【虎に翼】雲野六郎のモデルは岡本尚一で原爆裁判の判決前に死亡?

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NHK朝ドラ「虎に翼」でドランクドラゴンの塚地武雅さん演じる雲野六郎のモデルが実在する?「虎に翼」でヒロインの寅子が働く雲野法律事務所と雲野六郎のモデルは岡本尚一で原爆裁判の判決前に死亡?

目次

虎に翼 雲野六郎とは?共亜事件の弁護士として出会う!

朝ドラ「虎に翼とは」

主演は伊藤沙莉。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ、一人の女性の実話に基づくオリジナルストーリー。困難な時代に立ち向かい、道なき道を切り開いてきた法曹たちの情熱あふれる姿を描く。

引用元 NHK

伊藤沙莉さんが演じるヒロイン、猪爪寅子のモデルは、日本で初めて女性弁護士になられた3人のなかのおひとり、三淵嘉子さんです。

三淵嘉子さんについては、以下の記事で詳しくご紹介しています!

【虎に翼】猪爪寅子のモデルは誰?三淵嘉子で結婚相手は2人?

明律大学の穂高教授(小林薫)と出会い、法曹界に進む決心をした寅子。

反対する母親のはる(石田ゆり子)を説得し、明律大学に進学しましたが、卒業するまでに高等試験に合格することはできませんでした。

そこで寅子は、法律事務所で働きながら、次の高等試験を受けることにします。

その法律事務所が雲野六郎が代表を務める雲野法律事務所です。

雲野六郎とは?共亜事件の弁護士として出会う!

寅子が働くことになる雲野法律事務所の代表。人情に厚く、いつも依頼をタダ同然で受けてしまうので事務所の経営は苦しい。

引用元 NHK

寅子は父親、直言(岡部たかし)たちが逮捕された、共亜事件のときに一度雲野六郎と会っています。

共亜事件については、以下の記事で詳しくご紹介しています。

【虎に翼】父親が「共亜事件」で逮捕!モデルは帝人事件?三淵嘉子の実話?

直言と同じく逮捕された16人の、弁護を担当していたひとりでした。

直言の弁護を担当したのが穂高(小林薫)で、寅子は弁護人たちが集まっている場に案内され、みんなを紹介してもらいましたが、唯一気さくに声をかけてきたのが雲野六郎です。

雲野六郎法律事務所で働くことに。

寅子はこれから1年半の修習を、雲野六郎法律事務所ですることになり、その後試験に合格すると、正式に弁護士の資格が与えられます。

雲野六郎法律事務所キャスト俳優・女優陣の皆さんです。

雲野六郎と聞いて、真田十勇士の「海野六郎」を想像した方も多かったようですね。

海野六郎は一番の古参であり、頭脳明晰で真田幸村の頼りになる右腕となる存在です。

「虎に翼」の雲野六郎は、人情に厚く事務所の経営も厳しい状態(;^^)偶然名前が似ただけかもしれませんね。

よねも雲野六郎法律事務所で働くことに!

以降では、更に今後のネタバレをご紹介します。

雲野六郎(塚地武雅)の法律事務所で働きながら、次の高等試験を目指している寅子(伊藤沙莉)。

次の高等試験で、女子部出身の合格者が出なければ、明律大学女子部の募集は打ち切りになってしまうので、寅子たちも必死です。

ですが香淑(ハ・ヨンス)は朝鮮に帰国することになり、父親が失踪した涼子(桜井ユキ)も、母親のために婿を取ることになり、もう試験が受けられなくなりました。

そしていよいよ高等試験の当日。会場に梅子(平岩紙)がいません。梅子は夫から離婚を言い渡され、三男を連れて家を出ていて、試験を受けることができなかったのです。

高等試験を受けた女子は、寅子のほかよね(土居志央梨)と、1年先輩の久保田(小林涼子)と中山(安藤輪子)。

結果は、よね以外の3名が合格し、明律大学女子部も存続することになりました。

寅子はそれから1年半、雲野六郎法律事務所で実務を学ぶことになります。

翌年、また不合格となったしまったよねも、雲野六郎法律事務所で手伝いを始めます。

1940年、修習期間を終えた寅子は、ついに弁護士資格を取得!ですが女性ということで、依頼人が嫌がり法廷に立つことができません。

その後寅子は高等試験を諦め、猪爪家から出ていた優三(仲野太賀)と結婚し、妊娠します。

依頼も増えていた寅子は、ある日無理がたたり倒れてしまいました。

妊娠を聞いた穂高から、仕事を辞めるように促される寅子。

穂高から寅子の妊娠を聞いた雲野六郎も、「資格はあるのでいつでも復帰できる」と言う穂高の言葉に笑顔で頷きます。

妊娠を知ったよねからも冷たくされる寅子。結局寅子は雲野六郎事務所に辞表を提出しました。

雲野六郎に関して、わかっているネタバレはここまでです。

判明しているネタバレには、雲野六郎についてはあまり詳しく描かれていませんでしたが、モデルは実在するのでしょうか?

