

まずこの画期的なドラマに参加させていただいた事を嬉しく思います。私たちが視聴するドラマの裏にはドラマがあります。作品を企画する、キャスティングをする、様々な段階を経て多くの人に視聴していただける。
そこには単に数字を取る事だけが目的ではなく、何らかのテーマや主張がなくてはならない厳しい選択があると思います。このドラマでは偏見を超えたものづくりに励む人々が奮闘し、壁を乗り越えた所に未来があると教えてくれます。現場ではスタッフ陣と演者が物語とリンクして作品をリアルに仕上げていました。
どのように仕上がっているのか、私も視聴するのが楽しみでなりません。

1989年に舞台デビューした橋本さとしさん。声優としてもご活躍されています。

大河ドラマ「どうする家康」では山県昌景役で。朝ドラは「なつぞら」「らんまん」にご出演され、「らんまん」では森有礼役を演じました。

最近では「警視庁・捜査一課長スペシャル」「VIVANT」などにご出演されています。

宇佐美のどか(うさみ のどか):余貴美子

未来が学生時代にヒットしたドラマ「学園サンデー」の脚本家。未来は宇佐美の作品に、自信がない自分を重ね、救われた過去がある。業界では大御所。

コメント

私は宇佐美という、売れっ子脚本家のお役です。古くさいとかあれやこれや言われながらの産みの苦しみ。実人生では作家になれそうもない。
結局、物語を作るという事は、多様性を知るために外に出て沢山の人に出会う事でしか何かに気づく事もないし、人の思いに対して想像力も持てない。主人公の未来のように、人と関わる事でしか意識改革はできないかもしれませんね。「パーセント」で初めて、アファーマティブアクションという言葉を知りました。

名バイプレーヤーの余貴美子さん。2008年と2009年に連続で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を獲得されています。

朝ドラは「ちゅらさん」「純と愛」「半分、青い。」にご出演されています。

最近のドラマは「君が心をくれたから」「トリリオンゲーム」「教場0」などにご出演。

現在放送中の赤楚衛二さん主演の『Re:リベンジ-欲望の果てに-』には、主人公の伯母で、病院理事長の天堂市子役でご出演されています。

長谷部由美(はせべ ゆみ):水野美紀

藤谷の後任として、未来の企画を採択することになった新しい編成部長。未来が出した企画書を、全面的に書き直すよう指示する。

コメント

「多様性」が叫ばれる時代、そこに真っ向から向き合うドラマです。このドラマの企画を通した若きプロデューサーの熱意と誠意が、そのままストーリーにふんだんに盛り込まれ、リアルに伝わって来ます。私は主人公である若きプロデューサーの前に立ちはだかる壁。上司の編成部長を演じます。ドラマ作りの現場のリアルがそこにはあります。今、向き合うべきテーマと、お仕事モノとしての面白さを、ぜひ受け取っていただきたいです。そして、障害者(この呼び方を含め)の方々と共生できるテレビの未来、社会のより良い未来を考えるきっかけになればと願っております。

中学生のときから芸能活動をされてきた水野美紀さん。中学卒業後に上京し、本格的に芸能活動を始めました。

主演ドラマは「女子アナ。」「初体験」「白衣のなみだ」「逃げる女」など。

最近では「となりのナースエイド」「星降る夜に」「魔法のリノベ」などにご出演されています。

舞台では演劇ユニット「プロペラ犬」でも活動されています。

また、バラエティ番組「ドーナツトーク」で、2022年からMCを担当されています。

キャスト引用元 NHK

劇団「S」の演出家役 はしぐちしん

劇団員役 森田かずよ

劇団員役中川圭永子

劇団員役 チタンヘッド

劇団員役 梅林亮太

劇団員役 立川茜

劇団員役 藤原ももな

カフェの店員役 中川わさ美

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