SDM特別災害対策本部は実在のモデルがある?ブルーモーメントで架空の組織?

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山下智久さん主演のフジテレビ水曜ドラマ「ブルーモーメント」は気象災害から人々を救うため立ち向かうSDM(特別災害対策本部)メンバーの奮闘物語ですが実在する組織?SDM特別災害対策本部は実在する?モデルが本当にあるのか、架空か原作の内容とともにご紹介します。

目次

SDM特別災害対策本部は実在する?ブルーモーメントで架空の組織?

ドラマ「ブルーモーメント」のストーリーは?

ドラマ「ブルーモーメント」は、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かうSDM(特別災害対策本部)メンバーの奮闘物語。

山Pこと山下智久さん演じる主人公は象研究官を務める主人公・晴原柑九朗(はるはら・かんくろう)。

山下智久さんがフジテレビの主演を務めるのは、月9ドラマ「コードブルー」以来の約7年ぶりということで、大きな注目を集めているドラマです。

以下の記事で、ドラマのあらすじネタバレなどご紹介しています。

【ブルーモーメント】ネタバレ結末!本田翼【園部灯】の死の真相とは?

以下は1話のストーリーです。

晴原柑九朗(山下智久)は、”ハルカン”の愛称で報道番組のお天気コーナーに出演する、気象庁気象研究所の研究官。彼の研究室に雲田彩(出口夏希)が派遣としてやってきた。

晴原は、お天気コーナーの時の爽やかな笑顔とは裏腹に、初対面の雲田に辛辣(しんらつ)な態度を取り、クビにしようとする。しかし、対する雲田も海外仕込みの負けん気を発揮し反論し、晴原を驚かせる。

そんな中、気象災害から人命を守るために、階級・年齢に関係なく能力本位のエキスパートで集められた部隊SDM(特別災害対策本部)の設置がマスコミへ発表される。そしてその要となる気象班統括責任者が晴原で、雲田はその助手として晴原の上司・上野香澄(平岩紙)によって採用されたことを知る。

マスコミ発表の翌日、福島県北部で急激な悪天候のため、雪崩に巻き込まれ10名が遭難したとの情報が入る。晴原は迷いなくSDM出動の判断をし、現場へ急行。さらに、雲田も上野の命令で共に現場へ向かう。しかしSDMは試験運用中の為、大きなミスが起きれば正式運用が見送られるというリスクを抱えてのものだった。

現場に到着した2人は、SDMメンバーで消防班責任者の佐竹尚人(音尾琢真)、消防士長・園部優吾(水上恒司)、ドライバー兼料理人の丸山ひかる(仁村紗和)、情報班の山形広暉(岡部大)と、要救助者の捜索と避難指示にあたる。晴原の『命を諦めたくない』という強い想いに圧倒される雲田は、彼の厳しさもその裏返しなのだと知る。そして、その想いの裏には5年前の忘れられない大きな悲しみが…。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/blue-moment/story/story01.html

初回は福島県で雪崩に巻き込まれて10名が遭難する展開で試験運用中のSDMが出動します。

遭難した救助者たちの命を救うことができるのでしょうか?

そしてドラマ「ブルーモーメント」は『COMIC BRIDGE』(KADOKAWA)で連載されていた小沢かなさんの同名漫画が原作になっています。

1巻から3巻が発売されていて、完結しています。

小沢かなさんは、デビュー漫画作品が映画化された漫画家さんです。

SDM特別災害対策本部は実在のモデルがある?架空の組織?

ドラマ「ブルーモーメント」は階級・年齢に関係なく能力本位のエキスパートで集められた部隊・SDM(特別災害対策本部)の物語です。

1話では「試験運用中の為、大きなミスが起きれば正式運用が見送られる」という厳しい状況であることがわかっているSDMですが、実在する組織なのか、モデルとなる組織があるのか?気になりますよね?

おそらく皆さん聞いたことがないと思います。

そう、SDMは実在しない、架空の組織、なんです。

制作発表時に、架空の組織であることが明言されています。

引用元:引用サイト

SDMの車両は実在した!?