【最新追記】雲野六郎のモデルは岡本尚一?原爆裁判の判決前に死亡?

戦争が終わり、裁判官として活躍している寅子。そんな寅子が雲野六郎に再会します。

寅子が裁判官として担当する「原爆裁判」の原告側の弁護士が雲野でした。

寅子(伊藤沙莉)と優未(毎田暖乃)は和やかに迎えられるが、百合(余貴美子)・朋一(井上祐貴)、のどか(尾碕真花)の本心はなかなか見えない。一方、東京地裁では、寅子のいる民事第二十四部で「原爆裁判」を担当することが決まる。訴状を読んだ寅子。原告代理人の欄には、雲野(塚地武雅)の名前が書かれていた。

引用サイト:公式サイト

史実でも寅子のモデルの三淵嘉子さんは「原爆裁判」を担当します。

その時の原告側の担当弁護士は岡本尚一さんです。おそらく岡本さんを参考にされているのでは?と思います。

「虎に翼」の中では、雲野は岩居とともに担当。以前自分の事務所で働いていたよねが、弁護士になったことを知り、よねを訪ねて原爆裁判の手伝いを依頼。裁判の途中で自分に何かがあった時には岩居を助けてほしいと頼む展開です。

以降の雲野のネタバレはわかりませんが、自分の死が近いことを予感していて、よねに頼みに来ていたと思います。

実際に「原爆裁判」を担当した岡本尚一さんは、裁判の判決が出る8年後を待たずに急死しています。

おそらく雲野も岡本尚一さんと同様に、裁判の判決が出る前に、死去するのでは?と思われます。

雲野六郎のモデルは仁井田益太郎?雲野法律事務所は実在?

モデルは仁井田益太郎?雲野法律事務所は実在?

朝ドラ「虎に翼」塚地武雅が演じる弁護士、雲野六郎のモデルは、ネタバレからもあまり情報はなく、オリジナルのキャラクターだと思います。参考にしたかも?と思われる人物が、もう一人います。それが仁井田益太郎さんです。

「虎に翼」で寅子は高等試験に合格し、1年半の修習期間を雲野六郎法律事務所で過ごすことになります。

高等試験に合格したあと、1年半以上弁護士試補として、弁護士事務所で修習を経て、試験に合格することで正式に弁護士になれます。

三淵嘉子さんは高等試験に合格後、弁護士試補として修習されたのが、丸ノ内ビルヂングに入っていた仁井田益太郎さんの弁護士事務所でした。

仁井田益太郎とは

仁井田益太郎(にいだますたろう)さんは1868年生まれ。裁判官や帝国大学の教授を歴任された人物で、第二東京弁護士会の創立者でもあります。

1897年から1900年まで、民事訴訟法研究のため欧州留学され、帰国後に京都帝国大学法科大学教授に就任。

おもに民事訴訟法講座を担当されました。

1908年から東京帝国大学法科大学教授に就任され、1926年に東京第二弁護士会を創立され会長に就任。

1934年から1945年まで、勅選貴族院議員を務められ、1945年に78歳でお亡くなりになりました。

三淵嘉子さんは1938年に高等試験に合格し、明治大学法学部を卒業されています。

卒業後に、仁井田益太郎さんの弁護士事務所で修習されています。

三淵嘉子さんと一緒に高等試験に合格した、中田正子さんと久米愛さんは、第一東京弁護士会に配属され、同じ丸の内の法律事務所にいました。

3人はよくランチを一緒に楽しんだり、散歩をしたりしていたそうです。3人の友情はその後も続きます。

1年半の修習を終え、日本初の女性弁護士となった3人。新聞でも婦人弁護士誕生、と大きく扱われました。

1940年12月、三淵嘉子さんは弁護士登録をし、引き続き仁井田益太郎さんの弁護士事務所で勤務をされています。

主に離婚訴訟を引き受けておられたそうです。

ですが戦争の激化により、民事訴訟の数が大きく減っていき、弁護士としての活動ができない状態になっていきます。

明治大学法科の助手をされていた三淵嘉子さん。1944年8月に助教授に昇進しますが、1945年福島に疎開します。

正確にはわかりませんでしたが、助教授に就任されたころ、仁井田益太郎さんの法律事務所をお辞めになったのでは?と思います。

三淵嘉子さんと仁井田益太郎さんの個人的な関係については、よくわかりませんでした。

三淵嘉子さんが仁井田益太郎さんの法律事務所にいたころは、仁井田益太郎さんは勅選貴族院議員をされていたので、あまり事務所にはいなかったのかもしれません。

共通点と違い

高等試験に合格し、1年半の修習期間を過ごし、その後正式に弁護士として勤務する、というところは同じです。

年齢が違いますね。三淵嘉子さんと仁井田益太郎さんは46歳違います。

三淵嘉子さんは1938年に、仁井田益太郎さんの事務所に修習しているので、このとき仁井田益太郎さんは70歳くらいになられています。

さすがに塚地武雅さんは70歳には見えないですよね(笑)

