【家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった】ネタバレ!原作あらすじキャスト脚本家まとめ

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NHK総合のドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」車椅子の母親やダウン症の弟など主人公の家族との交流を描いた物語ですが原作やネタバレとは?「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」の原作やあらすじネタバレ脚本家、キャストをご紹介します。

目次

【家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった】の原作は岸田奈美の自伝!

2023年にNHK BSプレミアム・NHK BS4Kで放送されたドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」が地上波NHK総合で再放送されます。突然車椅子ユーザーになった母親やダウン症の弟など、主人公の家族との交流を描いた作品です。このドラマの原作やネタバレは?あらすじや脚本家、キャストについてまとめました。

原作は岸田奈美

「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」は作家、岸田奈美(きしだなみ)」さんの自伝的エッセイが原作です。

岸田奈美さんは神戸出身で32歳。テレビのコメンテーターとしてもおなじみですね。「スッキリ」「newsおかえり」などにご出演されていました。

関西大学出身で、在学中から株式会社ミライロの創業メンバーとして加入され、広報部長を務めました。

2019年に公開したnoteの記事が大きな話題となり、閲覧数は100万回を超え、翌年から作家として独立されています。

2020年に初の著書「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」を出版。発売翌日に重版となり、一時は入手困難に!

2021年のnoteの記事「全財産を使って外車買ったら、えらいことになった」がグランプリと部門賞を授賞!

これまでの著書がこちらです。

『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』小学館、2020年9月23日
『もうあかんわ日記』ライツ社、2021年5月31日
『傘のさし方がわからない』小学館、2021年10月15日
『飽きっぽいから、愛っぽい』講談社、2023年3月22日
『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった +かきたし』小学館文庫、2023年4月6日
『国道沿いで、だいじょうぶ100回』小学館、2024年5月29日

【原作 岸田奈美さん コメント】

むちゃくちゃ嬉しいです。しんどいことが次々に起きた31年間を生きてこられたのは、家族やまわりの人たちのおかげです。その人たちが、ドラマを作るための取材を受けてくれました。懐かしさを味わい、急に引き出された話にどよめき、びっくりするほど幸せな時間でした。わたしの知らない記憶を、気づかない優しさを、遠ざかっていた大切な人たちを、繋ぎなおしてくれる絆のようなドラマです。どうか一緒に、楽しんで観てください。

引用元 NHK

脚本家

「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」脚本家は3名。

市之瀬浩子

ドラマ「大豆田とわ子を知らない三人の男たち」などを手掛けています。

コメント

読むと幸福感でいっぱいになる原作を書いた岸田奈美さんは、その渦中で、どんな景色を見てきたのか。そこを出発点に、原作の世界に浸りながら、時に笑える文章に潜む本心を探りながら、ご本人とたくさんの方にお話を伺い、想像して、物語ができていきました。楽しんで頂けると、うれしいです。

鈴木史子

ドラマ「それでも愛を誓いますか」「鉄オタ道子、2万キロ」などを手掛けています。

大九明子

映画「勝手にふるえてろ」、ドラマ「シジュウカラ」「初情事まであと1時間」など。今回は演出も手掛けています。

コメント

この度ついに、『家族』という底なし沼のような題材を描くこととなりました。普通の家族なんてものは存在しないのではないでしょうか。どの家族も、ちゃんと面倒で、ちゃんと特別なのだと思います。そんな、とある特別な一家の、一見、波乱万丈な数年間を、原作の姿勢に倣い、死に物狂いで笑って駆け抜けたいと思います。

2023年の放送

「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」は、NHK BSプレミアム・NHK BS4Kの「プレミアムドラマ」枠で、2023年5月14日から同年7月16日まで全10話放送されました。

岸田奈美さんの同名タイトル、自伝的エッセイをもとに、エッセイの内容の他にも家族や関係者への取材から得たエピソードも盛り込まれています。

1話50分の全10話ですが、今回の地上波再放送では全話45分に短縮されました。

監督、脚本、演出を手掛けた大九明子さんが、時間をかけて再編集しているとのことです。

5分の短縮をどう編集したのか、こちらも見どころですね!