ドラマ「ブルーモーメント」1話では災害現場でSDMメンバーの本部となったSDM専用指揮車両が登場し話題になっていました。

日曜劇場「東京MER」で出動した車両に似てる!!と。

SDMメンバーの丸山ひかる(仁村紗和)が「トランスフォーム!」とボタンを押すと、2台の車の側面から小屋がせり出して変形。あっという間に災害現場に対策本部が設置された。

引用元:引用サイト

この車両は、国土交通省の災害対策用車両であることが、国土交通省の関東技術事務所のSNS配信で判明しています。

しかも、ドラマに登場した「トランスフォーム」もするそうです。

SDMは残念ながら存在しませんが、使用されている車両は実際の災害現場で対策本部車として使用されていたんですね。


そんな本当にあったら心強いのですが、実際にはない組織・SDM。

そんなSDMですが、1話のストーリーでも試験運用中でミスが起きれば・・・となかなか運用が大変そうなことがわかっていますが、原作漫画でもその運用の難しさが描かれています。

以降でその一部をご紹介します。

SDM特別災害対策本部のネタバレ!周囲の理解を得るのに困難

主人公の晴原柑九朗(山下智久)は、自分の大切な人を、災害で亡くしていることから、同じようなことを起こしたくないと、災害が起きそうな場所を見つけては飛んでいきます。

そして危険な状況であることがわかると、役所の職員、市長などに、避難指示を出すように要請。

しかし、避難指示を出して、大がかりな避難が行われた後に、全く何も起きないことを危惧する市町村。

災害が起きる確率などを聞いて、拒否されたりすることも。最終的に避難指示を出すにしても、指示を出すタイミングが1分、1秒遅れただけで、間に合わないで人が死亡することもあり、なるべく早くの避難させることが大事です。

漫画でも、市町村とのやりとりで避難指示まで、少し時間があってしまったことで、1人の命が助からずに後悔する晴原の姿が描かれていました。

実際に過去にそういうことがあった場合、おそらく避難した人たちから、ヒドイ苦情が入ったりするんだと思いますので、市町村側の責任ではないかもしれません。

SDMは実在しませんが、こういった災害で避難指示を出したりする市町村では、いろいろな判断に苦悩しているのかな?ということが想像できます。

そんな人々を、必死に説得して、人を助けるために、奮闘する晴原、そしてSDMのメンバーたちが原作漫画で描かれています。

ドラマ「ブルーモーメント」のSDMメンバーなどキャスト

キャスト引用元:公式サイト

晴原柑九朗(はるはら かんくろう):山下智久

気象庁気象研究所・予報研究部/気象班チーフ

端正な顔立ちと爽やかな笑顔がトレードマークで報道番組のお天気コーナーにも出演するかたわら、気象災害から人命を守るために活動するSDM気象班チーフとして災害現場で奮闘する。
気象学の天才で、持ち前の頭脳と現場で感じた生の天気から膨大な気象情報を多角的に考察することができ、人命がかかる緊迫した状況でも一手先を読む力を持ち合わせている。
一方で、毒舌のため周囲からたびたび反感を買ってしまうことも…。
彼の人命救助に対する熱い志や真っすぐな姿勢はやがて仲間の彼に対する見方を変え、共感を得た者たちと共に唯一無二の最強SDMチームを作り上げる。
そんな彼が“気象学で命を救う”ことを志した理由、それは最愛の人の死だった。
そしてそこには彼がずっと追い続けている謎があって…。

雲田彩(くもた あや):出口夏希

気象庁気象研究所・予報研究部助手

帰国子女で中国語が堪能。仕事はできるが、思ったことをズケズケ言ってしまう性格のため前職を退職することに…。そんな中、気象庁気象研究所・予報研究部部長の上野香澄が出した求人募集を見つけ、晴原の元へやってくる。
あまりの気象素人っぷりとハッキリものを言う姿勢に最初晴原は拒絶するが、名前に“雲”がついているのが良いという理由で仮採用され、助手としてSDMに配属となる。
今まで転職を繰り返していた素人の彼女は懸命に食らいついていくが、なぜそこまでSDMで頑張れるのか、そこには彼女自身が抱えている秘密に理由があった。

園部優吾(そのべ ゆうご):水上恒司

東京消防庁・消防救助機動隊

優秀なレスキュー隊員で、晴原の亡き婚約者のいとこ。
父の実家は衆議院議員を代々輩出する名家のため、何不自由なく育ってきた。
中学生の頃に山岳部で登山した際に遭難し、その際にレスキュー隊員の佐竹尚人に救われたことでレスキュー隊員に憧れ、志願する。佐竹がSDM消防班統括責任者に選ばれ、部下である優吾も参加することに。
過激な進め方をする晴原と度々対立することがある。
さらに、優吾にとって晴原の亡き婚約者は姉のような存在で強く憧れていたため、彼女と婚約した晴原に強い対抗心を抱いている。

汐見早霧(しおみ さぎり):夏帆

医師(脳外科医)