それに仁井田益太郎さんは弁護士会を創立するなど、雲の上の存在だったのではないでしょうか。

庶民派のような雲野六郎とは、人物像も違うように思います。

また正確にはわかりませんが、雲野六郎は帝人事件をモデルにした共亜事件で弁護を引き受けていますが、仁井田益太郎さんが帝人事件を引き受けた、という記載は見つけられませんでした。

ということで、ヒロインが修習期間を過ごし、修了後も同じ事務所で働き始めた、という事実はそのままドラマに反映されましたが、事務所の代表である雲野六郎は、オリジナルだと思います。

仁井田益太郎さんは直接的なモデルではない、と個人的に想像しています。

雲野六郎役のキャストの塚地武雅とは?

プロフィール

名前 塚地武雅(つかじ むが)
生年月日:(S.46),1971年11月25日
血液型:A型
出身地:大阪府
サイズ:T.168cm/W.88kg/S.27cm/B.116cm/W.109cm/H.111cm/首回り48cm/頭61cm/股下76cm/肩47cm/そで54cm/ゆき78cm/パンツ位置102cm/背丈50cm/アームホール60cm
趣味:スキー
特技:剣道

引用元 プロダクション人力舎

塚地武雅さんは現在52歳。鈴木拓さんとお笑いコンビ「ドランクドラゴン」を結成しています。

塚地武雅さんは大阪出身で、大学卒業後は仏壇メーカーに就職し、営業を担当されていたそうです。

お笑いの夢を捨てきれず、家族に猛反対されるも24歳で、人力舎の養成所に入学。

そこで鈴木拓さんと出会い、1996年にコンビを結成しました。

2001年から始まった「はねるのトびら」で知名度を上げ、お笑い全盛期の中心芸人になります。

2003年から俳優としても人気を上げていき、2007年のドラマ「裸の大将」では、主人公の山下清を演じ話題に。

2020年の「演技が上手いと思う芸人ランキング」で1位を獲得しています。

出演作品

映画は「げんげ」「くろねこルーシー」「間宮兄弟」などの主演作があります。

ドラマの主演作は「裸の大将」のほか「超人ウタダ」「囚われつかじ〜13人の容疑者〜」など。

2024年1月に放送されたドキュメンタリードラマ『日本細菌学の父・北里柴三郎~終始一貫 未来を紡いで~』でも主役を!

「ハンチョウ」や「シバトラ」などのシリーズものでは、レギュラー出演されてきました。

大河ドラマは「平清盛」「西郷どん」にご出演。「平清盛」は「虎に翼」で桂場等一郎を演じている、松山ケンイチさんが主役でしたね。

朝ドラは「まれ」「おちょやん」にご出演。土屋太鳳さん主演の「まれ」では、愛妻家の郵便局員、寺岡真人役で登場。

杉咲花さん主演の「おちょやん」では、漫才師の花車当郎役でご出演されました。

最近では「ポケットに冒険をつめこんで」「ミステリと言う勿れ 特別編」「王様に捧ぐ薬指」「スタンドUPスタート」などにご出演。

2023年1月から放送された「ブラッシュアップライフ」では、ご本人役で登場!

現在「ドランク塚地のふらっと立ち食いそば」のほか、「ザキ山小屋」のMCや「美食ファンファーレ」などで、タレントとしてもご活躍されています。

マルチにご活躍されている塚地武雅さん。SNSでもその好感度は高く、「虎に翼」で演じる雲野六郎役にも期待が集まっています。

まとめ

NHK連続テレビ小説「虎に翼」に、ドランクドラゴンの塚地武雅さんが登場し話題になっています。

塚地武雅さんが演じているのは、ヒロイン寅子が修習として実務を経験することになる、雲野六郎弁護士事務所の雲野六郎。

とってもお人よしで、事務所の経営が苦しいようです(;^^)

今回この雲野六郎に、モデルは実在するのか調べてみましたが、参考にしたと思われる人物はいましたが、直接的なモデルは見つけることができませんでした。

寅子のモデル、三淵嘉子さんが実際に、高等試験合格後に修習として実務を積まれたのが、仁井田益太郎さんの弁護士事務所。

寅子と同じく、修習後に正式に弁護士になられたあと、弁護士として仁井田益太郎さんの事務所で勤務を始めています。

寅子も弁護士になったあと、引き続く雲野六郎の弁護士事務所で働くことになるので、ここは同じです。

ただ仁井田益太郎さんはこのとき70歳くらいになっていて、議員としても活動されていたので、人物像はまったく違うと思われます。

ということで、雲野六郎事務所のモデルは仁井田益太郎さんの弁護士事務所だと思いますが、代表の仁井田益太郎さんは雲野六郎のモデルではないと思います!

また寅子が裁判官として担当する「原爆裁判」の担当弁護士が雲野と言う展開になりますが、原爆裁判を担当された弁護士の岡本尚一さんもモデルとして参考にされたのでは?と思います。

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