【家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった】あらすじネタバレ最終回まで全話まとめ

1話あらすじネタバレ

七実(河合優実)、ひとみ(坂井真紀)、草太(吉田葵)、耕助(錦戸亮)、芳子(美保純)、家族5人のトゥルーストーリーが開幕!岸本七実は三軍女子で、弟・草太は超マイペース、母・ひとみは心配性で、父・耕助は東京から帰って来ない?友人・環(福地桃子)は達観していて、彼氏・旭は独特の価値観で、そして家族の愛車はボルちゃん?聞いたことがあるような家族の、絶対に見たことがない物語。一体どんな話が始まるの!?

第2話あらすじネタバレ

急病で倒れたひとみ(坂井真紀)は何とか一命をとりとめた!3人の世話をするため、ばあちゃん・芳子(美保純)がやってくる。七実(河合優実)と草太(吉田葵)は病院へ行ってみるものの、元気のないひとみを見ては帰るほかなかった。みんなどうしていいのかわからない。こんな時こそ父・耕助(錦戸亮)がいてくれたらよかったのに。だけど、七実が頑張るしかない。そんな七実が一念発起して始めることとは?猪突猛進、急展開!?

第3話あらすじネタバレ

七実(河合優実)は、パパ・耕助(錦戸亮)も行きたかった大学へ合格した!それぞれが亡くなった耕助への思いを抱えている。ひとみ(坂井真紀)は耕助がいた頃を懐かしみ、思い出のアルバムをめくる。「またいつか旅行行ってみたいな…」そんな言葉を聞いてしまったら、七実はやるしかない。大学の授業もそっちのけで草太(吉田葵)、芳子(美保純)の協力も得ながら、母を喜ばせるため、まい進する。七実が計画した旅行とは!?

第4話あらすじネタバレ

七実(河合優実)、ひとみ(坂井真紀)、草太(吉田葵)が沖縄を満喫して帰って来た!芳子(美保純)も1人の時間を楽しんだようだ。だけど、帰って来た七実は燃え尽きぎみ。気乗りしないまま向かった大学で、学生起業家・首藤颯斗(丸山晴生)と出会う。運命を感じる七実。一方、持ち前の人当たりの良さで病院で大人気のひとみは、ちょっぴり自信喪失。夫・耕助(錦戸亮)や草太との思い出を振り返る。さあ今週の岸本家は!

第5話あらすじネタバレ

七実(河合優実)とひとみ(坂井真紀)は、プレゼンを成功させ、新しい一歩を踏み出した!ひとみはアドバイザー兼カウンセラーとして活躍、一方の七実は失敗続きで謝罪の連続。それでも奇跡を起こすと会社で期待されていた。七実が送った企画書により、全国放送で取り上げられ、湧き立つ一同。肝心の七実は、耕助(錦戸亮)の元同僚との約束も忘れて、絶賛迷走中。またまた失敗続きで、大丈夫と言い聞かせるけど、本当に大丈夫!?

第6話あらすじネタバレ

七実(河合優実)は会社へ行けなくなってしまった…。家族も環(福地桃子)もみんな心配。だけど七実は素直になれず、みんなの好意にそっぽを向ける。そんな時はそう、草太(吉田葵)の出番。元気づけようと七実を遊園地に連れ出して、道中色々起きる。けれど、頼りになるのが弟・草太。その姿に七実も驚いて、次第に心がほぐれていく。草太はこのまま遊園地で、七実の元気を取り戻せるのか。七実、完全復活!?

第7話あらすじネタバレ

七実(河合優実)は作家になり東京で活躍していた!小野寺(林遣都)、二階堂(古舘寛治)、末永繭(山田真歩)など頼りになる面々が七実を支え、ひとみも草太もそれぞれ働き、家族は順調、七実は絶好調。だけど母から寝込んでいるとの電話。帰ってみると家の中はぐちゃぐちゃ、芳子(美保純)は要領を得ず、草太(吉田葵)は隠れ肥満?環(福地桃子)ともしっくり行かず…。またまた岸本家に大試練?七実はどう立ち向かうの!?