若くして神の腕を持つも、病院内で起きたある出来事をきっかけにメスを握れなくなってしまった天才脳外科医。
神の腕を失った結果、総合診療科への異動を命じられてしまったが、高難度の手術で命を救うことが自分の存在価値だと思ってきた彼女は、まだ現実を受け止めきれていなかった。
病院でも居場所がなかった彼女は、専属の医師を必要としていたSDMに派遣される。
災害医療にモチベーションが湧かない彼女だったが、天候を読み人々を救おうと奮闘する晴原たちの様子を目の当たりにし、気持ちにも変化が訪れる。

丸山ひかる(まるやま ひかる):仁村紗和

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対策本部車ドライバー兼料理人

SDMが指揮を執る場所が決まると指揮車両を運転してくるのだが、一刻も早く場所を整えるためか少々運転が荒く、車酔いしてしまう人もしばしば。
一方で、チームSDMのために温かくておいしい食事を作り、彼らへのケアは一切怠らない。
そんな彼女の普段の明るさからは一切感じさせないが、家族を災害で亡くした経験から、SDMへの参加を志願したという背景がある。

山形広暉(やまがた ひろき):岡部大(ハナコ)

国土地理院官僚/情報班チーフ

超がつくほどの地理オタク。
日本で唯一の国家地図作成機関である国土地理院で働く夢を抱いて入庁したが、気象研究所・予報研究部部長の上野香澄から熱烈な推薦を受け、半ば強制的にSDMのメンバーへ選出される。
地理に関する膨大な知識から晴原らを全面バックアップする。

佐竹尚人(さたけ なおと):音尾琢真

東京消防庁・消防救助機動部隊長/消防班統括責任者

試験運用中で寄せ集めのSDMにおいても“唯一の希望”と大臣に言わしめるほどのエースレスキュー隊員。
優吾の上司でもあり、登山中に遭難した中学2年生だった優吾を救助して以来、彼の憧れの存在に。
佐竹は、これまでの経験と実績からレスキュー隊員として“命を懸けても、命は捨てない”という強い信念を徹底して優吾らに教えてきたが、ある出来事が彼を襲い、究極の選択を迫られることに…。

上野香澄(うえの かすみ):平岩紙

気象庁気象研究所・予報研究部部長

晴原の上司であり、雲田を彼の助手に推薦した張本人。
SDMでは、本部が置かれる霞ヶ関で大臣と晴原らSDM現場チームをつなぐことに徹している。
また、上野と晴原の関係は長く、晴原の亡き婚約者は大学時代の後輩で、姉妹のように仲がよく、彼女を通じて知り合った。そのため、上野は晴原にとって頭が上がらない存在に。

立花藍(たちばな あい):真矢ミキ

総務省・総務大臣

既存組織を否定する形になるSDMに対して慎重派であり、SDM推進派の特命担当大臣・園部肇一と対立している。
特に、SDMチームが適材適所に人材が全て揃っていないまま活動を始めていることを鋭く追及している。
しかし、SDMに対して彼らに希望も感じている一面も。
彼女がここまでSDMに固執するのには、晴原の亡き婚約者の存在が関係していて…。

園部肇一(そのべ けいいち):舘ひろし

内閣府・特命担当大臣(防災担当)

重要閣僚も務めたことがある有力な衆議院議員。
あることをきっかけにSDM創設に力を入れ、足かけ5年ほどかけて晴原ら精鋭を集め試験運用を開始する。現場の最前線で奮闘する晴原や、優吾らSDMメンバーとは異なり、霞ヶ関から彼らを全面的にバックアップしている。
SDM慎重派の立花藍からは、チームのあり方について追及されている。
なぜ、園部はSDMを創設することになったのか。そこには、彼が晴原と共に追い続けている謎と関係があった。

引用元:公式サイト

園部灯(そのべ あかり):本田翼

気象庁気象研究所・研究官

今は亡き晴原の婚約者で、特命担当大臣(防災担当)・園部肇一の一人娘。
気象研究所の研究官として邁進する傍ら、自然災害の多い日本において、行政の枠組みや既存組織にとらわれず迅速に判断を下すための組織を立ち上げる夢を叶えるため日々奮闘していた。
気象学で自然災害に立ち向かう組織には、卓越した数学脳で天気を解析できる人間が必要不可欠だったため、晴原を気象学の世界に勧誘する。
大雨が降りしきるある日、大きな災害が発生する場所を突き止めた晴原と灯は、人的被害の拡大を防ぐためそれぞれの職場へ向かうのだが…。

引用元:公式サイト

 

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