第8話あらすじネタバレ

母・ひとみ(坂井真紀)の手術は無事成功した!小野寺(林遣都)たち仕事仲間にも支えられ、七実(河合優実)は一安心。しかし、芳子(美保純)の様子がおかしい。芳子は、かつてひとみと暮らしていた大阪の家を訪れていた。芳子の様子が心配な七実も大阪へと向かう。なぜか家に眠るお宝を探すことになる2人。その家と街には若い頃の芳子(臼田あさ美)と夫・茂、ひとみとの思い出が詰まっていた。七実が知る3人の過去とは!?

第9話あらすじネタバレ

七実(河合優実)の家族との日々を綴ったエッセーは大ヒット!ひとみ(坂井真紀)は退院し、認知症の祖母・芳子(美保純)はケアハウスに、草太(吉田葵)の仕事も順調で、岸本家はそれぞれの道を歩み始めていた。二階堂(古舘寛治)の番組で密着取材を受ける岸本家。その最中、家族は草太のある計画を知ることに。母として、大大大心配のひとみ。草太の思いとひとみの思いが交錯し、岸本家は大丈夫!?

第10話(最終回)あらすじネタバレ

七実(河合優実)、ひとみ(坂井真紀)、草太(吉田葵)、耕助(錦戸亮)、芳子(美保純)、5人はずっと家族だ!耕助のお墓参り前夜、集まった家族はそれぞれが思い出を振り返る。現在と過去が入り交じり、お互いの思いが入り交じり、次第にときほぐされ、一つになっていき…。ボルちゃんに乗りこんだ家族はどこまでも行く。物語の最後に5人と1台が行き着く先は?岸本家の物語、ついに完結!最後はやっぱりハッピーエンド!?

あらすじ引用元 NHK

ベンチャー企業家だった父は急逝し、母は突然車いすユーザーに。弟はダウン症、祖母はものわすれの症状が・・・。

岸田さんは、そんな家族をめぐる、「楽しい」や「悲しい」など一言では説明ができない情報過多な日々の出来事を、笑えて泣けて考えさせられて、心がじんわりあたたかくなる自伝的エッセーにしました。

SNSで瞬く間に広がり人気を集めました。

ドラマでは、岸田さんが紡いだエッセーに、ご家族や関係者への取材によるエピソードや、独自の視点での脚色を加えて制作。

個性的な主人公をコミカルに描きながらも、見る人の共感を呼ぶ作風で、岸田奈美さんのエッセンスをどう映像化するのか。どうぞご期待ください!

最終回の結末ネタバレ

「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」2023年に放送されたドラマのラストをご紹介します。

ネタバレですのでご注意ください!

ときは2025年。芳子(美保純)は痴呆症がすすみ、草太( 吉田葵)を耕助(錦戸亮)だと思い込んでいます。

耕助はひとみ(坂井真紀)と結婚するとき、ひとみの陽気な両親と、愉快な会話をしていて、ひとみを1人にはしないと約束していました。

沖縄に家族旅行に行った岸本家。そこでひとみは耕助の幻と再会。お互いに頑張ったとねぎらい、耕助は消えていきました。

七実の前にも耕助の幻が現れます。

「褒められる以外の幸せがわからん」と、仕事に没頭する七実に、康介は「今の七実のままで最高だ。大丈夫」と言います。

七実は大丈夫じゃないから頑張る、と答え耕助に「よく頑張ったな」と言い、頭をなでました。

耕助の目から涙がこぼれます。

「パパに見せたいものがあんねん」

七実は草太と芳子、ひとみを起こし、みんなを外に連れ出します。

そこにはかつて、生活のために手放した、耕助の愛車「ボルちゃん」がありました!

七実は印税でボルボを買い戻したのです。

このボルボで初ドライブに、耕助の墓参りに行くと決めていた七実。そこには耕助の姿も。

その帰り、家族5人を乗せたボルちゃんは、満開の桜のなかを走り抜けていきます。

おわり

【家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった】キャスト出演者

岸本七実(きしもと ななみ)演 – 河合優実

物語の主人公。スクールカースト三軍女子の高校3年生から始まる。

小学生のころからネットの掲示板で「降臨」を期待される存在。2015年に近畿学院大学に入学する。

耕助が倒れる前、話を聞いてくれない耕助に「死んでしまえ」と言ったことを後悔していて、耕助の幻がみえるようになり、そのことを謝罪する。

2019年に『Loupe』の広報としてメンバーに加入。大学創業後も責任者として就職した。

家族のこと書いた文章を、投稿サイトに投稿したところ、一晩で7000いいねを超える反響となり、作家になる決断をする。

岸本ひとみ(きしもと ひとみ)演 – 坂井真紀

七実の母親で旧姓は大川。整体師の見習いをしていたが、2014年に突然大動脈解離で倒れ、その後遺症で下半身不随に。車椅子ユーザーとなる。

車椅子ユーザーであるため、周りの目を気にする生活を続けていてが、カウンセラーに勧められカウンセラーを目指すように。

『Loupe』のアドバイザーとしてメンバーに加わり、『Loupe』のサポートにより車の運転もするようになった。

岸本草太(きしもと そうた)演 – 吉田葵

ダウン症を患っている。2019年に特別支援学校の高等部を卒業し、作業所への就職を希望。

2022年にカフェレストラン『やすみDOKI』で働くようになった。

岸本耕助(きしもと こうすけ)演 – 錦戸亮

七実の父親。七実が中学生のとき、務めていた会社を辞め起業。愛車の赤いボルドーを「ボルちゃん」と呼び、大事にしていた。

2010年に急性心筋梗塞で亡くなる。物語では第1話ですでに亡くなっている。

大川芳子(おおかわ よしこ)演 – 美保純

七実の祖母。大雑把でマイペース。大阪で暮らしていたが、ひとみが倒れたことで、七実たちと同居することに。

2022年から認知症の傾向がみられるようになる。

天ヶ瀬環(あまがせ たまき)演 – 福地桃子

七実の高校の友人。七実と同じ三軍女子。母親がマルチ商法にハマっていることから、あだ名は「マルチ」に。

七実と同じ近畿学院大学に進学し、卒業後は親元を離れ、一人暮らしをしている。

七実のことをいつも気にかけている優しい親友。

陶山克哉(とうやま かつや)演 – 奥野瑛太

ミナト運輸の配送業者。岸本家の区域を担当。

小野寺柊司(おのでら しゅうじ)演 – 林遣都

誰でも自由に作品を投稿できる投稿サイト『ALL WRITE』を一人で立ち上げた。

七実の文才を見出し、作家になることを勧める。

二階堂錠(にかいどう じょう)演 – 古舘寛治

テレビ局『太陽テレビ』のプロデューサー。七実が考案したスマホアプリ「ルーペちゃん」を評価し、テレビ番組で取り上げる。

2022年にも七実の著書『大丈夫じゃない日々、大丈夫な家族』を番組で取り上げた。

末永繭(すえなが まゆ)演 – 山田真歩

十色出版の編集者。七実の心意気に感心し、「先行投資」としてネットメディア『Hope』を立ち上げた友人を紹介する。

東京本社の書籍編集部に異動となった2021年、七実に2作目の出版を依頼する。

キャスト引用元 NHK

 

まとめ

2023年にNHKBSプレミアムで放送されたドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」が、NHK地上波で再放送されます。

原作は岸田奈美さんの自伝的エッセイです。

主演は河合優実さんで、ほかにキャストは坂井真紀さん、錦戸亮さん、美保純さん、片桐はいりさんなどがご出演。

脚本家は市之瀬浩子さん、大九明子さん、鈴木史子さんの3名です。

河合優実さん演じる主人公、七実。幼い時に父親を亡くし、車椅子ユーザーになった母、ダウン症の弟、そして物忘れが多くなった祖母との交流を描いた物語。

放送はNHK総合「ドラマ10」にて、2024年7月9日からです。再放送、どうぞお見逃しなく!

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